布のシワを取ったり濡れた生地を乾かしたりするのに普通に滑らせてアイロンをかけますよね。
型紙通りに切ったはずなのに長さが合わないって感じることありません?
検証してみよう
シーチングに10cmの所に印をつける。
これにアイロンをかける。
測ってみると定規の数値は10.2mm
うさこ
わずか10cmで2mmも伸びているんです!!
ワンピースとかスカートとかになると丈が70cmとか1mを超えることもあります!
加えて、織物は縦横より斜め方向がものすごく伸びる性質があります!
「縫う前にシワが入ったからアイロンかけよ~」といってスカートとか斜めの所にアイロンをすべらせると、どんどん伸びます!
そして前と後で待ち針刺して縫おうとしたら型紙通りに切ったはずなのに
長さが全然合わない!!
柄合わせしようとしたら柄の幅が違う!という事が起こったりします。
お裁縫をしたことがある方はわかるとおもいますが
長さが全然合わないって…ものすごく困るんです。
アイロンをすべらせると生地が伸びる
伸はさずにアイロンをかける方法
この対応策はとても簡単です
アイロンをかけるとき、移動させるときは持ち上げるだけ。
もしくは薄い布かクッキングペーパーを布の上に重ねてかける。
間に布や紙が入ることで生地が直接アイロンに押されて伸びるのを押さえられます。
うさこ
これだけで伸びずにすみますよ!
地直しについて
このアイロンをすべらせると伸びる性質を利用して、ゆがんだ生地を整えることができます。
これを地直しと言います
布のゆがみを取ろう! 地直し・水通し
洋裁の本とかを見ると使う前に地直しをしなさいって書いてあるけど具体的にどうなの?