製図の仕方図解
何着か洋服を作って型紙の使い方が分かったら、本を参考に型紙を書く、製図に挑戦してみてください。
製図は洋裁の本に多くのデザインが掲載されています。
1冊購入すればたくさんのデザインの洋服を作れます。
透かして写す型紙と違うので、ハトロン紙を使わないとけないわけではないので、使用済みのカレンダーや模造紙でも問題ありません。
新聞紙を使う方もいらっしゃいますね。
製図は必ずこうという書く順番はありません。
描きやすい所から書いてください。
描き方
最初に引く縦横の線は、あとで縫い代を付けるために紙の端から縫い代用に2cmほどあけておく。
「わ」で取る印のある製図は縦線の所は縫い代がないので、すきまを開けなくてもよい。
本に書かれた数値の所に印をつける。
8、11というのは、この作図の場合左端から右に8cm、その隣11cm右の所に印をつけるという意味です。
縦は8と23㎝の所だけそれぞれ左上の角から測る。
17、30cmはそれぞれ前の数値の端から印をつけます。
上の11cmの端から直角に下へ2.5cm線を引く。
物大は大きく、定規は細いので正確に垂直の線を引きにくい。
横線を描く時は上から23、.17、30㎝と反対側の線の端と同じ幅で縦に印をつけておいたほうがゆがみが少ない。
それぞれ同じ高さの印をつなぐ。
胸の幅の数値分横に印をつける。
胸からすそまで縦に補助線を引く。
だいたいこういう縦線は直角に真下に引く。
上の8cmの端から斜めに肩線を引く。
肩から脇に向け補助線を引く。
下から6cm直角に4.5cm測って補助線を引く
4.5cmの所を通るそでのカーブを描く
ウエストの脇から2cm内側に印をつける
斜めに線を引いてくびれを作る
首のカーブをかく。
縫い代を付ける。
こんな感じで最初に小さいものを書いて、あとで実物大を書くと、実寸大は失敗も少なく効率よく型紙が作れます。
うさこ
大きいので書き間違えると消すのも面倒ですよね。
小さいほうなら間違えてもすぐにやり直しができます。
二度手間と思うかもしれませんが、慣れるまでは一度小さい製図を書いてから実物大を書く方が早かったりしますよ
小さいほうなら間違えてもすぐにやり直しができます。
二度手間と思うかもしれませんが、慣れるまでは一度小さい製図を書いてから実物大を書く方が早かったりしますよ