指貫とは指の保護をするための金属や皮などの指輪のことです。
指貫がなければ少しの長さなら厚紙で代用できます。
糸は1本どり、2本取りという使い方があって、力のかかる所じゃなければ1本で大丈夫。 1本取り 2本どり
糸について
糸も木綿の糸は滑りが悪いのでポリエステルの糸にすると縫いやすいよ。
右利きの人は手縫い糸を使うと糸が絡まりにくいです。
ポリエステル
綿 細口 30番
綿 太口 20番
丈夫そうだからと太い糸を買うと
一般的な手縫い糸の針穴に通らないよ。
繊維を見てみよう
ポリエステルの糸は長くつながった糸をより合わせているから毛羽が少ない。
綿は細い繊維をより合わせてるから端が毛羽になっている。
その毛羽の分摩擦で縫いにくいんだね。
ミシン糸じゃダメなの?
左利きの人はミシン糸を使おう!
手縫い糸とミシン糸じゃ糸のねじれの向きが逆なんだよ。
縫っているだけで糸はねじれていきます。
右利きの人はミシン糸は手縫いすると、よりねじれが強くなるので途中で絡まりやすいんですね。
左利きの人は縫うときにかかるよじれの向きが逆になるので、手縫い糸ではなくミシン糸の方が絡みにくくなります。
糸の長さも大事
下手の長糸ということわざがある位長い糸はからまり縫いにくいです。
糸を持って、ひじ位までの長さで切ると丁度いい40㎝前後の長さになります。
針について
針を比較してみた
ソーイングセットの針
先端を研いでメッキですべりをよくしてある。
チューリップの針
研磨ですべりを良くしているのでメッキがない分すべりを良くしてあります。
縦に筋を入れるように研磨しているので接触面が少ないのでより通りが良いそうです。
固いのにしなりがあって折れづらい。
針穴の所が膨らんでいないのでひっからず通りやすい。
ただ光の反射が弱いので黒く見えます。
メッキの針はずっと使っているとはがれてガサガサします。
スッと刺さらなくなったらケチらず、新しいものに交換するとストレスなく作業が出来ますよ。
縫い方について
手がつかれる人は交互に針を刺して針を引っ張っていませんか?
これだと指先が痛くなったり縫い目がハの字になったりしやすいです。
※私は洋裁が専門なので手縫いは下手な方です。
指貫の使いかた。
針の後を指貫にあてる・・・以上です。
親指と人差し指で布と針を押さえる。
一針差したら針を持った方の指で生地を針の奥に移動させる。
重要→針は動かさない。
動かすのは布の方。
ある程度縫ったら指貫で【押す】
全部抜かずに針が通った状態だと次がすぐ縫いやすいです。
こうすると指先の力はいらないです。