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ロングパンツの作りかた(ウエストゴム仕立て)

うさこ
ジャージやパジャマ、コスプレなどにどうぞ。

布の切り方

自動計算

サイズを測る場所


ヒップ=お尻の一番広い所を床に対し水平に
作りたい丈=ウエストベルトの上の位置から、はきたいズボンのすその位置の高さまで。
すその幅=作りたい丈の所でメジャーをわっかにして好みのボリュームなるように太さを調整して決める。
もしくは


すその幅は自分が持っているズボンの裾を一周はかる。

ゴムパンツなのであきがありません。
よってお尻が入らないとはけなくなるので

自分で計算したい方用

横は =H(ヒップ)÷4+13cm
縦は 作りたい丈+6cm。

(ちなみにこれは出来上がりの股上が27cmになります。
浅くはきたい場合は図の30のところをお好みで短くしてください。

※4枚取ります。
表が内側になるように2枚づつ重ねて2枚いっぺんにとると楽ですよ。

表  接着芯

裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。
ベルトと持ち出しの裏等に接着芯をつける。

くわしくは縫う前の下準備を参照

すその端から4cm平行に補助線を引く。
補助線に縫い代の端を合わせて、縫い代を裏へ2cm折る。


すそを折りかえしたまま、半分に折って軽く中心の折り目をつけておきます
(切りじつけで印をつけてもOK)

脇と内股を細くする

はかった裾(すそ)の長さ÷2+1cm(縫い代)=◎

裾の縫い代を折ったまま等分した真ん中のラインから左右に同じ長さ分ひろげ印をつける

上から30cmの所から裾に向かって線を引いてください。

角を消すようになだらかに線を引いてください

裾(すそ)を切る

上記の赤い線を切るときはすその縫い代を折った状態で切る。



ズボンのすそは下に向かって斜めにすぼまっている場合があるので、そのまま縫い代を折らずに切ると、縫い代の先が折り上げた所より細くなってしまい、長さが不足して引きつってしまうことがあるのです。

縫い方

布の印のつけ方や接着芯の貼り方は縫う前の下準備で詳しく説明しているよ

服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画をサラッと読んでおくといいかも

縫う前に行う洋服作りの下準備
洋服を作る前に行う型紙の貼り合わせや地直し、印しつけなどの下準備

ほつれ止め

裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。


前身頃と、後身頃を表が内側になるように重ね、脇を1㎝幅で縫う。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。
(右と、左あわせて二組作る)
返し縫いとはミシンで端を3針往復して縫う縫い方です。
端がほどけにくくなります。

ka 返し縫い
よみかた かえしぬい ざっくりとした説明 手縫いで、一針縫ったら手前に戻って重...

脇の縫い代は後ろ側に倒し、アイロンで折り目をしっかりつける。


布の縫い合わせ方

まっすぐ縫う方法

股上

ズボンの生地を表側同士が内側になるように重ねる。
後ろ側(どちらか片方)の股上をゴム入れ口として☆(4)cmあけて1㎝幅で縫う。
前側の股上は端から端まで1㎝で縫う。
縫い始めと終わりは返し縫いをする。

タイツの作り方

タイツの作り方
後の股上の縫い代を片方だけ糸を切らない様9mmほど切れ目を入れる。

家庭用ミシンで作るタイツ

上の縫い代だけ左右に広げる。
5~7㎜くらいの所を縫って縫い代を固定する。
ここがゴムを入れる所になります。


2枚の生地の真ん中を持って横に広げる。
これだけでズボンの形になります。


縫いやすいようにすそを左右に広げる。


股の下を返し縫いをして1㎝幅で縫う

股の縫い代は左右逆にすると厚みが減ります。


表側にひっくり返す。
上から0.2cmの所を縫ったのち、1.5㎝おきにゴム入れを縫っていきます。(2本)

筒状の部分のきれいな縫い方のコツ 詳しい図解があるよ
洋服を作っている時筒状の部分が縫いにくいと感じたことがありませんか? それはフリーアームを使っているからかもしれません。

※すそと股下、ベルトのところで縫い代の折っている向きが逆にならないように気をつける。

ゴムを入れる。

ゴムに消えるペンなどで片面に横線を書いておくと、端を縫い合わせるときに中のねじれに気づきやすくなります
裏表の区別なのでフリーハンドで適当に書いた線で問題ありません。

ゴムの長さはメーカーによって、ゴムの強度が違うので


ウエストゴムの入れ方

ゴムを半分に折って真ん中にしるしをつける。
ゴムの両端に安全ピンを付けることで、一度に上下のゴムを入れると、ゴム入れが楽になります。
1本づつ入れると、最初の1本目でできたギャザーで入れにくくなるので、2本同時の方が楽に入れると、クライムキ先生に教えていただきました。

しかもつながっているので、ゴムが中にスポッと入り込むこともありませんよ。


安全ピンでゴム通しをする場合右のようにそのまま刺すとほぐれて抜けることがあるので、左のように一度折ってから刺すとよいです。
ゴムを通したら、試着して苦しくないところで印をつける。
メーカーや商品によってゴムの強度が違うので試着してキツさを確認した方が良いです。


もし入ってしまっても、上下のゴムは中心でつながっているため、入り口で引っかかるので、取り出すことが可能です。

上下にゴムを通したら印の所で切る。



試着してもらってきつくない程度の長さの所で手縫いでもミシンでもよいのでN字に縫う。

すそ

すその縫い代2cmをアイロンで折って縫う。

他のサイズや形のズボン

ズボンの製図の手順
自分で数値を参考に線を引いて型紙を作る方法です。書き方が分かれば、製図本の見かたがわかるので作れるものが一気に増えますよ~
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いるもの

□ 表生地
□ 7mmくらいの平らなゴム
□ 生地にあった色の糸
□ ラックテープ(熱接着の両面テープ)初心者の方はだまされたと思ってこれを使うと難易度が減りますよ

オススメの生地

ポリエステルツイル

ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです

綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。

カラーデニムカツラギ
厚地の綿生地です。
丈夫でカッチリと重厚な仕上がりになります。
カーゴパンツとかがっちりさせたい場合はこちらを買うと間違いないと思います。

必要な布の量の計算方法

丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。

特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね

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このサイトの縫い方と学校やお教室のやり方が違っても、それは移動するときにバイクやバスや飛行機どれを選択するのかと同じように、どれかが間違っているのではなく、やり方が何通りもあるのです。 また直接先生から学んでわかりやすい方法と、写真や動画で理解しやすい方法が異なることも多いです 洋裁工房は初心者の方が、ネットの写真や動画を見て独学でも服を作れる事を念頭に置いて作っています。 お教室に通っている人は「どっちが正しいのか」と悩まれる方がいらっしゃるようですが、どちらでも「自分にとって理解が出来た方法・やりやすい方」を選択すればいいんですよ。