読み方
せんふぁすなー
ざっくりした説明
ファスナーとは締めるもの、留め金具など止め合わせるという意味がある。
そのなかで金具を動かして開け閉めするものを線ファスナーという。
チャック、ジッパーはメーカーの商品名だそうです。
ファスナーの名称
樹脂ファスナー
エレメント(務歯)が樹脂でできたファスナーの事

フラットニットファスナー
エレメント自体に柔軟性があり、厚みが少ないので縫いやすい。
ハサミで切れるので長さの調整もしやすい。
エレメント、上止め、下止めが樹脂製なので、針が折れにくいので初心者にとてもやさしいです。
耐熱温度 150度
直接アイロンをかけず、当てぬのをしてかけてください。
アイロンの温度の目安 低温~120度 中温~160度 高温~200度位です



エフロンファスナー
テープに直接エレメントを織り込んだファスナーで手芸店さんいわく廃盤とのこと。
今は商品変更でフラットニットと入れ替わっていってます。
洋裁の本などでエフロンファスナーと書かれていたら、フラットニットファスナーを買えば問題ないです。
コンシールファスナー
エレメントが裏側に丸まっていて洋服にした時に目立たないファスナー。
コンシール押えというミシンの金具が必要です。
手芸店でも買えますが、メーカーによっては針折れの原因になったりするので、お持ちのミシンメーカー純正を買うのが間違いないと思います。
耐熱温度 160度
直接アイロンをかけず、当てぬのをしてかけてください。

ビスロンファスナー
射出成型エレメント(レール部分)のファスナー。
射出成型というのは手作りアイスキャンディーみたいな感じに、金属の型に樹脂をいれて固めて同じ形を何個も作るやりかた。
耐熱温度 130度
直接アイロンをかけず、当てぬのをしてかけてください。
オープンファスナー
ファスナーを2つに分割でき全開できるファスナー。
コイルのタイプとビスロンのタイプがあります。
コイルタイプ
コイルのタイプは柔らかく、手芸店では薄地用として販売されていることがあります。
オープンファスナーを目立たないように隠したいときはこちらがおすすめ。
らせん状につながったエレメントなので、先に切って後で合わせようとすると伸びてずれが生じるかんじがあります。
塗った後波打った感じになる。
閉じた状態で仮固定してから、左右を外し縫うといいです。


ビーズファスナー
ドーム状に盛り上がったファスナー。
単色だけでなく左右で色を変えたりできます。
楽天とかでも買えます。
クイックフリー
力がかかると途中でもスライダーが広がってくれるファスナーです。
金属ファスナー
金具の部分が金属でできたファスナーの事。
初心者は一度は針を折る、強敵なので、こだわりがなければ初心者は金属ファスナーは避けたほうがいいです。
昔のファスナー
ザ・オリジナル
ウィットコム・L・ジャドソンが発明したファスナーの原型。
写真はYKKものづくり館にて許可を頂き撮影したものです
関連



参考
英語表記
fastener
この洋裁用語集について
読み物としても面白いが目標です。
もくじ
