自分にあった服がない!!Mじゃ小さいし、Lだと大きすぎる!
MLサイズが何でないんだ!
MLサイズが何でないんだ!
そんな場合は原型を使った製図をしてみましょう。
原型を使った製図は難しいように思えますが、実は原型は1回作っておけば後は使いまわすので、ボロボロになったり、体型がひどく変わらない限り作り直さなくていいんです!!
厚紙などで1つ自分の体にあった原型を作ってみましょう!
厚紙などで1つ自分の体にあった原型を作ってみましょう!
この文化式の原型が出来上がれば、レディーブティックなどの製図も半分は引けるようになったも同然です。
(注、原型にはドレメ式などもありますから、注意して製図を見ましょう。この製図は文化式を分かりやすく図解で説明したものです)
※原型はあくまで貴方の体型に合わせて作る自分定規です。実際はこの原型にゆとりなどをくわえて完成させます。
バスト82cmと88cmの原型がダウンロード出来ます。
原型の書き方
まず先に紙に以下の計算をして書いておくとあとが楽です。
四角を書く。
小数点第二位は四捨五入してください。
子の製図はいきなり1/1で作るのではなく1/5や1/10など小さいサイズで書いてから、間違いないか
バストラインと脇線を描く
上から上記で出したBの長さのところから横に水平に線を引き、横幅の丁度中央Cに下半分縦に線を引く。
そでぐりの補助線を描く
身頃作り左からEで出した数右に行ったところに垂直に線を引く。
同様に、右からDで出した数字分左へいった所に垂直線を引きます
バストポイントを描く
バストの位置決め左のFの長さを等分したところから下に垂直に線を引く。
その線の上から4cmの所に印を入れる(バストポイント・通称BP)
後脇を描く
脇下の横半分に割った線から左に2㎝斜めに線を引く。
後襟ぐり(えりのカーブ)を描く
後衿作り左から右にGの数だけ言った所から上に向かって垂直にHの長さ分線を引く。
あとはFの頂点からHの端に向かってなだらかに線を引く
後肩の線を描く
後肩Eの線で引いた垂直線の上から、H分下がった所から右に2㎝補助線を引く。
後襟の頂点から、今引いた補助線に向かって線を引く。★を定規などではかっておく。
前襟ぐり(前えりのカーブ)を描く
右端から横にIcm 縦にKcmの四角を書く。
四角の左隅から45度の角度でJcm補助線を引く
Jを通るようにフリーハンドでカーブを書く
前襟首の端から下に0.5㎝下に印をつける
0.5cmの印からLの地点と交わるように直線を引く。
後肩ではかった線★から1.8㎝引いた長さになるようにする。
そでぐり(そでを付けるところのカーブ)を描く
縦の線から45度の角度でOcm補助線を書く。(オーですゼロじゃないよ)
MとNの点をとおるようにカーブを書く。
前すそを描く
一番左端の線をJ分延長し、同様に、バストポイントをつけるための補助線もJ分延長する。
延長した二つの線を結び、脇の裾線まで結ぶ。
原型の型紙を紙から切り出す
このように前身ごろと後身頃を分ける。あとは、この原型を基準に増やしたり減らしたりするだけです。
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スタイルブック
レディーブティックと同様にかこみ、ドレメ・文化式の原型を使った製図が掲載。デザイン点数が多い。
洋裁工房のつくり方や型紙で作った洋服を自身のブランドの洋服としてフリーマーケットで販売したりネット通販するのもまったく問題ありません。
大歓迎です。
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