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【ミシンの使い方】縫い目にシワがよる トラブルにおけるよくある質問と回答

対処法
  1. 縫いズレがおきていないか確認する。
  2. 縫い目の長さを確認して薄い生地だと2mmに近づけ、厚い生地だと2.5前後に調整してためし縫いしてください
  3. ボビンケースを使うタイプの場合ボビンの入れる向きと
    ボビンケースの糸調整が強すぎないか確認する。
  4. 上の糸調子が強すぎないか確認する。
  5. 針が生地に対して太い場合は細いものに変えてください。
  6. ごみがたまっていないか確認してたまっていたら掃除してください。

縫いズレがおきている

2枚の生地を縫うときにどちらかがずれていると長さが合わないので、長いほうがシワになります。

待ち針を一方方向から順に刺していくとずれていくことがあります

先に両端を待ち針で留めてから中間を待ち針で刺していくとズレが起きにくい。

生地自体が滑りやすく縫いズレがおきやすい

ニットや起毛生地などは上の生地がおされて縫っていくうちにずれていきやすいので、布用の両面テープで縫いズレしないように固定して縫うといいです。

布用の仮止め両面テープは綺麗にはがせます。文具(紙)用は粘着力が弱すぎて布には向きません。

はがさずにそのまま縫いたい場合は熱接着の両面テープがオススメです。
尚今は本接着の布用両面テープもあるので、仮止めは、仮止め用を使ってね。

上下どちらかの糸調整が強すぎる。

糸調整を合わせる際ボビンケースを使うタイプは、まず下糸を入れるボビンの調節をしておく。
ボビンケースの調整は毎回する必要はありません。

使用する下糸の太さがかわったり、自然と緩んだ時に調整する程度でOKです

なぜならいつも上下一緒にいじっていたら、集合場所を決めない待ち合わせと同じで、いつまでも上と下の調整がすれ違ってあわせにくいのです。

なので下を一旦調整したら、後は上の糸だけで調整をします。

糸調整の見方

ボビンを正しくケースにセットし、糸の先をつまみ軽く上に引っ張るように持ったとき、ボビンの自体の重さで3cm程度下に落下するくらいの糸調子が適当といわれています。

糸調整の為の試し縫いの仕方

織物の生地を正方形に折ります。(ニットは伸縮率が大きすぎるのでこの試し縫いに向きません)

2枚重ねてください。
ミシンは2枚重ねて縫う前提なので1枚だと糸調整は合いません。
下糸はいったん調節したら、太さの違う糸に変えない限り、あまりいじらない。

縫い目の長さが大きい

薄い生地を縫ったとき、何の調整も触っていないのに、ギャザーほどではない細かいしわが入ることがあります。


薄い生地は縫い目の長さが大きいと糸にかかる力でシワが入りやすいのです。


左が縫い目が小さい  大体2mm程度
右が縫い目が大きい  大体3mm前後

写真だと差が見づらいと思いますが、右の大きい縫い目のほうが波打っています。
なので糸調整をかえても綺麗に縫えない場合は縫い目の長さを短くしてくださいね。

布に対し、針が太い。

薄い布に太い針を使うと、大きな穴が開くのと同時に、針先で生地が引っ張られてシワになりやすいです。
よって詳しくは針と糸と生地の関係を参考の上針を交換してください

ホコリがたまっている


特に水平がまの場合、内釜と、外がまの間にごみがたまると糸調整がおかしくなったりします。
また送り歯(押さえをあげると見えるギザギザの生地を後に送る部分)にごみがたまるとうまく生地を後に送る事が出来ません。
針板と、ボビン、半回転釜の場合は内釜を取り外し、お掃除をしてください。
大体針板はドライバー、ブラザーの場合は硬貨等でネジを外せますのでネジを外して、釜の周り、送り歯の隙間などのホコリを取ってください。
綿棒とティッシュ(あれば)ピンセットでふき取ってください。

ホコリがたまりすぎると糸と一緒に油を吸ったホコリがあがってくることがあります。

この場合洗っても落ちない場合がありますので、こまめにお掃除してあげてください。

耳(布の端を使っている)

布の耳(布のほつれない方の端)と中央では密度が違ったりするものがあります。
そのため、中央と端を合わせて縫うと長さが異なるためしわになります。
特に加工がしてあるニットは差が大きいです。
この場合は密度の異なる耳の部分をよけて使うことで解決します。

安い糸を使っている

110円の糸で試し縫いをしたところ、糸の摩擦が強く、糸調子が合わなくなりやすいことが分かりました。

この場合フジックスのシャッペスパンの糸に変えてみてください。
フジックスのシャッペスパンだと緩めてもギャザーにならないんです。
何が違うんだろうと、通常通り糸をかけて引っ張ってみました。

10円の糸は糸調子器のところで強い抵抗がかかっていて、糸の摩擦がすごいということに気がつきました。
縫えるけど綺麗に縫うのは難しい理由はこの摩擦の強さが原因のようです。

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