現在ヤフーの動画配信ページがサービスを終了したため、一部動画が表示されないページがございます。youtubeに移行しておりますので少々お待ちください。こちらは報告は不要です。

実は簡単!基本的な1枚のそでの縫い付け方【おさいほう】

著者:うさこの洋裁工房。1999年よりオンラインと大分で洋裁を教えている先生。手作りCOS3ロリータ服編、手作りスチームパンク&クラシカルドレス、コスプレ衣装基礎BOOK著。

うさこ
1枚の布で作られる一般的なシンプルなお洋服の袖(そで)の縫い方です。

あひる
一見難しそうに見えるけど、よくみるこのそではたった1枚で出来ているんだね。

うさこ
覚えようとせず、動画などを一時停止しながら、そのまま丸っと真似して縫うといいですよ♪

画像の色の説明

各部分の名称


一番ふくらんでいる所、本体に縫い付ける所を袖山(そでやま)と言います
袖の脇のようなところを、袖底(そでそこ)と言います。
そして手を出す部分を袖口(そでくち)と言います。

そでを調整したい場合


型紙を体にあてて増減したい位置に鉛筆で印をつける。
体から外してその長さはかる。

五分丈、七分丈が自由に簡単に調整できます。


そでを半分に折って折り目をつけて、その折り目から切る。
短くする場合は重ねて、長くしたい場合は間に紙を足す。
横の線がずれるので線がなだらかにつながるように修正する。
修正して出た余分の所は切り落とす。

直接伸ばしたり切ったりしたらダメなの?

そでは先に向かって細くなっていることが多いのでそのまま延長すると元の長さより短くなります。
そして途中で切ると元の袖口より長くなることがあります。
すると手が通らなくなったり、カフスなどのそで口に縫い合わせる別の部品と長さが合わなくなる場合があります。
なので、微調整は中間で行うと調整が楽になります。

縫い方

そで山にはそでを立体にする為に余裕が入れられています。
ここでギャザーを寄せておかなければ、そのままつけるとあまってしまう筈です。
シャツなどそで山の高さが低いものやタック(折りたたみ)があるものはギャザーを入れないものもあります

ギャザーを寄せる意味

また袖山の高い細身のそではそのままつけると左の写真のように体に添わない形になるので、そでぐりより長くし、ギャザーを入れることによって丸みを出して立体的になるように作られているものもあります。
こうやって比較を見ると、ギャザーを入れる意味が分かっていただけると思います。

ギャザーの縫い方

↓もっと詳しく知りたい方はここ↓

【おさいほう】ギャザーの縫い方
ギャザーの縫い方 糸の調子を調整する ミシン...

縫い始めは糸がすっぽ抜けないように、ミシンの後に糸を長く流して置き、縫う。
縫い終わりは長めに糸を残し切るといいです。

ギャザーを寄せたら裏の方の長く残しておいた糸だけを引っ張りギャザーをよせる。
(これを一度覚えておくとスカートやいろいろな事に応用がきくので、是非チャレンジしてみましょう!)

袖(そで)を縫う

糸調整を元に戻す。
次に袖底を表側同士が内側になるようあわせて縫い代を1㎝幅で縫う。
表同士を合わせることを裁縫用語で中表といいます

そでを中に入れる

そでは表側が見えるようにひっくり返す。
裏返したままの身頃の中にそでを入れる。

待ち針で固定する

脇→肩→印という順に待ち針を刺す。
そでの山のギャザーの糸を引っ張って長さを調整する

筒状の部分のきれいな縫い方のコツ 詳しい図解があるよ
洋服を作っている時筒状の部分が縫いにくいと感じたことがありませんか? それはフ...

しつけ糸で仮固定をする

手縫いで端から7mmくらいのところを縫う
縫ったら待ち針ははずす。
全部を手縫いで作る場合はここは省略する。
ミシンに慣れている人はしつけをしなくても大丈夫だと思えば飛ばしてください


端から1cmの所を縫う。
縫い終わったら仕付け糸ははずす

そで口を縫う

試着してそでの長さを確認して縫い代を中に折って縫う。

以上が袖のつけ方の基本です

裏地のついたそでを縫いたい場合

裏地を縫う

裏地などの薄い生地は縫い目の長さが長いと細かいしわが入ったりしやすいです。
ミシンで作る場合、縫い目の長さを2mmくらいの細かさに設定する。

また針が磨耗していると繊維を断ち切って伝線しやすいです。
そのため針は薄地用の新しいものに交換をオススメします

裏地を綺麗に仕上げるコツ

洋裁初心者でもきれいに裏地を縫える方法試してみませんか?【おさいほう】
裏地って柔らかいしズレるし、曲がるし、初めて使う人には難易度高いですよね。 洋裁になれた方は経験で...

袖山の縫い代を折る

裏地も表地と同様に1cmの縫い代で縫う。
裏地のそで山と、そで口の縫い代をアイロンで裏側へ折ってください。

袖口を縫う

一旦そで口の折り目は広げてから、裏地と表地を内側同士が表になるように重ねる。
そで口を1㎝幅で縫う。

表側にひっくり返す

裏地をそでの中に入れて、アイロンの折り目通りにそで口を折る。
中の裏地のほうが大きくてだぶついて正解です。
少しでも裏地が小さいと引きつってしまうからです。

そでを身頃(胴体)の中に入れる

そでは表側が見えるようにひっくり返す。
裏返したままの身頃の中にそでを入れる。

このときそでの裏地は縫わずによけておくよ。

待ち針で固定する

そでを身頃の中に入れて、そで山と脇をピンでとめる。
そでの山のギャザー縫いの糸を引っ張って長さを調節しながら均等にピンを刺す。

仕付け糸で仮止めする


慣れていない人は端から7mmのところを仕付け糸で縫う。



ミシンで1cmの幅で縫う。
ミシンで縫ったらしつけ糸は抜く。
縫い代はそで側に折る。

袖山を、身頃の袖のカーブに手縫いで固定する


裏地のそで山を表地のそでの縫い代を覆うように待ち針で身頃のそでのカーブに固定する。
身頃(胴体)の裏地に手縫で表に縫い糸が出ないように裏地だけをぬいつけてください。
裏に隠れる部分なのでしわとかが入ってもあまり気にしなくていいです。
それより縫い代を余分に取りすぎて、そでの長さが引きつらないように注意してください。

手縫いだから失敗してもすぐほどいてなおせるよ!
売り物だったら細かい縫い目のほうがきれいだけど、自分とか家族用なら1cm位の大き目の縫い目でも大丈夫だよ♪


印刷
人気の記事
このサイトのつくり方ページはいつでも無料でご覧いただけます。 このサイトのページへのリンクはフリーですのでお気軽にどうぞ

型紙の改造方法

襟の縫い方や型紙の作り方えりの改造いろんなそでの縫い方や型紙の作り方そでの改造胴体の改造方法胴体の改造

コスプレ向きの技術

肩章の型紙  飾緒の作り方  お好みの色や長さが作れるフリンジの作り方

生地への柄の入れ方

ステンシル(絵の具)で生地に絵を描く ステンシルフェルトを使った柄の入れ方フェルト  ラバーシートを使った柄入れの仕方 アイロンラバーシート 布用スプレーで柄を入れる方法スプレー
洋裁工房のつくり方や型紙で作った洋服を自身のブランドの洋服としてフリーマーケットで販売したりネット通販するのもまったく問題ありません。 大歓迎です。 同じような服を作りたい人の為にリンクを貼っていただけるととても喜びます♪
このサイトの縫い方と学校やお教室のやり方が違っても、それは移動するときにバイクやバスや飛行機どれを選択するのかと同じように、どれかが間違っているのではなく、やり方が何通りもあるのです。 また直接先生から学んでわかりやすい方法と、写真や動画で理解しやすい方法が異なることも多いです 洋裁工房は初心者の方が、ネットの写真や動画を見て独学でも服を作れる事を念頭に置いて作っています。 お教室に通っている人は「どっちが正しいのか」と悩まれる方がいらっしゃるようですが、どちらでも「自分にとって理解が出来た方法・やりやすい方」を選択すればいいんですよ。