縫う前の下準備
接着芯は布を切る前に先に貼る。
布に印をつける方法はどうすればいいの?という方は↑ここにまとめていますので参考にしてくださいね。
画像の色の説明

布はしのほつれどめ
下にパニエをはく場合
生地の張りとパニエででシルエットが変わるからです。
また横にボリュームが増えると、丈を長くする必要があります。
傘を見たらわかると思いますが、まっすぐ垂れ下がっている状態だと長いですが、広げると視覚的に短く見えるようになるので、パニエをはいてから決めないと予想より短くなってしまいます。
布の切り方
スカート部分
生地を好みの丈プラス6㎝の長さで切る。
布幅いっぱいとは、購入した生地の横幅を全て使うという意味です。
フリル
縦を好みの幅+2㎝、横は布の横幅全部使って4枚取ってください。
大体フリルは1.5~2倍取るのですが2倍くらいの方が可愛い気がしたので4枚にしてます。
補助線を引く
上から8cmと下から4cmの所に印をつける
縫い方
あれば熱接着のテープを貼る
両端はあとで縫うので両端を1.5cm程度あけてから熱接着の両面テープを貼る。
貼らない場合はここは読み飛ばしてください。
縫い代を折る
熱接着の両面テープがあれば生地の裏の上下の端に貼る。
両端はあとで縫うので1.5cmあける。
接着時間が短いとはがれるので体重をかけて10秒くらいアイロンでおさえてください。
熱いうちに曲げたりするとはがれやすいのでアイロンをかけたら冷えるまで放置してください。
脇を縫う
2枚を内側が表になるように重ねて、両脇を端から1㎝の所を縫う。
片脇はゴムを入れるため☆(3.5cm)程下から縫い始める。
布の縫い合わせ方
まっすぐ縫う方法
脇の縫い代を片方だけ糸を切らない様9mmほど切れ目を入れる。
上の縫い代だけ左右に広げる。
5~7㎜くらいの所を縫って縫い代を固定する。
ここがゴムを入れる所になります。
両脇の縫い代をアイロンで折る。
フリルを縫う
4枚を表側が内側になるように重ねて端から1cmの所を縫う。
下側を1cm裏側へ折る。
フリルの上側とスカートの下側を4等分して印をつける。
上側をギャザー縫いしてください。
スカートとフリルを表同士が内側になるように重ねる。
スカートのすそとフリルにつけた印同士を待ち針で合わせる
フリルがスカートのすその長さと同じようになるように、ギャザー縫いの糸を引っ張って調整する。
ギャザーが均等になるように調整して待ち針を打って、端から1cmの所を縫う。
縫い代をスカート側に折る。
縫い目から2~5mmのところを縫って縫い代を固定する。
ウエストベルトを縫う
ウエストベルトを縫う
アイロンでつけた折り目で縫い代を裏に折る。
最初に端から0.2cmの所を縫う。
上から1.5cmの所を平行に縫う。
※すそとベルトのところで縫い代の折っている向きが逆にならないように気をつける。
片脇の縫い代のところを1.5cmあけておいてください。
ここからゴムを入れます
ゴムを入れる。
ゴムに消えるペンなどで片面に横線を書いておくと、端を縫い合わせるときに中のねじれに気づきやすくなります
裏表の区別なのでフリーハンドで適当に書いた線で問題ありません。
ゴムは入れる予定の2倍の長さに切る。
ゴムを半分に折って真ん中にしるしをつける。
ゴムの両端にに安全ピンを付けることで、一度に上下のゴムを入れると、ゴム入れが楽になります。
1本づつ入れると、最初の1本目でできたギャザーで入れにくくなるので、2本同時の方が楽に入れると、クライムキ先生に教えていただきました。
しかもつながっているので、ゴムが中にスポッと入り込むこともありませんよ。
もし入ってしまっても、つながっているので入り口で引っかかるので、取り出すことが可能です。
通したら印の所で切る。
試着してもらってきつくない程度の長さの所で手縫いでもミシンでもよいのでN字に縫う。
安全ピンでゴム通しをする場合右のようにそのまま刺すとほぐれて抜けることがあるので、左のように一度折ってから刺すとよいです。
ゴムを1本ずつ入れたい場合
洗濯ばさみでゴムの端を押さえておくと中に入り込まずにすみます。
いるもの
□ 表生地
□ 生地にあった色の糸
□ 平ゴム(いわゆるパンツのゴム)7~8mm幅のもの ウエスト×2+10cm
オススメの生地
T/Cブロード
綿とポリエステル混紡素材で、普通のブロードに比べ少々高いのですが、しわになりにくく縫いやすい生地なので、毎日のお洗濯のあとのお手入れがラクなんです。
普段着使いにしたいのなら、TCブロードが一番だと思います!
TCのTはテトロン(ポリエステル繊維の商品名)だそうです
塩素系漂白剤の使用はおさけくださいね。
綿ブロード
色も柄も多く薄いので縫いやすいです。ただし、綿100%はしわになりやすいので、コスプレや舞台衣装など、たたんで持ち運びするような場合には、かばんから取り出したらしわだらけというケースもあるので、普段着むきです。
ただし、厚さが薄いので、淡い色合いの生地はしたの服が透けたりしやすいので注意してください。
ポコポコとデコボコのある薄地。
肌触りよく清涼感があるので特に夏にはもってこいの生地です
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