サーキュラースカートとも言います。
ギャザーを寄せないタイプです
↓出来上がった型紙が欲しい方はこちら↓
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布の切り方
全円の場合は、図のようにわとかかれたところを布の折山に合わせて切ると、右の図のようにに扇形の生地が簡単に取れます。
全円の場合2枚切る。
(180度にする場合は1枚、540度の場合は3枚切る)
ベルトは1枚切る。
縫う前の下準備
接着芯を貼る
ウエストベルトの裏全体に接着芯を貼っておくのを忘れずに。
先に型紙より大きめに
芯がないとヘロヘロした仕上がりになるよ。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽です。
画像の色の説明
縫い方
脇
全円の場合は2枚を表側が内側になる用に重ねて、てファスナーが付くほうの脇を先に縫う。
ファスナーが付くので「あきどまり」と指示のあるところまで縫う。
布の縫い合わせ方
まっすぐ縫う方法
ファスナー
スカートを表同士が内側になるように重ねる。
ファスナーをつける位置から下を1.5cm幅で縫う。
ファスナーのつけ方はここ
反対の脇を縫う。
ウエストベルト
縫い方は色々あるので自分の理解しやすいほうを選んで縫う。
必ず印をつける。
特にウエストのカーブの所は出来上がり線より縫い代の端の長さが短いので、縫い代を合わせると長さが合いません。
ウエストとベルトの印を合わせて必ず印から待ち針を刺して、そのあとに中間を止めるようにしていくとズレません。
この時待ち針を刺すのは出来上がり線の上(縫い代が1㎝幅の場合1cm内側)を1mm位すくって止める。
【重要】刺す幅が広くなればなるほど縫いにくさが上がります!
スカートの表側にベルトの裏を上にして重ねる。
前身頃側はベルトの端を1cm(縫い代分)後ろ身頃側はカギホックをつけるための重なり分がいるので4cmはみ出すように重ねて縫う。
ベルトの両端1cmを裏へ折る。
ウエストベルトの縫い方奥側
ベルトをひっくりかえす。
端から0.5cmのところ縫ってベルトを固定する。
かぎホック(前カン)
外側に重なる方にフックのほうをつける。
ファスナーをしめてフックを反対側に当てて、Iをつける位置に印をつける。
印をつけた所にIの金具をつける。
カギホックとかをつけるときは
一度引き締めるときに出来る輪っかにくぐらせると
綺麗に丈夫に縫い付けられるよ pic.twitter.com/D0ts6kWhiw— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2017年9月29日
すその補正
人間の体は筒状ではなく前後と横でカーブのラインが異なります。
また体型(肉付き)・姿勢によっても変わります。
全円そのままだと左の図のようにすそがそろいません。
気にならなければいいのですが、右側のようにそろえたい場合は調整が必要です
調整と言っても簡単です。
スカートをはき、床から同じ高さの所(出来上がり線ではなく縫い代をつけたところ)に印をつける。
印をつけたら、余分を切り、ほつれ止めをする。
すそ
裏側のすそから4cmの所に補助線を引く。
4㎝の所に端を合わせて折ると2cmできれいに折れる。
1.5㎝の所を縫う。
↓よりきれいにすそを縫う方法はこちら↓
すそを手縫いしてもよいです。
ただしフレアスカートは丈が長いので手縫いは大変かもしれません。
完成!
フリルやレースをつけても可愛いですね!
シルエットについて
スカートのボリュームは半円とか全円とかではなく、下にはくパニエに左右されます。
半円(180度)から全円(360度)→それ以上(520度)等
弧が大きくなればなるほどヒダが増えると思ってください。
ただしヨーロッパのお姫様のような腰から大きく広がったおわんをひっくり返したようなデザインだと、半円だとボリュームが足りないのでご注意ください。
作る前に↓ここにミニチュア模型がダウンロードできるのでどうぞ
改造の仕方
↓裾(すそ)を不規則にしたい場合。
全円のウエストゴムの型紙をベースに
青線が全円スカートの元の線
赤の線が改造案
※図は前半分だけの型紙の図です
すその一番高い所と低い所の差を決めて、2で割る。=X
元の裾の線を基準にX分内外に蛇行した線を引く
縫い代をつける。
すそをイレギュラーにしたい場合
円の中心を基点に作りたい角の倍の数で等分割する
作りたい丈=Aで半円スカートの型紙を用意し、すそ線に対し平行にBの長さの線を引いてください。
補助線とAとBの線が交わった所を通って線を引いてください。
縫い代をつける。
切り取ったスカートの型紙に新しい紙を重ねる。
脇とすその線を写してください。
凹んだ角より2cm以上、上に線を引いて見返しを作る。
全円の場合前と後で1セットなので2枚ずつ切る。
この型紙で作りました
全円スカートの型紙 ファスナー、ゴム両方作れます
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いるもの
□ 表生地
□ コンシールファスナー20cm程度のもの
□ 接着芯 10cmくらい
□ カギホック1個
□ 生地にあった色の糸
オススメの生地
化繊なので綿ツイルに比べて軽くしわになりにくいです。
張りがあります、パニエを下にはいて広げたい場合に向いていますが、張りがある分柔らかくドレープを出したい場合には向きません。
初心者にも扱いやすい生地です。
キャラヌノポリエステルツイル やわらかめ
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです
ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。
マットサテン
光沢の押えられたサテン。
反射の強いサテンだとデザインによってはパーティーグッズのようになりがちなので、それを避けたい時に。
綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
ポリエステルアムンゼン
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
写真の洋服はアムンゼンで作ってあります
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
写真の洋服はアムンゼンで作ってあります
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。