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画像の色の説明

型紙を貼り合わせる

洋裁工房の型紙はこのように貼り合わせ図というのが描かれています。
貼り合わせ図の通りに先に貼ってから切り出す。
布について

服は丈やサイズ、生地の幅によって1m以上量が変わる事があります。
そのため必ず先に型紙を用意して、そのあと生地を用意してください。
淡い色で薄い生地の場合透けやすいので、その場合下にペチコートをはくか、透けない厚さの生地を選んでください。
1/10サイズの枠に並べて布の量を確認する
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように測るか、下記の自動計算フォームのページに縦横の長さを入力してください。
理解というのは情報が蓄積した結果、頭の中で想像が出来る状態をいいます。
つまり実際に作ったことがない場合、いくら説明書を見ても情報不足で理解することは難しいです。
なので、型紙の隙間についている1/10サイズの型紙をテープで組み立ててみてください。
手の中に納まるサイズで俯瞰で立体的に形を確認できるので、得られる情報量が多いので、一気に説明書の意味が分かりやすくなりますよ!
地直し・水通し
天然素材は縮むので綿、麻を使う場合は、一晩水につけて乾かしてから使う
接着芯を貼る

接着芯は貼ると縮むので、先に芯を貼ってから型紙を写す。

先に芯を貼ってから型紙を写すと型崩れしにくいです。
温度は中温で1か所15~20秒体重(圧力が大事)をかけて貼る。
熱い内は接着剤がとけているので動かさない事。
型紙に記号を写す
布を切る
洋裁工房の型紙は表から見たときに写真どおりに作れるようにしています。
布の表に型紙を重ねて写す。
チャコで印をつけたら型紙は外して良い。
これが前身頃を縫う


1.jpg 前見頃(胴部分)の前中心と前脇側を、内側同士が表になるように重ねる。
1cm幅で縫う
型紙に特別、指示がなければ縫い代は1cmです。

生地を切るときに一緒に入れた切り込みを合わせて待ち針を刺す。

ミシンに慣れていない、針を折りそうで怖い、という方は「しつけ糸」という糸で縫うラインの2~3mmそばを縫うと、ずれにくい。
手縫いすることで、まち針を全部はずせるため、縫う時に手を刺したり、まち針の上を縫ってミシン針が折れた!という心配がなくなります。

縫ったら縫い代は左右に折る。
左右に縫い代を折り広げることを「割る」といいます。
後ろ見頃

後ろの中心と、後ろ脇を内側が表になるように重ねる。
1cm幅で縫う。

後ろ見頃の縫い代も左右に割る

koumorihime1 (76)koumori8 前と後ろの見頃(胴体部分)を縫い合わせます。

koumorihime1 (80)
koumori9 此処も表が内側になるように重ねて縫います
koumorihime1 (86)
koumorihime1 (83) 脇はカーブがきついので、そのままだと引きつりやすいので、脇のカーブの縫い代に切り込みを入れておきます
だいたい4~6mm位
あまり切り込みを入れすぎると縫い目を切ったりするので、軽く切り込みを入れる程度でOK


脇も縫い代を左右にに割ってアイロンをかける。

表替えすとこんな感じ。
これを左右1枚づつ作ります。
裏地を縫う

そのため、裏地を付けるときは、型紙より2~3mm大きめにとるといいです。
裏地も内側が表になるように重ねて縫います

裏地の縫い代は割らずに片方に「倒す」

裏地はこのように縫い代を縫い目より2~3mm内側で折ることで、裏地に余裕をもたせます。これをしておかないと、せっかくのビスチェが、裏地に引っ張られて形が悪くなってしまいます。
前見頃は脇の方へ倒します。

後ろ見頃も同じように縫います
後ろ見頃の縫い代は、後ろ中心側へ倒します。


表同士が内側になるように重ねて脇を縫います
裏地の脇の縫い代も、引きつらないように切り込みを入れておきます

表を上にした表生地の上に、裏を上にした裏地を重ねます。
前中心側を縫います。
最初にアイロンで折り目を付けておいた前中心を、折り目とは逆の方向へ折り返します

上側と下を縫います

いりこんだところの縫い代に切り込みを入れる
ここも切り込みを入れていないと引きつるので注意!
縫い目の2mm位近くまで切り込みを入れる。

とがった先の部分を切り落とす。
此処を切り落とさずにいると表返した時、中で縫い代がゴロゴロして先が綺麗にとがりませんよ。
koumori (28) koumori (14) 後ろ中心から表替えす
koumori (30) 燕尾の先の部分は目打ちや不要になったミシン針などを利用して、中の縫い代を整えるような感じで先を出す。

koumori13 おもて返したら、まわりを端から0.5cmの所を1周縫います。
koumori (40)
koumori14
koumori (52)
このままだと表替えしたところがほつれてくるのでほつれ止めをします
ほつれ止めの仕方は●ページ
ファスナーを付けます(ここから下は open_zipperのフォルダ内の画像になります)
open_zipper3 (9) ほつれ止めをしたところにファスナーを付けます。
オープンファスナーは長いものが多いので調整が必要です。
チャコペン等で、印を入れておきましょう
一番上にはカギホックがつくので1~1.5cmほど短めにね。
open_zipper (7) 喰い切りというペンチのようなものと、ファスナー止めを使います
洋裁用品店で買う場合は、長さを言えば調節してくれるお店もありますよ
open_zipper3 (11) 喰い切りでレールの部分を外します
open_zipper (4)
ファスナー止めをレールのすぐそばに挟み込み、喰い切りではさんで固定します
open_zipper3 止めるとこんな感じ
open_zipper3 (70) 左右の見頃の後ろ中心を粗い縫い目で縫って固定します。
後でほどきやすいように5mm位の大きい縫い目で縫ってください
※ここはファスナーがつくので縫い代が多めになっています!!
open_zipper3 (54)open_zipper3 (67) 広げるとこんな感じ
裏の縫い代は左右に割る
open_zipper3 (65) 裏返してファスナーと身頃の縫い目の中心が合うように置きます。
ファスナーも裏を上にしておいてね
open_zipper3 (62) ファスナーをピンで固定します。
この時にファスナーの上側の余分を左右に横向きに折っておく
open_zipper3 (56) しつけ糸でファスナーのレール(ムシといいます)のそばを縫います
open_zipper3 (50)
osae (5) 表からミシンで端から1cm位のところを縫う
この時、ファスナーのスライダー(つまんで引っ張るところ)が邪魔で縫いにくいと思うので、押さえがね(ミシンの布をおさえる部分の金具)をファスナー押さえに換えると縫いやすくなります。

open_zipper3 (46) まっすぐ縫うのが苦手な方は、消えるチャコペンで直接表から線を引いておき、その上から縫えばゆがみにくいですよ。
open_zipper3 (38) しつけ糸をはずし、粗く塗った左右を縫い合わせていた糸も外します
open_zipper3 (30) 糸をほどけばこんな感じでファスナーがつきました
koumorihime5 (12) ファスナーの上にカギホックを付けます
カギホックの付け方は●ページ
ハトメの付け方(ここからはhatomeフォルダの画像になります)
hatome (5) ハトメの穴あけ棒は女性の力では開けにくいので、消えるチャコペンなどで、穴の補助線を引いてからハサミなどで切ってあけます。
布の途中に穴をあけるときは写真のように布を半分に折って小さな切り込みをあけます
hatome (7) 開けた穴からハサミの刃先を入れて、穴を切っていきます
hatome (36)
表用 左が下側 右が上側
hatome (38)
裏用 左が上側 右が下側
背が高いほうが裏用、背が低く、マッシュルームのようにフチが内側に丸くなっている方が表用のハトメです。
ハトメには片面ハトメと両面ハトメがありますが、洋服用には両面ハトメを使用しましょう。
片面ハトメは、工具で無理やり裏側を広げて布に固定するので、ハトメの裏側に生地の繊維が引っ掛かりやすく、生地を傷めたり、皮膚を引っかいたりするので、両面の方が安全ですよ。
hatome (16) 裏側用のハトメを、生地の裏から表に出します
hatome (25) 上から表用のハトメをかぶせます。
きのこの柄の様な部分が下になるように重ねてくださいね。
hatome (60) hatome (61) 裏返して付属の棒を上にのせます
hatome (53) この時、フローリングやテーブルの上でやると、テーブルなどに傷が入ります。
雑誌などだと柔らかすぎてクッションになってしまい、しっかり締まりません。
100円均一等で写真のようなまな板を購入するか、かまぼこ板があれば、かまぼこ板を利用するのもいいですよ。
hatome (66) 金づちでたたきます。
写真はプラスチック製ですが、金づちの方が締りがいいそうです。
付属のうち棒が短いので、手を打たないように気を付けて叩いてくださいね
前当て布を縫います
(ここから下は koumorihime2 フォルダの画像です)
koumorihime4 (15) 中心のくぼみに6~7mm切り込みを入れておきます。
切り込みを入れたらぐるっと布端をほつれ止めをする
ほつれ止めは●ページ
koumorihime4 (20) 上下の縫い代を1cm裏側に折って、端から6~8mmの所を縫う
koumorihime4 (30)
koumori_point13.jpg 裏を上にしたビスチェの上に、表を上にした前あて布を重ねます
この時作業をしやすくするため、ファスナーを開いておくと作業がしやすいですよ
koumorihime4 (28) ピンで固定したらしつけ糸で端の方を縫っておきます。
koumorihime4 (24) 表に返して端から3cmの所に消えるペンで線を引いておきます。
koumorihime4 (8) 描いた線の上を縫います
koumorihime4 (38) 反対側も同じように縫うとこんな感じになります
koumorihime4 (2) この方法で縫うと前当て布に余裕があるので、下に着る服の厚みが変わったり体型が変わっても4~5cmくらいまでは編み上げで調節できます。
ひもを縫う
ひもの縫い方は●ページ
koumorihime5 (7)
koumorihime5 (8) スナップボタンを付けて肩ひもを固定します。
スナップボタンにすると丈の調整が簡単ですし、着替えが楽になります。
またひもあり、なしの両方のデザインが楽しめますよ。
スナップは1つより2つ付けた方が肩ひもが安定します。
スナップの付け位置は型紙を確認してね
koumorihime5 リボンを通して編みあげれば完成です!
この型紙で作れます
デザインが改造出来る交換型紙 無料
上記の型紙のそでやえりの型紙を入れ替えるだけでデザインを変更できます
上記の型紙に組み合わせてデザインを変更できます
の型紙
いるもの
□ 表生地
□
□
□
オススメの生地
ポリエステルツイル
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです
ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
マットサテン光沢の押えられたサテン。
反射の強いサテンだとデザインによってはパーティーグッズのようになりがちなので、それを避けたい時に。
綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
ポリエステルアムンゼン
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
写真の洋服はアムンゼンで作ってあります
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。

著者:うさこの洋裁工房。1999年よりオンラインと大分で洋裁を教えている先生。手作りCOS3ロリータ服編、手作りスチームパンク&クラシカルドレス、コスプレ衣装基礎BOOK著。