型紙を貼り合わせる
洋裁工房の型紙はこのように貼り合わせ図というのが描かれています。
貼り合わせ図の通りに先に貼ってから切り出す。
1/10サイズの枠に並べて布の量を確認する
型紙から1/10サイズのみを切り出して1/10サイズの枠に並べると、必要な量がすぐわかりますよ!
地直し・水通し
天然素材は縮むので綿、麻を使う場合は、一晩水につけて乾かしてから使う
接着芯を貼る
より丁寧に作るなら、襟など、見返しと書かれたパーツの裏に、接着芯を貼る。
貼らなくても作れるがつけると、えりがヨレヨレになりにくく、ちょっと質が上がります。
接着芯は貼ると縮むため、先に芯を貼ってから型紙を写す。
型紙を写す
布を切る
洋裁工房の型紙は表から見たときに写真どおりに作れるようにしています。
必ず布の表に型紙を重ねて写す。
チャコで印をつけたら型紙は外して良い。
丈について
158cmに対してこれくらいの長さです。
長くしたい場合は下に紙を足して、平行に長くするだけで良いです。
縫い方
ほつれ止めをする
表同士が内側になるように重ねる。
補助線をつける
裏返してすその端から4㎝の所に平行線を描く。
その4㎝に端を合わせてアイロンで折り目をつけると、きれいに2cm幅で縫い代が折れます。
肩と脇を1cm幅でぬう。
すその裏に縫い代の倍の幅で補助線を引く。
https://youtu.be/mMJZsMHRQ74
脇の縫い代を開く広げる。
補助線にすその端を合わせて折る。
表がえしてすそを縫う。
筒状の所は内側から縫うと縫いやすい。
縫う時に見るのは針ではなく布の端とミシンの線を見てあわせる。
この内側の部品のことを見返しと言います。
見返しを表同士が内側になるように重ねる。
そでの見返しを1cm幅で縫う。
えりの見返しも表同士を内側にして重ねる。
えりの見返しを1cm幅で縫う。
見返しと胴体を表同士を内側にして重ねる。
えりとそでを1cm幅でぬう。
後身頃の中心に糸を切らないように切込みを入れる。
角を切る時糸まで切りそうで心配な場合は、2~3㎜手前まではさみで切った後、角の外側からリッパーで外に向かって切れば糸を切る心配がありません。
糸を切らないようえりとそでのカーブに切れ目を入れる。
入れないと後でえりが引きつる。
見返しを胴体の中に入れる。
アイロンで形を整える。
そでとえりの端から5mmの所をぬう。
スプリングホックを付ける。
お好みでリボンやフリルなどの飾りを付けたら完成です。
写真のフリルはあまり生地を三角形に切って両端を二つ折りにして、ギャザーを寄せたものをつけました。
ウエストを細く見せたい場合
1.5~2cm幅くらいの紐やリボンを脇にはさんで結ぶとくびれが出来ます。脇をぬう前に、大人用は脇の上から10~15cm位の所に縫い付けてください。
作った後につけたくなった場合は、紐をはさむ位置を解いて、間にはさんで縫いなおせばOKです。
同じ布で紐を作りたい場合はここを参考にしてください。
この型紙で作れます
デザインが改造出来る交換型紙 無料
上記の型紙のそでやえりの型紙を入れ替えるだけでデザインを変更できます
いるもの
□ 表生地
□ より丁寧に作るなら接着芯
□ 生地にあった色の糸
オススメの生地
薄~中厚地の綿生地。
色が薄い生地は透けやすいので、その場合は下にキャミソールドレスなどを下に着ると良いです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。