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作れる服の幅が一気に広がる原型を使った型紙の作り方洋裁初心者のための基礎講座4-3

原型の使い方(型紙の書き方)

うさこ
もっと色んな種類の洋服を作りたい!
もう少し自分サイズの型紙を作りたい。
という時に便利なのが、原型を使った型紙づくりです

原型の使い方(型紙の書き方)

原型の使い方(型紙の書き方)

紙に原型という型紙の基準になる形を写して、その原型の周りに、本に書かれた数値をもとに余裕を入れたり、細くしたりして使います。

【おさいほう】ダーツの切り替えをパネルラインにする
つながった一枚の服の型紙をダーツではなく切り替えにする方法です

原型は本に書かれた通り自分で作ってもいいですし、販売された原型を使ってもよいです。

文化式原型をダウンロードする

原型を使った製図は、本には数多くのデザインが載っているので1点当たりの価格は一番低いです。

 
原型は同じサイズを作るならば一度作れば何度も使えるため、毎回作り直す必要はない。
うさこ

原型を紙に写します
いきなり実寸大で作るのではなく、1/10サイズで練習するのがおすすめです。
※作図は、こんな感じの流れで書いていくよという一例です。

どこから書くというルールはないです
自分の書きやすいところから書けば良いです

原型の使い方(型紙の書き方)

原型の使い方(型紙の書き方)

前中心を延長する。
原型の横の縦線はボタンを付けるための重なり分。
原型の使い方(型紙の書き方)


首の所は数値分内側に線を引いて首まわりを広くするという意味。

原型の使い方(型紙の書き方)


肩の所の数値は1㎝上にあげて0.5㎝肩幅を広げる。
うさこ
こんな感じに書かれてる数値分移動させたり、延長したりして型紙を作っていきます

原型の使い方(型紙の書き方)
脇の所は原型の胸の横線を延長してゆるみを入れる。
原型の使い方(型紙の書き方)
脇の縦線はすそとかに数値が書かれていなければ、基本横の線に対し直角に線を引く。
原型の使い方(型紙の書き方)
ウエストの基準線を引く。
原型の使い方(型紙の書き方)
その下に書かれた数値分平行にすそ線を引く。
原型の使い方(型紙の書き方)
そでのカーブの位置の印をつけ、ダーツもしくは型紙を立体にするための線を引く。
原型の使い方(型紙の書き方)
ウエストの所の値分内側に印をつけ、ウエストを細くする。
原型の使い方(型紙の書き方)
そでのカーブを引き直す。
原型の使い方(型紙の書き方)
このデザインは切り替え線があるので、肩から数値通りの所に印をつける。
原型の使い方(型紙の書き方)
ウエストも数値通り印をつけて切り替え線を引く。

原型の使い方(型紙の書き方)


ダーツの中心に印をつける。

原型の使い方(型紙の書き方)


すそも同じ位置に印をつける。

原型の使い方(型紙の書き方)


印を結ぶ。

原型の使い方(型紙の書き方)


縦線の両端に1㎝印をつけ、交差するように線を引く。
原型の使い方(型紙の書き方)
うさこ
ヒップに合わせてすそを広くしているんですね

原型の使い方(型紙の書き方)

原型の使い方(型紙の書き方)
胸は原型のバストポイントに向かって線を引く。

原型の使い方(型紙の書き方)


数値分下がった所から縦の切り替えの所で交わらせる。
型紙によってはここをたたんだり、ダーツにしたりする。

原型の使い方(型紙の書き方)

原型の使い方(型紙の書き方)
デザインによってダーツの位置が異なるが、基本バストポイントに向かって線を引く。
うさこ
あとは同じように実物大で書けば型紙になります
製図って聞くとすごく難しく感じるかもしれませんが
書かれた数字通り伸ばしたりつなげたりするだけなんですよ~
型紙の扱いに慣れたらぜひ挑戦してみてね!
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