注意事項
1.5~1.8倍程度伸びるもの
型紙を改造したい場合
型紙を写すときのポイント
指で押さえると点で押さえるので隙間の所がずれやすいです。
定規で押さえれば面で抑えるので生地を伸ばさず線を写すことが出来るんです
型紙の線の意味
印刷済みの型紙は股に赤と緑の2本の線が引いてあります。緑の線+見返しのパーツで、トイレがしやすい股スナップ付きレオタードが作れます。
赤の線で作ると水着のように股の開かないレオタードが作れます。
首の線は内と外を選ぶかによって、えりくびの深さをかえることが出来ます。
ニットを家庭用ミシンで縫う方法
ニットに必要な針と糸
普通の縫い方だと糸が切れるので ニット用のレジロン糸を購入してください
図のような三本線の柄を選択して縫う。
これだとかなりの伸縮でも耐えます。
お試しください。
ニットを伸ばさない方法
ニットはそのまま縫うと上の生地が伸びてずれてしまう事があります。
その場合上下にセロファンを重ねて縫うと摩擦で縫いやすくなります。
しかも透けて見えるので位置も分かりやすいですよ。
ダイソーとかでも買えますが、無色透明のセロファンは通販じゃないと手に入りに行くいです。
服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画を読むのをオススメします♪
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽ですよ。
縫い方
服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画を読むのをオススメします♪
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽ですよ。
後中心を縫う
ファスナーを付けない場合(股下スナップ)
後身頃を表が内側になるように重ね、後中心を縫う。
(お尻が大きめ、もしくは生地の伸びが悪い場合は、後中心からえりくびから下にコンシールファスナーをつけると着替えがより楽になります)
ちなみに写真の服は株式会社カトウさんの2WAYスパンデックスという生地を使用しました。
通常MLサイズを着ている人間がそのままスクール水着を着替える感覚で脱ぎ着が出来ていました。
布の縫い合わせ方
レオタード生地はほつれにくいのでほつれ止めしなくてもいいですが、どうしてもほつれ止めをしたい方は2枚一緒にほつれ止めをする。
ニットのほつれどめの仕方。
*ニットは縫った後にほつれ止めをしていきます ミシンの点線のジグザグ模様を選ぶ。(3点ジグザグといいます)
※レオタード生地はほつれにくいので、どうしてもうまく縫いにくい場合はしなくてもOK
コンシールファスナーをつける場合
コンシールファスナーをつけるとき
丸まってるムシ(レール部分)をおこして縫うのですが
なれてないと戻ってムシの上を縫っちゃったという人もいると思います
アイロンを中温にして
裏からアイロンをかけると
ムシが起き上がって縫いやすくなるよ pic.twitter.com/enhns3HShD— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2017年7月28日
コンシールファスナーをつけるとき
丸まってるムシ(レール部分)をおこして縫うのですが
なれてないと戻ってムシの上を縫っちゃったという人もいると思います
アイロンを中温にして
裏からアイロンをかけると
ムシが起き上がって縫いやすくなります。
後身頃を表が内側になるように重ね、後中心を縫う。
胸の大きい方、着替えを容易にしたい、生地の伸縮が少ない生地の場合。
右の図のようにコンシールファスナーを付けるため。下側だけを縫う。
ファスナー付けの印の所まで縫う。
赤枠内はファスナーを付ける場合です。付けない場合は赤枠内は飛ばしてください。
この部分はあとでほどくので、ミシンの縫い目の長さを長くしてください。
あきどまりの印をつけたところからファスナーをつける部分の縫い代を縫う。
これを縫わないと縫いずれて左の図のようになってしまうので注意。
縫ったら、縫い目の長さを2~3mmに戻し、アイロンで縫い代を左右に広げる。
左右に縫い代を折ることをお裁縫の用語で割るといいます
あれば熱接着の両面テープをファスナーの表面に貼る。
裏を上にして生地を置く。
熱接着の両面テープのはくり紙をはがしてください。
縫い代の上に、裏を上にしたファスナーを置く。
アイロンで固定する。
熱接着の両面テープが無い場合
なければ手縫いで2cmくらいの大きい縫い目でしつけ糸でファスナーと、縫い代だけを開きどまりの所まで大雑把に縫う。
糸きりハサミやリッパーで2番目に縫ったファスナーをつける部分の糸をほどいてください。
ミシンの押さえをコンシールファスナー押さえに替えてください。
このコンシールファスナー押さえは一般的な家庭用ミシンであれば数百円で購入ができます。
最近は付属のものもあります。
お洋服を作る人は1つ持っておくと便利ですよ。
左側は軸から替えるタイプ、右は後のボタン押して押さえを交換するタイプ用
コンシールファスナー押さえはこのように裏側に溝が入っています。
この溝にファスナーのムシ(レール部分)を入れて縫うと、ファスナーのムシのそばギリギリを縫うことができます
そして開きどまりまで縫う。
これでファスナー付け完成です
股下をつなげて縫う方法
前身頃と後身頃を表が内側になるように重ね、肩と脇と股の下を縫う。
ぬいしろを1cm内側に折り、まち針を刺す。
上で説明した3点ジグザグを利用して縫い代を固定する。
図のように、縫い代の端をまたがるように縫う。
股をスナップ開きにする場合
前身頃と後身頃を表が内側になるように重ね、肩と脇を縫う。
そでの縫い代を内側に折って、三点ジグザグで端を押えてください。
ミシンの破線のジグザグ模様を選んで、縫い代の端をまたがるように縫う。
見返し
見返しの後身頃を表が内側になるように重ね、後中心を縫う。
縫い代を左右に折ってアイロンをかけてください。
前見返しと後見返しを表が内側になるように重ね、脇を縫う
身頃の下部分と見返しをを表が内側になるように重ね、またの下を縫う。
カーブの縫い代に切込みを入れる!!表側に返したときに引きつらなくなります。
見返しを裏に返して、端から5~7mmくらいの所を縫う。
見返しの上側もミシンで縫うか、難しければゆるめに手縫いで縫う。
リングスナップを付ける
股のところにリングスナップをつけてください
上側に凹 下側に凸をもってくると着替えの時に凸の部分が体にあたらないので痛くないですよ
この型紙で作りました
いるもの
□ 表生地 必ず縦横に伸びるレオタード生地、2WAYの生地をご利用ください。1.5~1.8倍程度伸びるもの
□ コンシールファスナー 56cm以上のもの1本
□ レジロンのニット糸
□ ニット針
□ スナップボタン スナップ開きにする場合のみ
オススメの生地
※白や薄い色合いの生地は下が透けやすいので、下にもう一枚下地を着る必要があります。
タイツを作る時は伸びる糸を使用して縫う。
普通の糸で縫うと、生地を伸ばして着るときに糸が切れてしまいますので必ずニット糸を使ってください
ニット針 普通の針でニットを縫うと繊維を断ち切ってしまい縫い目の穴が大きく広がったり、繊維を押し込んでわっかの様なものが出来たりします。
なので伸びる生地を縫う場合はニット針を使う。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね