ボックスプリーツスカートとしても着られる袴風スカートの作り方です。
↓2020/5/31まで型紙を無料公開しています。↓
袴スカートの型紙を見る
縫う前の下準備
1/10サイズで試作してみよう!
和服系の衣装作ったことない!てどうなってんの?という方
洋裁工房の型紙には縫う前にヒダの向きとかがシミュレーションできる1/10サイズの型紙がついているんですよ~
色分けされた線のとおりに折ればちゃんと作れるんですよ~
実は和服系だけでなく全部の型紙についてますhttps://t.co/BH0HuiXD1G pic.twitter.com/nq5C9uRL9f— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) June 8, 2018
接着芯を貼る
前のベルトにだけ接着芯を貼る。
接着芯は布を切る前に先に貼ってください。
布に印をつける方法はどうすればいいの?という方は↑ここにまとめていますので参考にしてくださいね。
画像の色の説明
型紙を布に重ねる。
布に線を写す。
ヒダを折る時の目安として、型紙の端の印の所を7ミリ切れ目を入れる。
上下の切れ目で折りたたんで左右に引っ張ると折る位置がはっきりします。
ヒダを折る
型紙通りに折りたたむ
しつけ糸を使って印をつけると裏と表の両方から印が見えるので折る時に便利です。
このとき山折と谷折で色を変えておくと間違えにくくなる。
折り目は表から見た時の折山です。
1/10サイズを折りたたんで手元に置いておくと間違いにくいと思います。
先に山折りを折ってから次谷折りという感じに折る方向を一気に折ると間違えにくいですよ。
ほつれ止め
布の周りをほつれ止めする
ベルト
ベルトを半分に折る。
端から2ミリと9ミリ幅で縫う。
スカートとベルトを1センチ幅で縫う。
縫い代を上に折り、表から2ミリの所を縫う。
細いゴムを使う場合は真ん中も縫う。
後ベルトにゴムを通す。
ゴムを持つ長さが必要なので、ベルトより3㎝だす。
待ち針で固定する
ゴムの長さの目安
ゴムの長さは子供のウエスト÷2×0.9+6cm。
ウエスト 43cm →ゴム 25.5cm
ウエスト 45cm →ゴム 26.5cm
ウエスト 47cm →ゴム 27.5cm
ウエスト 49cm →ゴム 28cm
ウエスト 51cm →ゴム 29cm
ウエスト 53cm →ゴム 30cm
両方3cmゴムを出しておいて、両端から7~8mmの所を縦に縫う。
ゴムによって強さが違うので、先に片方縫い付けてから、お子さんのお腹に合わせて微調整するといいです。
力がかかる所なので2~3回往復して縫う。
ゴムを引っ張って切ると端が7mmの縫い代の中に隠れます
前後のスカートを重ねる
両脇を1センチで縫う
すそを上げる
2cm内側に折って1.5㎝の所を縫う。
完成です
着物と合わせなければ
ボックスプリーツスカートです
丈について
昔の写真を色々見て見ると動きやすくするためか短めに来ている子供が多いので、すそ踏んで転びそうと思ったら、すそを短めに作ってもいいと思います。
すそ上げするときに長めにすそを上げて大きくなったら伸ばせばいいのです。
この型紙で作れます
いるもの
□ 表生地
□ 生地にあった色の糸
□ 接着芯15cm位
オススメの生地
厚くない生地が良いです。
ツイル(チノパンの生地)位の厚さまで。
それ以上で作ると縫いにくくなると思います。
サンプルはポリエステルアムンゼンで作りました。
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。