布の切るサイズ
上側
2枚切る画像のバッグは
横 A 46cm 縦B35cm
底
1枚切る横 C 46㎝ 縦 D 26㎝
持ち手
120㎝に切ると型に掛けられ、90㎝に切ると手さげ向きの長さになります。
2本切って下さい
印をつける
上側の表面に持ち手を付ける位置の印をつける。
裏側に縫い代を綺麗に折るため4㎝の平行線を引いておく
熱接着の両面テープがあれば、上側の生地の裏に書いた、補助線の5mm上に貼っておくと縫いやすくなります。
柔らかい生地で作りたい場合
生地の裏側に接着芯を貼る。
接着芯は貼ると多少縮むので、先に少し大きめに接着芯を切り、布に貼ってから、形を書いて切る。
切った後に貼ると縮んでサイズが合わなくなったりするよ。
布に印をつける方法はどうすればいいの?という方は↑ここにまとめていますので参考にしてくださいね。
画像の色の説明
接着芯ほつれ止め
布の周りをほつれ止めする。
持ち手は先だけほつれ止めをする。
縫い方
持ち手を付ける
上側の生地の表に持ち手を重ねる。
持ち手は厚いため待ち針が曲がるので、3~5mmに細く切った両面テープを部分的に貼って固定する。
ズレなければいいので上下にテープを貼るだけで充分です。
縫い始めと終わりを3針往復して縫う。これを返し縫いと言います。
返し縫いする理由
縫いはじめと終わりを3針往復すると糸がほどけない。
ミシン糸は端からほどけます。
端は生地に力がかかりやすいので、そのままだとどんどんほどけていきます。
往復すると力のかかる布の端が糸で縫い合わされているので開きません。
生地が広がらなければ糸の端は摩擦もあるので簡単に糸は抜けません。
こういう理由で端を結ばなくても、ミシンで端を3針往復するだけでほどけなくなります。
縫い目から2~5ミリの所を縫う。
5センチ手前で向きを変える。
針を布に刺した状態で向きを変えると角がずれない。
ねじれないように隣に端を重ねる。
反対側も同様に縫う。
上側と底をあわせる
上側と底の生地を表同士が内側になるように重ねる。
始めと終わりを三針往復する。
1センチ幅で縫う。
縫い代を底側に折る。
縫ったところから5mmの所を縫う。
反対側も同様に縫う
横を縫う
表同士が内側になるように半分に折る。
始めと終わりを三針往復する。
両端を1センチ幅で縫う。
反対側も同様に縫う。
底を作る
底を5センチ折る。
1センチ幅で縫う。
慣れていない人はずれやすいので、続けて縫わずわけてぬうといいよ。
横の縫い代の上側を切る。
厚みが減って縫いやすくなる。
上から35ミリ 横7ミリ切る。
同様に反対側も切る。
縫い代を左右に広げる。
ひっくり返す。
上の縫い代を2センチ内側に折る。
補助線に端を合わせると綺麗に折れる。
熱接着の両面テープを貼っていれば、剥離紙をはがしてアイロンでくっつける。
1.5センチの所を縫う。
形を整えて完成です。
お好みで上にドットボタン(アメリカンホック)やプラスナップをつけてもいいですね。
この型紙で作れます
いるもの
□ 厚めの張りのある生地
薄い生地の場合は裏側に接着芯を貼る
□持ち手のテープ
180~240センチ
□お好みの色のミシン糸
オススメの生地
帆布 キャンバス地
厚みがあって張りがあるのでしっかりしたバッグになります。
市販のトートバッグもこれで作られているものが多いですね。
縮んだり色落ちの激しいものがあるので、必ず水につけて縮ぢませてから作ってくださいね
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
カラーのバッグを作りたい場合などに。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
デニム
ジーパンの生地です。
生地の性質上色落ちがするので、ぬれたりする場所や、雨に降られたとき、中に色移りすると困るものを入れる場合は裂けたほうが良いかもしれません
カツラギ
厚手の綿生地。
デニムに似た厚みがあり、色数もある生地。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。