お子さん用の忍者装束を作ってあげたい!という方向けのページです。
安全が一番です
過去何度もリアルに作りたいので作り方を教えてください。と相談を頂いたことがあります。
当然テンション上がってはしゃぎますよね?
昔は今のようにマジックテープやスナップボタンがありませんから結んで固定しています。
ですが、ベルトや靴紐を自転車に絡ませたり、踏んで転んだり、フードをドアノブなどにひっかけて首がしまったりと、けがや死亡する事故が実際に起きているのです。
そのためJIS規格でも子供服のひもなどに規定があります保護者がつきっきりでそばに居て、写真を撮ったり演劇をしたりするのならよいのです。
しかし頭巾等高確率でひっかけて首が締まったりしそうじゃないですか?
この忍者の衣装は実際につきっきりで目を離さずずっと見届けておりましたが、まずほどけたら自分で結べません。
忍者の格好をしたら、高い所に上ったりしたくなると思います。
結ぶタイプの頭巾の場合引っかかると最悪首に損傷があったり、窒息する可能性があります。
なので頭巾ではなくヘアバンドに飾りを付けた鉢がねにするとか、短くフード状にして、スナップボタンや弱めのマジックテープで簡単に外れるようにするといいと思います。
手甲、脚絆はゴムやスナップボタン止めにしてひもは使わないなど安全重視で作ってください!
この小手は筒の上側にだけゴムを入れて作ってあります。下側には入れていません。
※甚平の紐に関しては適応除外になっています。
甚平のひもは蝶結びなのですぐほどける+位置的に踏みにくい、首にかかってないからでしょうか?
忍者服の作り方
上着
甚平の型紙を使う。
袴(ズボン)部分
自動計算フォームがあります。
着る子供のサイズをフォームに入力すれば、布をカットする大きさや、印をつける位置を自動計算します。
脇を本物のはかまのようにVに開けると難易度が上がるのでゴムパンツにすると作りやすくなると思います。
初めて作るならまず完成させることが最優先です。
小手
安全の為ゴムか、スナップボタン、マジックテープ止めで作ってください。
サイズは縮小して調整して使ってください。
引っかかっても【お子さんが自力で取り外せる】ように作る事が子供服の最重要ポイントです。
脚絆
手裏剣
お花用の吸水スポンジを的にすると折り紙手裏剣でも刺さります。
ポイントは大人が使う物だけ中に硬貨を入れておくと刺さりやすくなります。
入れるとその分殺傷力も上がるので、分別の付かないお子さんの場合、大人だけ硬貨を入れて、子供には内緒にしておくのがいいと思います。
ほんと危ないので。