水干についている補強のための飾りの作り方。
実物を実際に見たことがないので本当の作り方はわかりませんが、時代衣裳の本を参考に作ってみました。
上記の白の菊綴じは100円均一で購入したレース編み用の糸。
オレンジ色のものはジーパンなどのステッチ(飾り縫い)のミシン糸20番を使ってみました。
280円のもので直径5cmのものが5つ作れました。
6cmの厚紙に200回ほどまきつけてください。
ぐちゃぐちゃにならないように外す。
中央を糸で縛ってください。
巻いた糸の上下を切る。
結び目を基準に糸が抜けない様に放射線状に広げてつぶしてください。
糸が抜けないようにピケを塗る。
洗濯しないならば裏から少し薄めた木工用ボンドでの補強でもいいかも。
フチをそろえるためにコンパスで紙の丸を作る。
中心を合わせて、チャコペンなどで印を付けてくささい。
厚紙で作れば厚紙をつけたまま厚紙にそって切ってもよいです。
ぞるように書くと糸が動いて書きにくいので、点を打つ感じで印を付けると書きやすいです。
線の内側をはさみで切る。
切りそろえて、手縫いで縫う。
本を見ると補強と書いてあるのですが、私はミシンで縫ってしまうので補強の必要が特にないので、洗濯のことも考慮して、ボンドでスナップボタンを裏に付けて簡単に取り外しが出来るようにしました。
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