※縫い代は省略しています。
改造する場所の縫い代は外し、改造してから再度縫い代を付け直してください。
全円の場合
組み立てた型紙を組み立て体に当てて、鏡を見ながら、イメージに近くなるように線を描き入れてください。
体から外して線を清書する。
そで口Aをはかる。
そで口と同じ長さになるように円を書いてください。
A÷3.14÷2=Bでコンパスなどで円を書いてください。
自動計算フォーム
作りたい弧の長さにAの数字、角度にB(180、270、360など)フリルの長さにCを入力する。
縫い代は含まれていません
布の切り方(型紙の作り方)
2㎝位の紙にAとBの所に印をつける
破れにくいようにテープを貼って穴をあけてください
布を半分に折って1cm下がったところからコンパスの要領で線を引いてください。
角の下に印鑑用のゴム版などを敷いて画鋲などで固定するとずれにくいです。
1cm下げた所が脇の縫い代になります♪
何着も作る場合はこの要領で型紙を作っておくと楽です。
出来たら縫い代をつけてください。
姫そでの型紙の円周の違いによるシルエットの比較
描き方
縫い代分1㎝端からずらして定規やメジャーなどで
180度よりボリュームを少な目の姫そでにしたい場合
型紙のそでを用意してください。
型紙を体に当てて、切り替えたい場所に線を引き分割する。
上下に分けたそでの、そで口側を縦に等分割する。
分割数が増えると広げたときの線が滑らかになりますが手間が増えるので、このデザインであれば4~6分割がいいと思います
上側を基点に好みのボリュームになるように広げる
下に紙を敷き、テープで固定。
線を清書して縫い代をつける。
イレギュラーな姫そでの作り方 90度の三角
ゴシックパンクとかで見かけますね。
型紙を体に当てて、切り替えたい場所に線を引き分割する。
切ったそで口の長さをメジャーではかった長さ=b
(b÷3.14)×2=c
a=希望の姫そでの長さ(一番短い所)
高さa+cの二等辺三角形を作る。
コンパスの要領でcのカーブを書いてください。
縫い代をつける。
イレギュラーなそで180度の三角の場合
型紙を体に当てて、切り替えたい場所に線を引き分割する
切ったそで口の長さをメジャーではかります=b
b÷3.14=c
d=希望の姫そでの一番長い所の長さ
c+dの二等辺三角形を作ってください
cの長さでコンパスの要領でカーブを書いてください。
縫い代をつける
そで口の広がりと型紙
切り替えをいれずにそで口を広げたときと、切り替えによるシルエットの比較
切り替えなしで広げようとすると平面である布の構造上、手の甲側にボリュームは足せません。
増やしたボリューム分そで底(手のひら)側がだぶつくだけで美しいシルエットにはなりませんでした。
均等にドレープを入れてボリュームを出したい場合は切り替えて作るのが良いと思います