

これはAの作り方です
Bの作り方はこちら
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文字が小さくてもいいのでインクと用紙を節約したい場合
いるもの
□ 表生地 透けないツイルくらいの厚さの生地
□ フラットニットファスナー 60cm
□ 接着芯
□ 生地にあった色の糸 シャッペスパンの60番
□ ラックテープ(熱接着の両面テープ)なくても作れるがあると作業が楽になり初心者でもきれいに縫いやすくなります。
布について

服は丈やサイズ、生地の幅によって1m以上量が変わる事があります。
そのため必ず先に型紙を用意して、そのあと生地を用意してください。
いるもの
□ 表布 丈や作りたいそでによって変わるので1/10で計算してください
□ コンシールファスナー 56cmのもの1本
□ 接着芯 20cm~(改造パーツの形による)
□ スプリングホック 小さめのもの一組
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように測るか、下記の自動計算フォームのページに縦横の長さを入力してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので、布の幅や模様なども考慮すると何百通りにもあるので1/10を使うのが一番早いですよ。
縫い方

服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画を読むのをオススメします♪
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽ですよ。
型紙を組み立てる

1枚目に貼り合わせの組み合わせが書いてあります。
先に貼り合わせの組み合わせに山を分けてから、左と下を切り落として貼ってください。
糊づけするとしわになったり伸びたりするので、お勧めしません
メンディングテープを使うと3年くらい保つので繰り返し使え、上から鉛筆などで描けるので改造にも便利です。
改造したいと思ったら
1/10サイズを組み立ててみよう!
理解というのは情報が蓄積した結果、頭の中で想像が出来る状態をいいます。
つまり実際に作ったことがない場合、いくら説明書を見ても情報不足で理解することは難しいです。
なので、型紙の隙間についている1/10サイズの型紙をテープで組み立ててみてください。
手の中に納まるサイズで俯瞰で立体的に形を確認できるので、得られる情報量が多いので、一気に説明書の意味が分かりやすくなりますよ!
綿麻の生地の場合は水通し
使う生地が綿や麻などの天然繊維の場合5%程度縮みます。
5%とはおよそ1サイズ小さくなるという事なので、縮めてから布を切ってください。
接着芯を貼る

見返しと持ち出し、カフス、ポケット口の縫い代、ファスナーをつける所の縫い代の裏に接着芯を貼る。
えりは2枚とも張ると厚くなるので1枚だけ裏に貼ります
芯を貼ると縮むので先に接着芯を貼ってから型紙を写してください。
型紙に記号を写す
うさこの作る型紙には番号が振ってあります。
この番号をマスキングテープに写して貼ると縫う場所を間違えにくくなりますよ。
画像の色の説明

ほつれ止めをする

えりとえり首とベルトと前中心とポケットの雨ぶた(青線)の所は縫い代が中に隠れるので、ほつれ止めは不要です
画像の色の説明

雨ぶた

ポケットのふたの布のことを雨ぶたという。
雨ぶた2枚を内側同士が表になるように重ねる。
ひっくり返すために上5cm位開けておく。

表にひっくり返して、アイロンで形を整える。
端から5mmの所を縫う。
ポケット

ポケットの上側の縫い代を3cm裏に折る。
縫う。
2cmの所を縫う。
アイロンで左右の縫い代を1cm裏に折る。

胸ポケットを前身頃(胴体)の上に置く。
端から2~5mmの所を縫う。
ポケット口は力がかかりやすいのでポケットの上側を図のように横に2~3度返し縫いをして三角形に縫っておくと丈夫になる。

雨ふたをポケットの上に重ねる。
上の縫い目にそって縫う。
ベルト通し

ベルト通しの上と左右を1cmアイロンで折る。

両側5~8mmの所を縫う。

前見頃にベルト通しを重ねて上と下5mmの所を縫う。
ウエスト

前身頃の上半身と下半身を表同士が内側になるように重ねて1cm幅で縫う。

縫い代を上半身側に折り、縫い目から0.5cmの所を縫う。
股上

前身頃(胴体)を表同士が内側になるように重ねる。
ファスナーをつける所の下側の印から下を1㎝幅で縫う。
ファスナーをつける

持ち出しという部品を裏が見えるように縦長になるように半分に折る。
上下を1cm幅で縫う。
表にひっくり返して形を整える。
端から5mm幅で縫う。
ジーンズの様な持ち出しのついたファスナーにしたい場合はファスナーのつけ方動画を参照
ラックテープ(熱接着の両面テープ)を持っている場合

ラックテープをファスナー付け位置と同じ長さに切る。
ファスナーの表側の両端ギリギリに、ラックテープ(熱接着の両面テープ)を貼る。
障ったときざらざらした方が接着剤、ツルツルした方がはくり紙。
ツルツルしたはくり紙の面を上にして中温で体重をかけて15~20秒押えて貼る。
時間と温度が足りないとはがれやすくなります。
熱い内は接着剤がとけているので動かすとはがれます。
この時点ではくり紙ははがさないでください。


左の身頃(胴体)と見返しという部品を表同士が内側になるように重ねる。
ファスナー付けの印の所まで1cm幅で縫う。


見返しを裏側に折り、アイロンで形を整える。
端から0.2cmの所を縫う。

左側の見頃を邪魔にならないように避ける。
持ち出しを縫う


表にした右の身頃の上に裏にしたファスナーを端から0.2cmずらして重ねる。
ラックテープ(熱接着の両面テープを持っている場合、剥離しをはがして貼る。
ない場合は待ち針で固定する。
端から5mm位の所を縫う。
ファスナーの端について

ファスナーの端を一度裏へ折り、45度横に折る。
縫うか熱接着の両面テープで固定する。
こうしておくと端が綺麗に処理できます。

ファスナーの上に持ち出しを重ねる。
持ち出しの上は、襟(えり)をつける時に干渉しないように1cm下げて固定する。
ラックテープがある場合は持ち出しもテープで固定するとズレにくい。
0.8cmの所を縫う。この2mmがあると前の仕上がりが良くなる。


襟と持ち出しを広げ、縫い代を身頃(胴体)側へ折る。
縫い目から0.2cmの所を縫って縫い代を固定する。

持ち出しを縫いこまないように避ける。
ここで持ち出しを一緒に縫うと着替えられなくなるので、必ず避ける。

身頃(胴体)も避けて見返しとファスナーだけを縫う。
ラックテープを貼った場合は、はくり紙をはがし固定する。
持っていない場合は待ち針で固定する。
ファスナーの端から0.2cmの所を縫う。

前身頃(胴体)を出来上がり通りに戻す。
持ち出しは避けたまま、2.5cmの所を縫う。
後の股上を縫う

後身頃(胴体)のズボン部分を表同士が内側になるように重ねる。
縫い代を片方にアイロンで折る。

後身頃の上半身と後ズボン表同士が内側になるように重ねる。
1cm幅で縫う。

縫い代を上側に折り、縫い目から0.5cmの所を縫う。

前と後ろを内側が表になるように重ねる。
肩を1cm幅で縫う。
そで

そでのあき(着替えのためにあけることが出来る部分)に見返しを重ねる。
印から5mm離れた所を縫う。

縫った糸を切らないように切込みを入れる。

見返しを裏側に折る。
形を整えて端から0.2~0.5cmのところを縫う。

身頃(胴体)とそでを表同士が内側になるように重ねる。
そでぐり(袖のカーブ)にそでを縫う。
脇

前後の見頃(胴体)を表同士が内側になるように重ねる。
そで口からすそまで1cm幅で縫う。
カフス

カフスの縫い代を1cm裏側にアイロンで折る。
以下のイラストはそで口にギャザーがよっている表記になっていますが、このデザインはギャザーのよらないデザインです。

表同士が内側になるように、そで口とカフスを重ねる。
●が1cm●が重なり分。
●と●がはみ出すように縫う。

カフスを起こす。

]アイロンで折った真ん中の折り目と逆向きに折る。
両端1cmを縫う。

カフスを表側に返ひっくりかえす。
端から2mm(黄緑の線)の所を手縫いで大きな縫い目で仮固定する。
5mmの所(赤い線)をミシンで縫う。

ボタンホールをあけて、ボタンを付ける。
はみ出したほうにボタンをつける。
ボタンホールはミシンによって縫い方が異なりますので、ミシンの説明書をご確認下さい。

脇のポケットを縫う。
ポケットの縫い方は胸のポケットと同じです。
股下

ズボン(下半身)のまたの下を1cm幅で縫う。
後の縫い代はウエストと同じ方向へ折る。
前の縫い代は左右に折る。
すそ

縫い代を2cm裏側に折る。
1.5cmの所を縫う。
えり

えりの縫い方赤い部分をあわせる。

身頃のえりのカーブに裏を上にしたえりを重ねる。
えりの両端は縫い代分、身頃より1cmはみ出させる。
1cm幅で縫う。

えりを起こす。

もう一枚のえりを表同士が内側になるように重ねる。
上のえりを裏側へ折る。
えりの縫い代をえりの中に入れる。
端から5mmの所を縫う。
慣れていない人は、しつけ糸で、えりの縫い目から1~2mmの所をを縫っておくとぬいやすい。
なぜ離れたところを縫うかというと、ミシンで縫う所にしつけ糸があると、縫いこんであとではずしにくくなるからです。
この型紙で作れます
デザインが改造出来る交換型紙 無料
上記の型紙のそでやえりの型紙を入れ替えるだけでデザインを変更できます
そでとポケット
オススメの生地
ポリエステルツイル
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです
ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。


ナギの型紙