直接布を切って作るとっても簡単なかぼちゃパンツの作り方です。
丈を伸ばすとディズニー映画のアラジンが履いているようななズボンが作れます。
前後のないウエストゴムのゴムパンツを作る方法です。
縫い代込みです。
お子さんのサイズを測る
自動計算
ふくらみについて
すそを出来るだけ下に伸ばすとこんな感じになります。
スカートの下にはくドロワーズを作りたい場合はすそにレースをつけるといいですね
少し引き上げるとその分広がります。
こちらのシルエットにしたい場合は上記の自動計算の丈の所に5~7㎝足してください。
丈を長くするとアラジンのはいているようなハーレムパンツも作れますよ♪
ゴムが見えるようにはくとすそに向かって細くなります。
折り返す分長めに作って、すそが上を向くようにはくと折り返したところが広がります
画像の色の説明
生地を切る
2枚用意します。数字はセンチです。
自動計算で出た数字で四角に布を切る。
自力で計算したい方は
●(横)=A÷2+30cm
★(縦)=B+6cm
(上の縫い代4cm+すその縫い代2cm)
折り目をつける
上側を4cm、下側を2cmアイロンで裏側に折る。
折り目を広げて、2枚の生地を重ねて縦半分に折る。
E=C(股の上の測った長さ)+4cm
縫い方
画像の色の説明
股の上を縫う
2枚の生地を表側同士が内側になるように重ねる。カーブの所を1㎝幅で返し縫いをして縫う。
返し縫いとはミシンで端を3針往復して縫う縫い方です。
端がほどけにくくなります。
2枚の生地の真ん中を持って横に広げる。
それだけでズボンの形になります。
縫いやすいようにすそを左右に広げる。
股下を縫う
股の下を返し縫いをして1㎝幅で縫う
股の縫い代は左右逆にすると厚みが減ります。
すそを縫う
すその縫い代を内側に折る。
内股のすその所にゴムを入れるために1.5~3cmほどあけておいてください。
ベルトを縫う
アイロンでつけた折り目で縫い代を裏に折る。
最初に端から0.2cmの所を縫う。
上から1.5cmの所を平行に縫う。
縫い始めと縫い終わりはゴムを入れるために1.5㎝あける。
股の上の縫い代は股の下とベルトの所で縫い代の向きが逆になったりしないように気をつけてください。
ゴムを入れる。
ウエストのゴムはお子さんのウエスト+5cm位に切ったゴムを入れてください。
すそのゴムはかぼちゃパンツのすそのきて欲しい位置の足の太さと同じ長さに切る。
一本一本入れると先に入れたゴムで出来たしわで2本目が通しにくくなるので、両端に紐通しをつけてゴムの真ん中に印をつけて一気に2本通すと楽です。
紐通しがない場合は安全ピンでもよいです。
安全ピンでゴム通しをする場合右のようにそのまま刺すとほぐれて抜けることがあるので、左のように一度折ってから刺すとよいです。
洗濯ばさみでゴムの端を押さえておくと中に入り込まずにすみます。
もし入ってしまっても、つながっているので入り口で引っかかるので、取り出すことが可能です。
通したら印の所で切る。
試着してもらってきつくない程度の長さの所で手縫いでもミシンでもよいのでN字に縫う。
ゴムを入れたところは開けたままでも支障はないのですが
気になる人はゴムを伸ばしてゴム入れ口を縫って閉じてください。
出来上がりです。
類似型紙
子供用ウエストゴムの長ズボンの型紙いるもの
□ 表生地
□ ゴム(いわゆるパンツのゴム)7mm位の幅のもの
□ 生地にあった色の糸
オススメの生地
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
チノパンとかに使われている生地です。
綿ブロード シーチング
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
色柄が多く手に入りやすいので夏用の半ズボンやキュロットスカートに。
薄いので淡い色合いの生地は透けるので向かないかもしれません。
カツラギ
厚地の綿生地です。
カッチリと重厚な仕上がりになります。
カーゴパンツとかがっちりさせたい場合はこちらを買うと間違いないと思います。
T/Cブロード
綿とポリエステル混紡素材で、普通のブロードに比べ少々高いのですが、しわになりにくく縫いやすい生地なので、毎日のお洗濯のあとのお手入れがラクなんです。
普段着使いにしたいのなら、まずTCブロードが一番だと思います!
針11~14番 糸60番
ポリエステルツイル
コスプレ用にという方にはこちらをおすすめします。
中厚地の生地なので縫いやすいです。
市販の綿パンツは大体この生地を使っていることが多いです。
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。
生地の量は丈×2+30センチ(縫い代とゆがみなどを考えて)あれば作れます。
ただし、このポリエステルツイルは幅が150センチほどありますので、この生地や、ほかの幅広の生地にに限ってならば
ヒップ+60センチが150センチ以内であれば、出来上がりの丈+30センチくらいで作れると思います