縫う前の下準備
服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画をサラッと読んでおくといいかも
裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。
お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽です。
色の意味
■表 ■裏
ウエストの長さについて
ちなみにゴムを入れない状態だとウエストよりかなり大きいです。
しかしウエストがヒップより大きくないと着替えられないので、ヒップより大きく作って、ゴムで縮ませて着替えられるようにするのです。
縫い方
土台を縫う
土台のスカートの各段を表が内側になるように重ねる。
脇を1cm幅で3枚をつなげる。
大きさの違う円が3つできます。
土台のすそを縫う
3段目の土台のスカートのすその縫い代を1cm縫って7㎜位の所を縫ってさい。
フリルを縫う
1,2,3段目のフリル部分を表側同士が内側になるように重ねる。
それぞれの段の横を1㎝幅で縫って6枚づつをつなぎ合わせて輪にする。
フリルのすそを縫う
すその縫い代を裏へ1㎝幅に折る。
7㎜位の幅で縫う。
上側にギャザーをよせる。
ミシンの縫い目の長さを長くしてください。
ミシンの調節はミシンによってデジタルだったりダイヤルだったりと異なりますので、お手持ちのミシンの説明書をご覧ください。
土台にフリルをつける
土台3段目にフリル3段目を重ねて土台と同じ長さになるように縮る。
上から5mmの所を縫う。
3段目の上に2段目の土台を縫う。
土台を起こす。
2段目と3段目の縫い代は上方向に折り、ミシンで縫って固定する。
土台2段目にフリル2段目を重ねて土台と同じ長さになるように縮る。
上から5mmの所を縫う。
2段目の上に1段目の土台を縫う。
土台を起こす。
1段目と2段目の縫い代は上方向に折り、ミシンで縫って固定する。
土台1段目にフリル1段目を重ねて土台と同じ長さになるように縮る。
上から5mmの所を縫う。
ベルトを縫う
ウエストベルトをアイロンで半分に折る。
折った所を広げる。
表が内側になるように折り、端を1cm幅で半分(折り目のところまで)縫う。
縫い代を左右に広げる。
5~7㎜の所を縫う。
必ず印をつける。
特にウエストのカーブの所は出来上がり線より縫い代の端の長さが短いので、縫い代を合わせると長さが合いません。
ウエストとベルトの印を合わせて必ず印から待ち針を刺して、そのあとに中間を止めるようにしていくとズレません。
1段目とベルトを表側同士が内側になるように重ねる。
上から1cmの所を縫う。
アイロンでつけた折り目で裏へ折る。
7mm前の場合図のように3本。
2.5cm幅の場合真ん中は縫わない。
※布が厚すぎて縫えないミシンの方が多いと思うのでベルトの裏側に折り返したところの端は折らない。
ゴムを通す
シルエットについて
スカートのボリュームは重力で生地が真下に落ちようとするので、下で生地を支えるパニエの形に左右されます。
半円(180度)から全円(360度)→それ以上(520度)等
弧が大きくなればなるほどヒダが増えると思ってください。
この型紙で作りました
いるもの
□ 表生地 薄手の生地がオススメ
□ 土台の生地
□ ゴム 2本入れる場合は7~8mm幅 1本だけにしたい場合2.5cm幅のものを入れる
□ 生地に合った色の糸。
オススメの生地
・土台
柔らかくて薄い光沢のない綿生地。
縫いやすくどこの生地屋さんでも手にはいりやすい。
ブロード
シーチングより少し張りのある綿生地。
シーチングよりほんの少し光沢がある。
こちらもどこの生地やさんでも手に入れやすい生地です
サテン
光沢のある生地。
張りのあるものや柔らかいもの色々ある。
フリルから透ける生地も見栄えがいいものがいい場合はこちらを。
原材料がアセテートのものは洗濯に向かないそうなので、ポリエステルのものがおすすめ。
・フリル
ジョーゼット
柔らかくふんわりした透ける生地。繊維の太さで厚みや透け感が変わるので、通販で買う場合はサンプルを取り寄せたほうがいいかも。
やさしく落ち着いた感じにしたい場合はこちら
オーガンジー
ジョーゼットより張りのある薄くて透ける生地。
光沢の強いものもあり、華やかにしたい場合はこちらがいいかも。
ポリエステルアムンゼン
ドレスっぽさを消して普段着として使いたい場合向き
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね