↓裏地をつけずに作る場合↓ このデザインに関しては裏がない方が難易度が高いです。
他の付けえり
いるもの
□表生地
□接着芯
□生地にあった色の糸
□8mm前後のボタン ３個 お好みでスナップボタンやプラスナップなどにしても良い
画像の色の説明
型紙を貼り合わせる
洋裁工房の型紙はこのように貼り合わせ図というのが描かれています。
貼り合わせ図の通りに先に貼ってから切り出す。
布について
服は丈やサイズ、生地の幅によって量がかなり変わる事があります。
そのため必ず先に型紙を用意して、その後に生地を用意してください。
1/10サイズの枠に並べて布の量を確認する
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように測るか、下記の自動計算フォームのページに縦横の長さを入力してください。
理解というのは情報が蓄積した結果、頭の中で想像が出来る状態をいいます。
つまり実際に作ったことがない場合、いくら説明書を見ても情報不足で理解することは難しいです。
なので、型紙の隙間についている1/10サイズの型紙をテープで組み立ててみてください。
手の中に納まるサイズで俯瞰で立体的に形を確認できるので、得られる情報量が多いので、一気に説明書の意味が分かりやすくなりますよ！
地直し・水通し
天然素材は縮むので綿、麻を使う場合は、一晩水につけて乾かしてから使う
ポリエステルは水に浸けても縮みません。
ウールは水+摩擦で縮むので水通しではなく霧吹きで湿らせます。
↓水通しって何？という方は、こちらを見てね↓
接着芯を貼る
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
この図だと水色のパーツだけ裏に接着芯を貼ってください。
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
えりは２枚とも貼ると厚すぎたり、固くなったりするので、２枚中１枚だけ貼ればよいです。
接着芯の薄地用、厚地用とかは接着剤の量の違いです。
薄地に厚地用を使うと、接着剤の量が多すぎて表に染み出してきます。
厚地に薄地用だと接着剤が足りずはがれてきたりします。
なので薄地には薄地用を選んでください。
接着芯は貼ると縮むので、先に芯を貼ってから型紙を写す。
先に芯を貼ってから型紙を写すと型崩れしにくいです。
温度は中温で１か所１５～２０秒体重（圧力が大事）をかけて貼る。
熱い内は接着剤がとけているので動かさない事。
型紙に記号を写す
布を切る
洋裁工房の型紙は表から見たときに写真どおりに作れるようにしています。
布の表に型紙を重ねて写す。
チャコで印をつけたら型紙は外して良い。
ほつれどめ
裏地をつけて縫う作り方
前後の見頃（胴体）を表同士が内側になるように重ねる。
肩を1ｃｍ幅で縫う。
広げて縫い代は後ろに折ってアイロンをかける。
もう一組作る。
もう一枚の方の縫い代は前に折る。
こうすると型の縫い代が重ならず厚みが押えられます。
二枚の身頃（胴体）を表同士が内側になるように重ねる。
首と前中心以外を１㎝幅で縫う。
引きつり防止のため、縫った所の縫い代を0.5ｃm幅になるように切る。
カーブや角のある所に1～1.5ｃｍ間隔で幅5ｍｍ深さ4ｍｍ位に三角に切る。
表にひっくり返して、アイロンなどで形を整える。
端から５mmの所を縫う。
前立てを折る
前立てとはYシャツとかの前中心のボタンをつける所の縦長の部品の事を言います。
専門用語ではなく、単なる部品名なので、型紙にそう書かれていたら、そういうものなんだなと思ってください。
裏側に両端を1ｃｍ折る。
ラックテープをお持ちの方は片方の、縫い代の上に上下1.5ｃｍあけて貼る。
上下あけるのは上下１㎝の所を縫うので、縫いこまないようにするためです。
更に半分に折る。
前立てを縫う
身頃（胴体）の上に、前立てを表同士が内側になるように重ねる。
折り目の1ｍｍ外側を縫う。
１㎝で折ってあるので折り目の上縫うと糸の厚みで綺麗に折れないので、少し横を縫うのが美しく仕上げるポイントです。
前立てを真ん中の折り目と逆（裏が見えるよう）に折る。
下側を1ｃｍ幅で縫う。
前立てを表が見えるようにひっくり返す。
ラックテープを貼った方はここで剥離紙をはがす。
襟（えり）を縫う
ボタンをつける
ボタンホールをあけてボタンをつける。
ボタンはつけないか、飾りにして、スナップボタン開きにしても良いです。
ずれやすい素材の場合
脇の下辺りに平ゴム（通称パンツのゴム）をミシンか手縫いで縫いつけてください。
長さは実際につけえりを試着して前後の脇のあいた長さで切る。
この型紙で作りました
オススメの生地
綿ブロード 手芸店で手に入りやすい、薄手の目の詰まった綿生地です
TCブロード 綿とポリエステルで出来た薄手の生地。 よくシャツなどに使われます。 ポリエステルが入っている分シワになりにくいです。
ポリエステルツイル
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです
ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいが張りも欲しいというときに。
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿１００％なのでどうしてもシワが入りやすいです。
接着芯 布に張りや強度を持たせるために、生地の裏側に貼る布状の芯。
アイロンでくっつけます
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね