対処法
- 端から縫い始めると食い込みやすいので少し内側から縫う。
- 薄かったり柔らかかったりする生地の場合下に紙等をしいてください。
- 縫い目の長さ調整の数値が小さすぎないか確認する。
- 隠れる位置の縫い代を切り落として薄くしてください。
- 厚みのある生地の場合後か横に紙や布をたたんで、押さえ金が出来るだけ水平になるようにする。
- 押えの圧力が調整できるものは押えの圧力調整の機器を弱くしてください。
- 針板と送り歯の間にごみがたまっていないか確認してたまっていたら取り除いてください。
- 合皮やラミネート加工の生地等の場合摩擦が強くて進まないのでシリコンを塗布してください
- ドロップフィールドを確認して下がっていたら上げてください。
原因
端を縫いすぎ。
端から縫うと食い込みやすいので右のように1cmくらい内側から針を下ろしてバックして戻り、縫い始めるといいですよ。
そのとき場所によっては必ずしも端まで縫い戻らないといけないわけではなかったりするので、0.5cm手前まで戻って縫いすすめれば食い込みにくくなります。
生地が柔らかすぎて針に押し込まれている
薄かったり柔らかかったりする生地の場合下に紙等をしいてください。
シャツや先のとがった所を縫うときにくいこんだりする時は端を縫いすぎなので5mmほど内側を縫うとくいこみにくくなるよ
ドールの服のようにあまり内側を縫うと野暮ったくなる場合は
角の手前で下に紙を敷いて一緒に縫うと穴に落ちにくいです
食い込んでいる。
×
○
生地の端の縫いはじめや、薄い生地の端を縫う時、針が生地を針穴から下に押し込んでしまい食い込む事があります。
布端の縫い始めの仕方をご参照ください。
なお、食い込んでしまった場合は、針板についているネジを外せば針板が簡単に取れると思うので(一部を除く)外してから、生地をきらないよう糸を切る。
左の図のように糸を押さえ金の下をくぐらせずに縫い始めると、縫い始め裏側がグシャグシャになってからみやすくなります。 →くいこみやすくなります
下側のようにしっかりミシンの押さえ金の下をくぐらせてね。
縫い目の長さが小さすぎる。
縫い目の長さの値が小さくなっていないか確認する。
通常2~3mmが適当です。
厚い生地ほど縫い目の長さを大きくしてください。
当然縫い目の長さが「0」だと進みません。
調節の方法はミシンによって違います。
だいたいミシンの調整する場所に分かるような画像とか文字が書いてあると思います。
押さえが斜めになっている
押さえが斜めになっているとしっかり布をはさめないのと押え自体が壁になってしまうので紙や布を折りたたんで布と同じ高さにして押さえの下にはさんでください。
送り歯が下がっている。
押さえを上げた状態で、手動でミシンを動かして、針板より送り歯が上に上がってきているか確認する。
上がっていないようであれば、取扱説明書を確認して送り歯を上げてください
(メーカーによって上げ方が違うので)
だいたい表側だと赤い丸の位置、あと裏側にあったりするよ。
合皮やラミネート加工の場合
この場合すべりの良いテフロン押さえを使用するか、シリコンペンを塗布してください。
ミシンに付属していない場合はメーカー対応の押さえを購入してください。
純正のものでない場合針が折れる場合があります。
表面にデコボコのない合皮や、ラミネート加工の生地は摩擦が高いため、押えやミシンの作業テーブルに貼り付いて進みが悪くなります。
厚い生地は細かい縫い目だと破れやすくなります。
紙とか破りやすくする場所にミシン目が入っているでしょう?
細かく穴が開いていると裂けやすくなりますよね。
なので、厚い生地を縫う時は縫い目の長さを大きくして縫ってください。