厚くなったり、縫いにくかったりするんだけどいい方法ないの?
実はほつれ止め専用のほつれ止め液という裁縫道具ががあるんだよ。
ほつれ止めの液を使う
ほつれ止め液という縫って乾くと布端が解れにくくなる道具を使う
ポイントは型紙を写したら、切る前に線の上にほつれ止め液をぬって、乾いてから切る事です。
これでほつれ止めの塗られた幅も少なくなりますし、切りやすくなります。
※水や自然に消えるペンだと消えてしまい、固形ペンは消えなくなるので、この用途の時だけフリクションペンを使うのがおすすめです。
縫ったところが固くなるから、ハサミでも切りやすくなりますよ。
冬場出が悪くなったら70度以上の熱湯につけて温めるとサラサラになります。
ミシンで縫う
90や80番の細い糸と9番の細いミシン針を使ってジグザグ縫いでほつれ止めをする方法
お人形さんでも大きいサイズの服は、ほつれ止め液などよりミシンでほつれ止めした方が早い場合があります。
ペンで塗るより早い。
2枚一緒にまとめてほつれ止めするところなら厚みがそこまで気にならないという声も。
専用のかがり押さえという押え金があれば交換して縫うと薄い生地でもきれいにほつれ止めできます。
模様が複数ある場合
機種によって多少絵が異なりますが大体こういう模様のいずれかがあると思うので選んでください。
複数ある場合
1)縫うところが少ない分早い
2)縦縫いと細かいジグザグなのでほつれやすい生地に適している
3)ジグザグの幅が広いので1の次に早い
4)ニットのほつれ止め向き
シワが入る場合
専用のかがり押さえに交換してください。
ミシンによって若干形が違うのですがこういうAの所に軸のある押えがあれば交換してください。
薄い生地とかしわがよりにくくなります。
これだけでオーガンジーもシワが寄りにくくなります。
Bの所に布の端を当てて縫う。
どれがかがり押さえか分からない場合
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どの押さえ金に換えたらいいのか分からない場合、だいたい模様縫いの所に押え金の記号が書いてあるので、その記号と同じ文字が刻印された押さえに交換してください。
・接着芯を貼る
パーツが多くてほつれ止め液塗るのが大変!
という場合は接着芯を貼るといいですよ。
接着芯を貼ることで、芯の接着剤が繊維を固定してくれるのでほつれにくくなります
接着芯には薄い透けるような不織布の芯がありますのでそれを使えば厚みも押えられます。
不織布というのはマスクや紅茶パックみたいな、織っても編んでもいない紙みたいな布のことです。
接着芯は熱を加えた時くっついて冷えると、ベタベタしないので手も布も汚れにくいんですよ。
ただし熱と温度と圧力で接着するので、中温で1か所20秒体重をかけてくっつけないとはがれやすくなるので接着芯タイマーを活用してね。
熱で切る
半田ごてで布の端をほつれどめしながら切る方法です。
綿麻絹毛などの天然素材には使用できません
洗濯しない場合
さらっとした、乾きの早い木工用や手芸用の接着剤を布端に塗る。
乾かすときくっつかないようにクッキングシートかクリアファイルの上で乾かす。