型紙通り改造せず作る場合
市販の本や型紙を使ってそのまま作る場合は資料は必要ありません。
本やパッケージに完成写真が載っていますし、説明通りに作れば写真通りに仕上がります。
ただ持っている服に合うように色を組み合わせたいという時とかは持っている服と同じような色のコーディネートを参考にするとイメージしやすいです。
何も考えずに布だけ買うと、あわせる服がないので結局着る機会がないというケースもあるんですよね。
だから持っている服に合う「配色の参考資料」があると生地も選びやすいですよね。
参考の仕方
画像検索でスカートとかブラウスとか合わせたいもので検索します
検索ではツールで色を絞り込めます。
これで表示された中から自分の持っている服と近い色の物を参考に布を選べば、センスがなくても着回しができるお洋服が作れますよ!
無難な色の組み合わせのサンプルのページもあります
オリジナルのデザインの服を作りたい場合
オリジナルのデザインをどうやったらいいかわからない方も多いと思います。
この場合自分の好きな、作りたい方向のいろんなデザインを集めて眺めるとよいです。
どういうものが自分の心を揺さぶるのか、わずかな知識で見極めるのは非常に難しいです。
だから、美しいもの、人気のあるもの、長く愛されるものを観察することで、このシルエットなら、この比率が美しいとか、この配色にすると印象に残るとか判断ができるようになるのです。
また上半身と下半身の割合が1:2や1:1だとバランスがいいよとか白黒灰色は彩度がないのでどの色にも合わせやすいとか、デザインのルールを知っているとより自分の中のイメージの具現化がしやすくなると思います。
コスプレ衣装の場合
引用元 ジュエルセイバーFREE
資料を集めず作り始めると、あとで背中にに模様があった!とか
別のシーンで脇にポケットがあった!!!
とかあるので、コスプレ衣装を作る場合は、一番に出来るだけ多くあつめてください。
形が分からないものは作れません。
特に2次元の衣装は予想外の所に模様があったり、ラインが入っていたりします。
最低でも前、横、後の画像を集めておくともれがなくて済みます。
あとシーンによってすその広がりや服の丈が変わったりすることが良くあります。
どのシルエットで作ると実際に3次元で着た時に美しいのか、情報が多いほど再現の精度や、センスを高めるのに役立つので資料を集めるのは重要なんですよ。