生地をグラデーションに染めます。
粉を溶かす
今回は綿生地を用意したので、煮なくても染まる染料を使います。
コールダイオール
30度以上の水で染まるよ。
ケチらず粉は使い切るのがよいです
出し入れすると粉が手について
気が付かないうちに生地が汚れます
粉をぬるま湯でとかす
よく混ぜてから大きい容器に移す
促進剤を入れる(今回は塩)
綿、麻は塩を入れると染まりが良くなる。
色止めは専用の色止め剤を使います!
染める器に移す
容器がなければ箱にごみ袋をかければOK
染料は2回に分けて入れます
布を器に漬ける
あらかじめ水につけて生地を濡らしておく
上下に揺らし下は濃くなるよう長めに漬ける。
乾くと薄くなるので濃いめに染めてください。
この色で丁度いいという色だと確実に薄いです。
布をすすぐ
すすぎの水に台所用洗剤を入れる
生地をよく洗いすすぐ
色止め剤を入れて漬ける
ぬるま湯に色止め剤を入れて数10分放置
すすぎ脱水で洗濯機を使うと次の洗濯物が染まったりするので使わない事
脱水して乾かす
私は野菜の水切り器を脱水器として使ってます
部品ごとなら服の生地でも脱水できます
こんな感じで濡れているときと乾いた時では色が変わります。
濡れているときは濃く見えるので、実際より濃いめに染める必要があります。
簡単でしょ?ぜひ挑戦してみて!
ちょっとだけ楽にする方法
大きい布を上下に揺らすのって結構大変ですよね。
染料以外でいるもの
突っ張り棒
平たいゴム
棒(園芸用の支柱とかでも可)
安全ピン
容器(段ボールとビニール袋でOK)
一番疲れるのは生地の上下運動だと思うのでこんなのを考えてみました
お風呂場に突っ張り棒を通す。
生地を掛けた棒とゴムでつなぐ
濡れた生地は大きさによってかなり重くなるので、その場合は2~3㎝の太いベルトゴムとかにするといいかもしれません。
ゴムを支柱にかける。
安全ピンでゴムの長さを調整して固定する。
支柱に生地をかけ、生地がずり落ちないように安全ピンで両端を固定する。
上まで薄く染める場合は、先に一度全体を薄く染めた後に棒に引っ掛けて下側を染めていく
上の方から染め始めて、安全ピンの位置をずらして、吊るゴムの長さを短くしていくと段階的に染めやすいと思います。
ゴムでつるせば持ち上げる作業がいらず、押すだけでいいので楽だと思います。
幅が広い生地の場合こういう風にピンチハンガーにつるすといいかも。
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手間はかかりますが、境が出来ずに綺麗に仕上がる。
乾くと色が薄くなるので、薄い場合は再び繰り返してください。
左がこまめに上下させながら染めたもの。
右は吊るして下を浸けおきして放置したもの。
タイル類には染料がついてもすぐに落ちますが、目地や風呂桶などの材質によっては色が付いてしまうものもあるのでお風呂でやるときは、ゴミ袋を広げて周りをカバーして直接染料が付かないようにしてから作業するといいですよ。