持っている型紙が半そでや普通の長袖しかない!
でも袖口が広がったゆったりした袖が作りたい!
そんなあなたの希望をかなえる簡単なカフスつきそでの型紙の作り方です
長袖の型紙を基本に改造します。
※縫い代は省略しています。
改造する場所の縫い代は外し、改造してから再度縫い代を付け直してください。
型紙の下に紙を足してください。
そでの山のすその端を結ぶように真横に線を引いてください。
その線から垂直に線を引きそで口までの四角を作ります
持っている服を参考にカフスの幅を決める
同じ長さにしてもいいですし、右側のようにたるませたい場合は右の図のようにカフスの位置を下げてそでの長さを長くするといいです。
カフスの部分を切り離してください。
横幅は持っている服のそで口をはかって参考にすると失敗しにくいです。
そでを縦方向にいくつか分割する。
これはそでやまのボリュームを変えずに広げる方法です。
切り開く方法についてはフリルの作り方動画を参考にすると分かりやすいと思います
持っている服をはかってもいいですし、たっぷりボリュームをもたせたい場合は腕の周りにメジャーをまいてこのみのボリュームを決める=b
b-a÷分割数=★
★の長さ分広げて、線をつなげる。
こういう形になります
縫い代を1cmつける。
そでの後ろ側に腕を通しやすくするためのあき(スリット)を作る。
スリットがほつれないようにスリットの端をくるむための見返しという部品も作る。
スリットの上に紙を重ねて、そでの下と、スリットの線を写してください。
スリットの線に対し2.5cm並行に線を引いてください。
これが見返しのパーツです。
何故後ろ側のちょっと離れたところにあき(スリット)作るかというと腕の真ん中にあきがあるより、小指側にあるほうがボタンをつけはずししやすいからです。
意識してボタンをはずす動作をすると理解しやすいと思います
カフスはくるみこむようにつけるので、2倍分の長さが必要です。
これに縫い代を1cmつける。