現在ヤフーの動画配信ページがサービスを終了したため、一部動画が表示されないページがございます。youtubeに移行しておりますので少々お待ちください。こちらは報告は不要です。

布のグラデーションの染め方

染めは専門ではないのでもっといい方法があるかもしれませんが、私(うさこ)流のやり方です。

必要な道具

□ すすぎ用の大き目の容器

□ 染料を混ぜるヘラとかおたま

□ 染料を溶く小さな容器

□ 染めた生地を置く入れ物
(適当に有り物を使ってください)

□ 定着剤
専用のもの
(染料の説明書をご覧ください)

□ ハンガー

・お湯で染める場合

大きななべ
コンロもしくは電磁調理器

□ コールダイホット ・ ダイロンマルチ(染料)

・水で染める場合

大きな容器

□ コールダイオール ・ ダイロンコールド(染料)


布の端をほつれ止めをしておきます。

切りっぱなしだと、どんどんほつれていきますからね。

ポリエステルなどは染まりにくいので、ポリエステル専用の染料を使うか補助剤を足して染めてください。

詳しくは染料の説明書に書いています。


左がTCブロード(ポリエステル35%と綿65%の生地)

右が綿100%のシーチング

同じ液に同じ時間浸けたのに、ポリエステルが入っているとこんな風に染まりにくいです。


生地はぬれると色が濃くなるので、上下が分かりづらくなるので、布の端に仕付け糸などで目印を付けておくとよい。



※濃い色の生地を薄く染められないので、薄い色の生地を濃く染めていきます。
生地を水につけてのりを落とします。

吊り下げて染める場合


ぬれた生地の重さに耐えられる強さのピンチの付いたハンガーなどに生地を固定する

突っ張り棒などで吊るせるようにしておく。


段階を追って引っ掛けられるように、私はハンガーをいくつか使って徐々に位置を上げていきました。

ですが太い平ゴムを使って吊るすと押すだけで上下に動かせるので楽だと思います。

ぬれていると濃く見えるのですが、乾かすと薄くなりますので、自分がこれだと思う色より濃い目に染めてください。

染料を溶く時は直接染める容器に染料を入れると溶け残りが出て、それが生地についてムラになることがあります。
先に染料を別の容器でしっかり溶いておきます。
そこに染めを促進させるものとして、綿麻は塩、ウールなどは酢、化繊などは専用の促進剤を入れます。

しっかり溶けたらまず半分を、染める容器に混ぜます。

一番最初の段は、ちょっと浸けるだけにして、引き上げます。


漬けている間は小刻みに上下させてください。
つけっぱなしにすると境目ができやすいです。


上から染めていきます。(青からスタート)
少しづつつける長さを減らしていって下の方程長く浸かるようにして染めていきます。

半分位染めたら、残りの染料を足してさらに濃く染めます。

染め終わったら、綺麗な水ですすぎます。
染料の説明書を良く見て、色止め剤を水、またはお湯に溶き、生地を浸けます。

乾くとこんな感じになります。

手間はかかりますが、境が出来ずに綺麗に仕上がる。

乾くと色が薄くなるので、薄い場合は再び繰り返してください。


右が吊るしてつけたもの。
左が上下させながら染めたもの。
タイル類には染料がついてもすぐに落ちますが、目地や風呂桶などの材質によっては色が付いてしまうものもあるのでお風呂でやるときは、ゴミ袋を広げて周りをカバーして直接染料が付かないようにしてから作業するといいですよ。
印刷
人気の記事
このサイトのつくり方ページはいつでも無料でご覧いただけます。 このサイトのページへのリンクはフリーですのでお気軽にどうぞ

型紙の改造方法

襟の縫い方や型紙の作り方えりの改造いろんなそでの縫い方や型紙の作り方そでの改造胴体の改造方法胴体の改造

コスプレ向きの技術

肩章の型紙  飾緒の作り方  お好みの色や長さが作れるフリンジの作り方

生地への柄の入れ方

ステンシル(絵の具)で生地に絵を描く ステンシルフェルトを使った柄の入れ方フェルト  ラバーシートを使った柄入れの仕方 アイロンラバーシート 布用スプレーで柄を入れる方法スプレー
洋裁工房のつくり方や型紙で作った洋服を自身のブランドの洋服としてフリーマーケットで販売したりネット通販するのもまったく問題ありません。 大歓迎です。 同じような服を作りたい人の為にリンクを貼っていただけるととても喜びます♪
このサイトの縫い方と学校やお教室のやり方が違っても、それは移動するときにバイクやバスや飛行機どれを選択するのかと同じように、どれかが間違っているのではなく、やり方が何通りもあるのです。 また直接先生から学んでわかりやすい方法と、写真や動画で理解しやすい方法が異なることも多いです 洋裁工房は初心者の方が、ネットの写真や動画を見て独学でも服を作れる事を念頭に置いて作っています。 お教室に通っている人は「どっちが正しいのか」と悩まれる方がいらっしゃるようですが、どちらでも「自分にとって理解が出来た方法・やりやすい方」を選択すればいいんですよ。