スカートを作ったら模様の向きがイメージと違ったっていう方も多いんじゃないでしょうか?
型紙の形と模様が出来上がりでどのように違うのか3Dのソフトを使用して検証してみました。
ギャザースカート
四角い生地のウエストをギャザーやゴムなどで縮めて作るタイプです。
型紙とほぼ同じ方向で柄が現れます。
3Dモデル
半円スカート
半円スカートは柄の向きだけでなく、どこを前中心にするかによって柄が変わって見えます。
この図は、縫い合わせを脇に持って来ています
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※縫い代は省略しています。
改造する場所の縫い代は外し、改造してから再度縫い代を付け直して...
全円スカート
平らな状態で円の形の物をスカートにすると重力で垂れ下がります。
そして体にそった形で落ち着きますので、基本的に半円も全円も同じようなシルエットになります。
そして円だったものが円錐状になるのですが、円錐の展開図は円ではなく孤で作ります。
(小学校の頃紙で三角帽子みたいなものを作りませんでしたか?
その孤と全円の差の分がヒダになります。
なのでその差が大きければ大きいほどひだが多くなります。
全円の場合前中心に切り替えが入ると見栄えが悪いので、両脇に縫い目がくるような配置にしています
3Dモデル
パニエの形の違いによるシルエットの比較実験
これは形の違うパニエに全円スカートをはかせてみたものです
ね?パニエでシルエットがぜんぜん違うでしょう?
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