作り方
前と後ろの区別が付かなくなったら。
脇がポケットのために斜めに切られている方が前です。
丈について
体に当てて好みの線の所に印をつける。
縫い代として印の2cm下の所で切って使う。
サイズ調整の仕方
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2024/10/a37cd2005185a1acff4dad56e1ca2fe1-100x100.jpg)
接着芯を貼る
型紙にウエストベルトと見返しと持ち出しと書かれた部品の生地の裏に接着芯を貼る。
芯は縮むので先に芯を貼ってから型紙を写す。
服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画をサラッと読んでおくといいかも
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2016/12/ef355ade4d35712ec04f610ed053183c-100x100.jpg)
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2016/12/erabikata-100x100.jpg)
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2016/12/a254080df5780aca6b0d710b4fa8a523-100x100.jpg)
ほつれ止め
裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。
ポケットの斜めの所は伸びやすいのと、内側に隠れる所なのでほつれ止めは不要。
ウエストベルトにはさむ所も中に隠れるので不要。
生地の裏表
■表 ■裏
布はしのほつれどめ
布の縫い合わせ方
まっすぐ縫う方法
ダーツ
後パンツのウエストの所の三角を縦に半分に折る。
縫う場所の2mm横に伸び止めでマスキングテープを貼る。
縫う。
より詳しくはこちら↓
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2017/01/布を立体にするためのつまみ(ダーツ)の縫い方-100x100.jpg)
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
返し縫いとはミシンで端を3針往復して縫う縫い方です。
端がほどけにくくなります。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2022/06/6f94284099c721ea02b0ae8867d58825-100x100.jpg)
縫ったダーツはアイロンで後中心側に折る。
ポケット
小さいほうのポケットと前パンツを表同士が内側になるように重ねる。
縫い始めと終わりは返し縫いをして1cm幅で縫う。
縫い代を5mm残して切る。
5mmの縫い代を三角に1.5cmおきに切る。
ポケットを裏へ折る。
アイロンで形を整えて端から5mmの所を縫う。
もう一枚のポケットを表側が見えるようにして下に重ねる。
前パンツをよける。
ポケットだけを1cm幅で縫う。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
ポケットの上と横を端から5mmの所を縫ってパンツに固定する
前中心
ファスナーが付く部分を避けて股の上のカーブを1cm幅で縫う。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
ファスナーはファスナーが付く部分の長さより長いものを使うと縫いやすい。
※プラスチックのファスナーを使ってください。
プラスチックの物は長さの調整が容易です。金属ファスナーは使い慣れていないとミシンの針をぶつけて折る可能性が高いです。
ファスナー
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
型紙に持ち出しと書かれていた部品を半分に折る。
端を5mm幅で縫う。
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
型紙に見返しと書かれた部品と前パンツの表側同士が内側になるように重ねる。
縫い始めと終わりは返し縫いをして1㎝幅で縫う。
反対側の前パンツを縫いこまないようによける。
見返しを裏側に折る。
縫い始めと終わりは返し縫いをして端から0.2cmの所を縫う。
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
反対側の中心にファスナーを裏を上にして重ねる。
ファスナーの端を、前中心の端より0.2cm位離して重ねると縫いやすい。
(前中心ピッタリにファスナーを合わせるとミシンによっては、押さえ金の幅が広くて縫いにくいのでちょっとずらしておくと縫いやすくなるのです)
縫い始めと終わりは返し縫いをして、端から0.5cm位のところを縫う。
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
持ち出しの折り山ではない方を前パンツの生地の端に合わせる。
縫い始めと終わりは返し縫いをして端から8mmのところを縫う。
縫い代を裏側へ折る。
端から2mmの所を縫う。
この時ファスナーあきの一番下の所は見返し側の前中心が少し重なっています。
この重なりのおかげでファスナーが隙間から見えるのを防ぎます。
出来上がり通りに前を重ねる。
ずれないようにできるだけ前中心の端をピンでとめる。
ここからは裏からの作業になります。
生地を裏が見えるように置く。
持ち出しをよける。
持ち出し側の前パンツもよける。
引きつったりゆるんだりしない自然な状態で、見返しと、ファスナーだけを待ち針でとめる。
持ち出しとファスナーを縫う。
縫う所はファスナーのテープ部分であれば幅はどれくらいでも良い。
縫っていく途中、ファスナーの金具が邪魔になった時は金具を動かして縫う。
表側にひっくり返す。
ファスナーを開き、持ち出しをよける。
見返しと前パンツを出来上がり通りに重ねる。
縫い始めと終わりは返し縫いをし、2.5cm幅で縫う。
絶対下の持ち出しを縫わないように避けて縫う。
水などで消えるチャコペンなどで、あらかじめ縫う位置に線を引いておくと縫いやすい。
脇
前パンツと後パンツを表が内側になるように重ねる。
縫い始めと終わりは返し縫いをして、脇を1㎝幅で縫う。
ズボンを広げる。
脇の縫い代を後パンツ側へ折る。
後パンツ側に縫い代を固定するために縫い目から2~5mmの所を縫う。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
後中心
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
後パンツ同士が内側になるように重ねる。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
後の股の上を1㎝幅で縫う。
ズボンの脇縫い、股下の縫い方
ゴム入りですが股上、股下の縫い方は同じです。
股下
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
両脇の上の部分をもって左右に広げる。
するとズボンの形になる。
股の下を広げて、縫い始めと終わりは返し縫いをして1cm幅で縫う。
ウエストベルト
ベルトをアイロンで半分に折る。
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
パンツとウエストベルトを表同士が内側になるように重ねる。
ベルトは左右対象ではなく、持ち出しがあるほうが、持ち出し分長いので左右つけ間違いに注意。
ベルトの端は縫い代分1cm持ち出しと、前中心からはみ出させる。
縫い始めと終わりは返し縫いをして1cm幅で縫う。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2021/09/8fcb35e4739ce1ccf535f253e6ace3cf-100x100.jpg)
ベルトを起こす。
ベルトの折り目と逆向きに折る。
![ワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
持ち出しと前中心の延長線上を縫い始めと終わりは返し縫いをして縫う。
ベルトの端から5mmの所に熱接着の両面テープを貼るとあとでベルトを表から縫うときに縫いやすくなる。(ココと書いてある所)
裏側のベルトは下の縫い代はまっすぐのままで構いません。
縫い代を折りあげると家庭用ミシンでは縫えない機種もあるためです。
ベルトの中に指を入れ、縫い代を折りたたむ。
パンツの縫い代をベルトの中に入れ、端から5mmの所を表から縫う。
熱接着の両面テープを貼った場合ははくり紙をはがし、ベルトを固定する。
熱接着の両面テープがない場合は、しつけ糸でミシンで縫う所より2mm離れた所を縫っておくとミシンで縫いやすくなります。
(ミシンで縫うところを縫うと後で抜きにくくなるので、少しはなれたところを縫う事)
後でほどくのでしつけ糸は2cm位の大きい縫い目でよい。
すそ
2cm裏に縫い代を折り、1.5㎝の所を縫う。
ボタンかカギホック
![ファスナー開きのワイドパンツの作り方](https://yousai.net/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
カギホックかボタンホールを開けてボタンをつける。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2020/06/5ed05374e84b51c853ff3057a2b48141-100x100.jpg)
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2017/04/c84833a19a7e601b14ab081d5bc6e33e-100x100.jpg)
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2017/01/7a25282d2e98dfb0b22a3c74da0bc671-100x100.jpg)
お疲れ様でした♪
この型紙で作りました
いるもの
□ 表生地
□ フラットニットファスナー(エフロンファスナー)20cm
□ 接着芯 接着芯 90㎝幅で20cm
□ カギホックかボタン
□ 生地にあった色の糸
オススメの生地
綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
ツイルというのは綾織と言って斜めに織り模様がある生地の事です
綿ギャバ
綿100%の綾織の生地。ツイルの仲間。
市販の綿ツイルより少し薄く目が詰まっている。
リネンチノクロス
麻の綾織の生地
麻は綿より吸水・発散性・通気性が高く乾きやすい。
リネンはラミー(共に麻繊維の種類)に比べ柔らかく肌触りが良い。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね