最初は何からしたらいいの?
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市販の本や型紙を使ってそのまま作る場合はいらないんだけど、自分でデザインをしたい人は自分の作りたい方向性を決めたり、コスプレの場合、後に模様が!とか脇にポケットが!!とかあるので、そのまま作らない場合はまず何をおいても優先してあつめてください。
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デザイン画を書く
洋裁に慣れていない場合、頭の中で思っている形と実際に作りたい形が違うということが時折起こります。
自分にわかればいいのでざっくりしたものでOKです。
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型紙を用意する
布の上において写せば洋服の部品が作れる実物大の設計図
それが型紙です。
型紙が適当だと、着られなかったり、長さが合わずに縫うのに難儀したりと、この後の作業が大変な事になります。
服を作る上での重要な基礎部分となりますので、初心者の方はまずは市販の本か、型紙をお使いになるのが良いと思います。
布の量を計算する
型紙より先に布を買おうとすると布の量が分からないので、先に型紙を用意してください。
特にワンピースやフレアスカート等、丈が長くなればなるほど横幅も広くなるので、丈をかえるだけで必要な布の量や、幅が大きく異なる場合があります。
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布を買う
ハマってくると今買わないと次もう買えないかもしれないと、特に目的もなく先に布を買って在庫が山のようになるのが洋裁あるあるなのです。
特に目的もなく買った生地は、服を作るには微妙に足りなかったり、そもそもインテリア用で、洗濯に適していない生地だったりする場合もあります。
あと柄単体で見てかわいくても、洋服にすると合わせるズボンやスカートがないとか、かわいいけど自分で着る?これ…という洋服には適さない柄だったりして結局使い道がなくてしまい込んだままというのもあるあるです。
なので、布は基本先に作るものを決めてから選ぶといいです。
この時ボタンや接着芯などの素材も一緒に買いに行くと効率が良いですね。
コスプレの場合はバッグなどにたたんで入れて移動すると思うので、ポリエステルなど化繊の生地を選ぶと良いです。
なおポリエステルの生地を取り扱っている、町の生地屋さんは少ないです。
地域によっては通販がメインになると思いますので、早めにサンプルを取り寄せておくといいと思います。
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水通し 地直し
綿麻は水に濡れると大きく縮む場合があります。
なので先に縮ませてから布を切らないと、洗濯したらピチピチになった!という事も起こりかねません。
綿、麻はバケツでも洗面器でもいいので水をためて30分水につけ、内側まで水をしみこませるためにたたみなおして30分水につけてください。
化繊は縮まないので水につける作業は不要です。
絹、アセテートは水によって光沢がなくなるので、不要です。
ウールは摩擦でどんどん小さくなるので、こちらも水通しは不要で、霧吹きなどで湿気を含ませる程度でよいです。
地直しというのはゆがんだ生地の縦横の糸を後で型崩れしないように直角に交わるように整えることです。
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接着芯を貼る
接着芯は貼ると若干縮みます。
そのため接着芯を貼って縮んだ後に形を写します。
先に切って後に芯を貼ると小さくなって縫い合わせの時長さが合わなくりますよ。
洋裁初心者が一番ケチって省略するのが接着芯ですが、芯を貼ると、
・形がはっきりして見栄えが良くなる
・補強として貼るとボタンの穴が破れにくくなる
・シワになりにくくなる
という理由があって貼る必要があるものです。
完成した後に貼らなかったことを後悔することになる重要な材料なんです。
接着芯は後から貼るのが非常に難しいので、必ず布を切る前に貼ってください。
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型紙を布に写す
型紙を布の上に置いて形を写す作業です。
型紙に書かれた短い線などは縫うときに大事な位置合わせの印だったり、折り畳みの印だったりするので忘れずに写します。
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布を切る
型紙から写した線を切ります。
慣れていない人は2枚重ねて切るとずれやすいので、1枚ずつ切るのがおすすめです。
人間の体は左右対称なので2枚と書かれた部品は2枚目は型紙をひっくり返して左右対称になるように切ってください。
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縫う
ほつれ止めをして、組み立てます。
経験のない方はこれが一番大変だと思っているかもしれませんが、一番楽しくあっという間に過ぎる工程です。
ミシンがないと洋服が作れないと思っている方も多いようですが、ミシンが普及したのはここ100年くらいで、それ以前は王様の服もお姫様の服も手縫いで作られていたんですよ
アイロンをかける
仕上げのアイロンです。
シワを取るだけではなく、縫い代を折って安定させることで、シルエットがしっかり出て仕上がりが良くなります。
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洋服の作り方フローチャート
上記の手順を手元に置きたい方の為に、印刷できるフローチャートもあります