甥っ子達に鬼滅の刃の炭次郎と善逸の羽織を作ったので、姪には胡蝶しのぶの羽織を作りました。
画像の色の説明
接着芯この羽織は前二つとは型紙から違う形にしました
そでが広がった形になっています。
柄はフリクションペンで写すといいと思います
作り方
えりを折る
えりを横の切り込みの印を基準に三つ折りする。
脇をぬう
身頃(胴体)を表同士が内側になるように折る。
脇をそで付けの位置を開けて1cm幅で縫う。
そでを染める
布用の染粉(コールダイオール)をやけどしない程度のお湯で良くとかして霧吹きに入れる。
濡れていると濃く見えるので、気持ち濃いめに作る。
中途半端に粉を入れると余ったり飛び散った粉が手や布について汚れになるので、粉を写すときはゆっくり移す。
分ける時により汚れやすくなるので一回で使い切るのがおすすめ。
濡らした布に霧吹きに入れた染料をかける
水に濡れていると濃く見えるのでかわくと薄くなる。
なので、濃いめに染まるように振りかける。
下敷きのシワの形に濃く染まるので、テープなどでピンと張って、山を伸ばしてから使う。
(これを染めた時そうなりました)
本来黄緑色のグラデーションもあるのですが、ごっこ服なので今回は省略しています。
すそはズレないよう脇を縫ってから染めました。
写真ではついていませんがえりをつけてから染めるとグラデーションの高さが揃うと思います。
そで口とすその模様を作る
そで口とすそは別の布をつける。
白い生地の裏側に布用両面テープを貼る。
型紙の模様の所をくり抜いて、布に形を写す。
番号を書いておくと迷いにくい。
行方不明になりやすいのでまとめて箱などに入れておく。
黒い布に形と番号を写す
両面テープを貼った白い布を、黒い布の同じ番号の所に貼る
柄を入れる
胴体とそでに消えるチャコペンで布に柄を写す。
薄い不織布に型紙の線を写してから布の上に重ねてなぞると線が写せる
消えるチャコペンなら間違えても消せます。
アルコール系の油性ペンでなぞる。
模様は端の方は書かずに後でそでを縫ってから
線をつなげるとズレずにいいと思いました。
そでに黒い生地をつける。
裏地は白い生地で作る。
そで口をつける
そでの先にそで口を表同士が内側になるように重ねる。
1cm幅で縫う。
そで口を広げてアイロンで形を整える。
そでをつける
そでと身頃を表同士が内側になるように重ねる。
1cm幅で縫う。
表側が内側になるように折る。
そで底を1cm幅で縫う。
そで口の裏地
そでの裏地を表が内側になるように半分に折る。
1cm幅で縫う。
そで口に裏地を表同士が内側になるように重ねる。
1cm幅で縫う。
縫ったところの縫い代を5mmに切る。
裏地を中に折る。
そで口の生地の両端から5mmの所を縫う。
すそを縫う
そで口の裏地も表側が内側になるように折り、1㎝で縫う。
模様のある方のすそを、身頃の下に合わせて表同士が内側になるように重ねる。
1cm幅で縫う。
縫い方は↓これと同じです。
すそを付けたら完成。
作ってみたい方は
天然素材は水で縮むので染で縮まないよう必ず一晩水につけてから布を切ってね。
この型紙で作れます
いるもの
□ 表生地 白と黒
□ コールダイオール
□ 定着剤
□ 生地にあった色の糸
□ アルコールタイプの油性ペン(マッキー)
□ 霧吹き
オススメの生地
綿ツイル
染めやすさ重視にしたい場合は圧倒的に綿が染まりやすいです。
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
今回スプレーで染めるので、化繊は染まりにくいため、綿がオススメです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。