ミシンが壊れた~修理しなきゃ!という前にこのページの説明と比較してやり直してみてください。
ミシンが調子が悪い原因の大半は使い方間違いだったりします。
職業用も家庭用のコンピューターミシンも、電子ミシンも大体同じ方法で調子がよくなりますよ。
対処法
上下の糸を必ず一旦全部外してかけなおしてください。
ボビンが綺麗に巻けているか確認して巻けていなかったら巻きなおしてください。
糸に原因があることがあるので、古いもの、毛羽立ちのあるもの、節のあるものは交換してください。
針も確認して異常があれば交換。
上の糸を確認する
糸を全部ミシンからはずして一旦巻き取ってください。
糸が古くなっていないか確認する
糸は劣化すると切れやすくなります。
もらった糸の場合、いつのものかわからないものも多いです。
両手で糸を張ってはじいたときに簡単に切れたら、糸切れの原因は糸の劣化です。
ニット糸の場合抵抗をかけてあげる
ニット糸は高速で縫うとねじれが起こって切れることがあります。
そういう時はミカンのネットや、ストッキング、余ったニットやストレッチ素材のはぎれで輪をつくり糸コマにかぶせると切れにくくなります。
糸に節などがないか見る
糸に節(部分的に膨らんでいる)があったりする糸は切れやすいです。
よく針の穴のそばで糸がぐじゅぐじゅになっている場合は糸に原因があることも。
糸をかけなおす
糸かけが間違っていると糸が切れたりします。
上の糸が糸立て棒(上糸のミシン糸をセットする所)に絡まっている事がよくあります。
キャップで押えているので気づかずに見逃してしまいがちなので、外してかけなおしてみてください。
糸の掛け方自体を確認する
また糸を掛けなければいけないところにかかってなかったりと、糸かけ自体を間違っていることがあります。
下糸を巻く為のところに糸を掛けている人をよく見かけました。
現在はミシンメーカーの公式サイトで説明書を見ることが出来たり、ミシンやさんがミシンの使い方動画などをyoutubeに上げてくださっているのでそちらを参考にするといいと思います。
糸ゴマ(ミシン糸を巻いてある土台)のツメを確認する
糸ゴマの、糸をしまうときの切り込みは、糸立て棒が縦向きの場合は下、横向きの場合は右側にくるようにセットしてください。

糸が進む方向に切り込みがあるとに引っかかって切れることがあります。
下糸を確認する
ボビンの巻きが悪い
綺麗に糸が巻けていないと糸がスムーズに引き出せずに糸調子が狂ったり糸が切れたりします。
この場合は巻きなおしてください。
針を確認する
針の穴やすじがいびつ
高速で上下する針の間を糸がすり抜けていくため、少しでも針の穴がいびつだったり、針の縦筋がゆがんでいたりすると摩擦で糸が切れたりします。
この場合針を変えてください。
ミシン針は消耗品です。1着で何本も交換することもないですし
価格も1本60円くらいなのでケチらず交換しましょう
伸びる生地に伸びない糸を使っている
伸びない糸を引っ張れば糸は当然切れるので伸びる糸を使う。
伸びる糸と言っても伸縮率が決まっているので三重縫い(伸縮強化縫い)等と組み合わせて縫うとより伸び率が上がります。
接着剤を使用した布を使っている
スパンコール生地、ハイミロンなど接着剤を使用してラメや短い繊維を接着している素材、アイロンを使わない接着芯を貼った生地は、ミシン針に接着剤がついて、摩擦力が高くなり、それによって糸が切れることがあります。
その場合はシリコンペンで針のすべりを良くしたり、
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