厚くなったり、縫いにくかったりするんだけどいい方法ないの?
実はほつれ止め専用のほつれ止め液という裁縫道具ががあるんだよ。
もくじ
ほつれ止めの液を使う
布にぬると生地が固くなって、それ以上ほつれにくくなる液です。
切ってから塗る人が多いのですが、布は柔らかいから切った後だと塗りにくいんですよね。
塗る範囲も広くなるし、触っているうちに塗り終わってない所がほつれたりします。
だから型紙を写したら、線をまたぐように塗ると、比較的細くかつ塗りやすくなります。
型紙を写す時、水や自然に消えるペンだと液で線が消えます。
なのでフリクションペンを使うとよいです。
フリクションペンは熱で透明になるペンです。
消えるのではなく透明になるだけなので、端や、裏側だけにつかってください。
ボールペンはインクで紙や布が汚れたり、水でにじんだりしやすいのでおすすめしません。
縫ったところが固くなるから、ハサミでも切りやすくなりますよ。
・接着芯を貼る
パーツが多くてほつれ止め液塗るのが大変!
という場合は接着芯を貼るといいですよ。
凄く薄い不織布の接着芯を布の裏に貼るとほつれにくくなりますよ。
ひもをテープをで止めるとばらけなくなるでしょ?
接着芯は熱を加えた時くっついて冷えると、ベタベタしないので手も布も汚れにくいんですよ。
ものすごくほつれやすいサテンの生地も、芯を貼ると一番端だけほつれますが、そこだけ切り落とせばほつれてきづらいです。
貼っていないと延々と糸がぬけていくんですよ。
不織布というのはマスクや紅茶パックみたいな、織っても編んでもいない紙みたいな布のことです。
ただし熱と温度と圧力で接着するので、中温で1か所20秒体重をかけてくっつけないとはがれやすくなるので接着芯タイマーを活用してね。
【接着芯タイマー】
いるもの
・ほつれ止め液を使う場合
ほつれ止め液
フリクションペン
・接着芯を使う場合
薄手の不織布の接着芯
アイロン