男女ともに使える、カジュアルな肩かけバッグです。
移動カンを3つ使い長さを調節できる方法で作っていますが、自分用で作る場合は最初から自分用に長さを調節して直接縫いつければ移動カンは不要です。
縫う前の下準備
接着芯は布を切る前に先に貼る。
布に印をつける方法はどうすればいいの?という方は↑ここにまとめていますので参考にしてくださいね。
画像の色の説明
接着芯接着芯を貼る
表地の裏に接着芯を貼る。
大きめに切った生地に接着芯を貼ってから切るとアイロンが汚れずに綺麗に貼り付けられます。
キルティングの生地を使う場合は接着芯を貼らなくてもいいです。
柄やイラストをつける
お好みでふたの部分をキャンバスにして、手書きのイラストや、アイロンプリント、ステンシル、刺繍ビーズワーク、レース等で自分流にデザインしても面白いですよ。
また、ここに携帯やペンなどを入れるポケットを付けても便利ですね。
肩紐パーツをつける
肩紐を折る。
両端を真ん中に合わせて折る。
移動カン
長い折り目の方に移動カンの真ん中をはさんでください。
脇のパーツに重ね端から2~3cm位のところを縫う。
1周縫う。
補強に×字に中を縫う。
マジックテープをつける
ふたの裏地の中央にマジックテープ、もしくはスナップボタンをつける。
ふたのパーツを縫う
表を外側にしてふたを縫う。
端から5mmくらいの所を縫う。
ふちをバイアスで包んでください。
縫いつける所は包みません。
バイアステープの縫い方凸編
ふたを縫いつける
正面のパーツの後側になる方にふたをつける。
表を上にした正面のパーツに、ふたを裏を上にして重ねて縫う。
ふたを起こして表から縫う。
側面を縫いつける
サイドのパーツのカーブの縫い代に切り込みを入れてください。
切り込みは6~7mm位。
表が外側になるようにしてピンをとめる。
慣れてない人はしつけ(手縫い)をしておくと縫いやすいです。
実際にミシンで縫う2~3mm外側を縫う。
ミシンで縫う。
縫い目が外に出るように縫う。
縫ったふちをバイアスで包んでください。
反対側も同じように縫う。
内ポケットをつける場合
内ポケットを作る場合は、正面パーツを3cm以上短くしてください。
出来れば張りのある薄手の生地を使うといいですよ。
このポケットは外側に作っても面白いですよ。
ポケット口になる所を3つ折りしてください。
三つ折り裏地にポケットを重ねる。
端から5mmの所を縫う。
裏地を縫う
裏地を表が内側になるように重ねて、出来上がり通りに縫う。
表の袋の中に裏地を入れてください。
お好みでいろんなサイズのポケットを作る。
つりさげタイプのポケットの作り方
縦40cm×横34cm以内なら中に入れるものを想定して、お好みのサイズに作る。
上側をバイアスで包んでください
5cmずらして二つ折りしてください。
両端5mmの所を縫う。
両端をバイアステープで包んでください。
内側の好きな所に合わせ上5mmを縫う。
上をバイアステープで包んでください。
肩紐を通す
肩紐を移動カンに通してください。
裏返して端を2~3cm折る。
端を縫う。
金具を付けていない方をバッグの金具に通してください。
再び金具に通してください。
反対側の金具に通してください。
先を内側に折り込んで縫いあわせてください。
完成です。
いるもの
□ 表生地
□ 移動カン 35mm~(写真は39mmの物を使用)
□ アクリルテープ 肩紐部分 130~150cm
□ 接着芯(キルティング生地の場合は不要)
□ バイアステープ
□ マジックテープ
オススメの生地
カツラギ
厚手の綿生地です
上の写真の生地です。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。