電動ミシン
スイッチを入れて電気が流れると動くのが電動ミシンです。
速度は一定か、早い・遅いの二段階のものがあります。
自動停止の安全装置がないので、ミシンに負荷がかかった時自動で止まらないので、針が折れたり、糸が絡まって食い込んでも電源を切るまで動き続けます。
電子ミシン
速度を調節する部品があって、速度や針の停止位置を電子回路で制御しているのが電子ミシンです。
模様はダイヤルなどで設定する。
ダイヤルで設定するので模様の数がコンピューターより多くない。
洋服づくりに必要な模様縫いがない機種もあります。
色々作りたい!コスプレとかアイドルの再現衣装を作りたい!という場合、ニットやレザーとか普通の綿生地じゃないものを縫う機能が足りずきれいに縫えなかったりすることがあるので、どの模様縫いが出来るのかミシンの機能として地味に重要です。
詳しくは機能で探す!洋服を作るためのミシンの選び方!をみてね。
コンピューターミシン
タッチパネル、もしくはボタンで模様を選択できる。
間違った使い方をするとエラー音やパネルで表示されるものがコンピューターミシンです。
細かな動きもコンピューターで調節できるので、0.1mm単位とかで長さや横幅を変えたりできるものもあります。
薄い布程細かい縫い目で縫わないと、布が引きつったりするのですが、細かすぎると縫うのに時間がかかるので、何千、何万針と縫って作る洋服は、この0.1mmの設定でも時間が大きく変わってくるんです。
コンピューターの場合、ダイヤルと違い数値がはっきり見えるので次同じ設定を再現しやすいんです。
これはマニアじゃないとわからない所なんですよね。
簡単な区別のつけ方
スピードが固定、もしくはフットコントローラーのみで調節が電動
スピードコントロールの部品があって、模様がダイアル式が電子。
模様選択がボタン、もしくはタッチパネルがコンピューターミシンです。
おまけ
車で例えていうと、電動ミシンはマニュアル車。窓はハンドルで手回し、
電子ミシンはオートマ車、窓は手回し、スピードメーターやガソリンメーターがアナログ。
コンピューターミシンは、オートマ車のパワステパワーウインドウ、半ドアだったりするとアラームでお知らせしてくれる。
価格が上がるごとにボタンでカギが開いたり、ドアが自動でしまったりする便利な機能が増える。
刺繍ミシンになるとさらにカーナビがついて、動画も見られるよ!という感じと言えば伝わりますでしょうか?
コンピューターだから難しいじゃなくて、コンピューターがあるから操作性が快適になっていると思っていただくとよいと思います。