「分からないな、どうだったっけ?」という時に見るページです。
だからお気に入りに入れておくと便利かも
この内容は本当にはじめて洋裁をする方のための内容です。
何着か作った方には当てはまらなくなっている内容もあるでしょう?(バイアスとか)
初めてだとものすごく難しいバイアスも、何着か縫った後だと簡単に縫えるようになったりするんですよ!
ミシンもってなくても出来るの?
100年以上前は皆手縫いでした。
無くても縫える。あると早くて丈夫。それだけです。
いきなりワンピース作れる?
いきなり本番でうまくできる人はいません。
料理だって最初はリンゴをむくとか、ご飯を炊くところから始めるでしょう?
服を作る前にまっすぐ縫う練習をしてから始めませんか?
おすすめははぎれで作るハンカチです。
まっすぐ縫う練習になりますし、短時間で作れて、実際に使える物が作れるので達成感もあります。
水を吸う綿生地で作るといいと思いますよ!
服やバッグを作る時は形を絵に描こう
頭の中で思っているものと実際に作ろうとしているものが違う事がよくあります。
本当はギャザースカートなのにフレアスカートだと思い込んでいたりするのは洋裁あるあるです。
型紙を使う場合は直線のものを選ぼう
初めてミシンを使うんですからまっすぐ縫えなくて当たり前です。
まっすぐ縫う試し縫いを兼ねて小さい小物を作るんです。
立体のカーブのあるものは選ばない
まっすぐ縫うのも慣れていないので、カーブのあるものは難しいです。
見た名はかわいいんですけどね待ち針刺すのにちょっとコツがいるのでこれも数着縫ってからがおすすめです。
特に立体的にカーブになっているものは4~5着縫ってから作るのがオススメです。
バイアステープは3~4着先まで待とう!
特にカーブのある物にバイアステープを付けるとほぼ初心者はバイアステープの裏側を失敗します。
バイアスは3~4個何かを作ってミシンに慣れてから選ぼう。
糸を引っ張って作るギャザーも3~4着待とう
ゴムでギャザーを寄せるタイプなら初心者でも大丈夫ですが、糸を引っ張って作るギャザーは高確率で糸を引っ張っている途中で糸を切ってしまいがちなので、少し慣れてからがオススメ
ワンピースは時間がかかるよ
単純に丈が長いものは型紙を写す距離も長いし、布を切る長さも長いし、縫う部分の長さも長いです。
難易度と関係なく時間がかかります。
過去布を切る時点で力尽きてしまった方もいたので、ブラウスとワンピースどうしようかな~と悩んでいたら丈の短い方を先に作るのがオススメです。
型紙は買おう!
一から型紙を作りたいという方がいますが、型紙はなぜそういう形になっているのか?
ゆるみはどれくらい必要なのか、など知識が必要です。
なので洋裁の中で最も難しいものなので、洋裁に慣れるまでは型紙のいらない物か、市販の本や型紙を使ってください。
リメイクは難易度超難です
もったいないから持っている服を新しい服にリメイクしよう。
これ難易度5段階の★★★★★5の一番難しい作業なんです。
まず縫ってある物をほどくのは、縫う時間の3倍はかかります。
ほどいてもすでに服の形に切ってあるので使いたい型紙よりほどいた生地が小さくて生地に型紙が収まらなかったりします。
すると型紙を分割する必要があったりするのですが、1着分の洋服に、型紙が入らないからとずらしたりしていたら、1着分取れると思いますか?
生地が足りませんよね。
また袖を入れ替えるにしても、AとBのそでの穴の大きさが同じとは限りません。
長さが合わず無理やり伸ばしたり縮めたりしてつけないといけない場合もあります。
その場合どこをどれくらいすればいいか分かりますか?
リメイクは一から作るよりもさらに難易度が高いんです。
つまりリメイクしている人って知識も技術もあるすごい人なんです。
すごい人だからすごい事をさも簡単にやってるように見えるんです。
なので洋服を解いて、素材として小さな小物を作るのであればよいのですが、1着の服を別の洋服にリメイクするのはとても難しい事だと理解してから挑まれるといいと思います。
布を買うのは型紙を用意してから!
どの服がどれくらいの量布がいるか分からないですよね?
本や型紙にはだいたい量が書いてあったり、うちの場合丈とか改造する前提なので1/10サイズの型紙がついています。
それで先に必要な量を確認してから生地屋さんに行かないと、生地屋さんも何m必要ですか?と聞かれても、丈も、型紙の横幅も分からなければ答えに困ってしまうんですよ。
細かい柄や明暗の強い生地は酔うので注意
https://yousai.net/video/tutorial_video/yougara
ギンガムチェックや細い縦や横縞、千鳥格子、細かい花柄など、縫うどころかアイロンをかけるだけで酔ってくる生地があります。
視覚は激しく動いて見えるのに体は動いていない為、脳にズレが起きて酔うらしいです。
酔う生地にあたると、体調的に辛いことになります。
こだわりがなければ避けておくと後悔しないかも。
布ってどれくらい買うの?
半ズボンと長ズボンじゃ丈が違うから必要な布の量は違いますよね。
まずは何を作るか決めましょう。
すると本や説明書にどれくらい必要か書いてあったりするのでそれを参考に買ってください。
本も型紙もない状態で何の知識もないのに布の量は分からないでしょう?
素材が綿麻の場合は水につけよう
綿麻の生地は水に濡れたら5%くらい縮むので、30分水に付けて、濡れてないところがないか確認したらもう30分水に付けます。
1mで5cm位縮む物もあります。
洗濯したら1サイズ小さくなったりすることもあるので、先に縮ませてから切るといいですよ!
ミニチュアを作ろう
いきなり本番に入ると間違えた時大きいのでやり直すのに時間がかかります。
先に1/10か1/3くらいの小さいサイズで紙にかいて、それを切り出しテープで組み立てます。
それを見ながら実物大で作るとどこを縫うのかとか頭に入っているので、難易度が下がります。
手間かかるような気がするかもしれませんが、失敗してほどくのは縫うのの3倍の労力がかかるので絶対に作ったほうが早くなります。
型紙に縫い代がついているかどうか確認しよう!
最近の物は最初から縫い代がついているものが増えましたが、まだ縫い代が別の物もあったりしますので、ついているかどうか確認してください。
ついていない場合柔らかく動く布に測りながら縫い代をつけるより、固い紙の方に縫い代を付けたほうが楽なんです。
糸調子は布2枚重ねで
縫う前に糸調子があっているか確認をします。
2枚の布を縫い合わせるので2枚縫ったときに糸調子が合うようになっています。
1枚だけで縫うと糸調子は合いません。
糸調子が悪い場合
下がぐちゃぐちゃになっていたら上の糸を掛け直す。
したがちょこっとずつ飛び出していたらボビンが逆か、ボビンをひっかける所から外れているのでかけなおす。
端っこだけぐちゃぐちゃになっていたら押さえの下に糸をくぐらせて、押え金を下ろしてから縫ってください。
布の端がボロボロほどけてくる
ほつれ止めをしてください。
ほつれ止め液をつけるか、ミシンのジグザグ縫いをしてく布端が解れないようにします。
布の端っこに試しでアイロンをかけよう!
ナイロンなど化繊は温度によって縮んだり色が変わったりします。
サッカー生地など表面がポコポコと立体にになった生地はアイロンをかけると風合いが消える場合があるので、必ずテストしてください。
針が折れた!ミシンが壊れた!?
針はシャーペンの芯と同じで消耗品です。
焦らず新しいものに交換してくださいね。