いるもの
□ 表生地
□ 生地に合った色の糸
□ 接着芯 90cm×30cm
□ のびない生地の場合コンシールファスナー50cm以上の物
□ コンシールファスナー押え
前中心をギャザーにする場合
□ 前中心の飾り兼補強用のレースかリボンかバイアステープなど20cm
ゴムにする場合
□ 7mm前後の平たいゴム 20cm
オススメの生地
綿シーチング
柔らかい綿100%の生地。肌触りがよく縫いやすく、色柄が多いです
ダブルガーゼ
ガーゼ生地を2枚重ねたような仕上がりの生地。
肌触りもよくやさしい雰囲気のお洋服になります。
画像の色の説明
型紙を貼り合わせる
洋裁工房の型紙はこのように貼り合わせ図というのが描かれています。
貼り合わせ図の通りに先に貼ってから切り出す。
1/10サイズの枠に並べて布の量を確認する
型紙から1/10サイズのみを切り出して1/10サイズの枠に並べると、必要な量がすぐわかりますよ!
地直し・水通し
天然素材は縮むので綿、麻を使う場合は、一晩水につけて乾かしてから使う

接着芯を貼る
接着芯は貼ると縮むので、先に芯を貼ってから型紙を写す。
ファスナーをつける時とつけない時用で後ろの見返しが違うので注意してください。
ファスナーをつける場合は左右対称に2枚
ファスナーを付けない場合は1枚です。
型紙を写す
布を切る
洋裁工房の型紙は表から見たときに写真どおりに作れるようにしています。
布の表に型紙を重ねて写す。
チャコで印をつけたら型紙は外して良い。
縫い方
布はしのほつれどめ
裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽です。
伸縮のある生地の場合
伸縮のある生地は後身頃中心を1.5㎝幅で縫う。
縫い代は左右に広げる。
伸びにくい硬い生地の場合
型紙の後中心の印の下側を縫う。
印から上にコンシールファスナーをつける。

前中心にギャザーを寄せる
前はギャザーとゴム好きな方が選べます
ギャザーを寄せる場合
前中心にギャザー縫いをする。
11cmまで縮める。

糸が切れて解けないように上にリボンやレース、バイアステープを重ねる。
リボンなどの両端を縫って固定する。
はみ出した所を切り落とす。
ゴムをつける場合
16cmにゴムを切る。
図の位置に印をつける。
縫い付ける長さより5cm長くするとゴムがもちやすく縫いやすくなります。
カラーゴムなど表に出したい場合は表側にゴムを重ねる。
表に出したくない場合は裏側にゴムを重ねる。
シャーリングゴムの縫い方
上側を5cmはみ出して端から5mmの所を縫って固定する。
下側は端を合わせ5mmの所を縫って固定する。
上側3cmは伸ばさずに縫い、8cmの所をゴムを伸ばしながらゴムの真ん中を縫う。
ゴムの端からはみ出した5cmは切る。
胸の切り換え
前中心の下側に上側を内側同士が表になるように重ねて縫う。
縫い代を上側に折って、表側の縫い目から5mmの所を縫って縫い代を固定する。
肩と脇を縫う
後身頃を前身頃の上に、表同士が内側になるように重ねる。
肩と脇を1㎝幅で縫う。
見返しを縫う
後にファスナーがない場合
見返しを表同士が内側になるように重ねる。
肩を1cm幅で縫う。
身頃と見返しを表同士が内側になるように重ねる。
1cmの所を縫う。
えりの所の縫い代を5mm残して切り落とし、縫い糸を切らないように切り込みを入れる。
見返しを裏に折る。
アイロンで形を整えて5mmの所を縫う。
見返しを固定する
手縫いで表に目立たないようにまつり縫いという縫い方で見返しを固定する。
6~7㎜間隔で縫うときれいですが、力のかかるところではないので1cm位の間隔でも大丈夫です。
見やすいように色を変えていますが、実際は布に近い色の糸を使うと良いです
後にファスナーがある場合

すそを縫う
すその縫い代を平行に折るため、消えるペンなどで生地の裏の下から4cmの所に補助線を引く。

折り紙を折る時のように補助線にすその端を合わせ折ると、ちょうど2cmで折れます。
縫い代の端から5mmの所を縫う。
そでを縫う
そでの山にギャザー縫いをする。
袖山の印は位置合わせに重要な印なので、忘れずにつけてあるか確認してください。
ギャザーの縫い方がわからない方はこちら

そで山にはそでを立体にする為に余裕が入れられています。
ココでギャザーを寄せておかなければ、そのままつけるとあまってしまう筈です。
またそで山の高い細身のそではそのままつけると左の写真のように体に添わない形になるので、そでぐりより長くし、ギャザーを入れることによって丸みを出して立体的になるように作られているものもあります
こうやって比較を見ると、ギャザーを入れる意味が分かっていただけると思います。
そでを身頃につける
そでを内側が表になるように縦に折って縫い代を1㎝幅で縫う。
そで口の裏の縫い代から4cmの所に補助線を引く。
補助線にそで口の端を合わせて裏へ折る。
そで口の縫い代の端から5mmの所を縫う。
そでは表側が見えるようにひっくり返す。
裏返したままの身頃の中にそでを入れる。
脇→肩→印という順に待ち針を刺す。
そでの山のギャザーの糸を引っ張って長さを調整する
手縫いで端から7mmくらいのところを縫う。
縫ったら待ち針ははずす。
全部を手縫いで作る場合はここは省略する。
端から1cmの所を縫う。
縫い終わったら仕付け糸ははずす。
この型紙で作りました
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね