布に家庭用ミシンで刺繍を入れる方法です。
手作り縫いぐるみの顔のししゅうとかにも使えます。
白と赤い部分はサテン、他はミシンのジグザグで作ってます。
サテンはほつれやすいので裏に接着芯か、熱接着の両面シートを貼るとほつれにくくなる。
熱接着シートはダイソーにも売ってました。
接着剤で繊維が固定されるため。
熱接着シートを貼ると、そのままアイロンで別の布に仮固定ができる。
熱接着シートに直接アイロンをあてるとアイロンにくっつくので、必ずクッキングペーパーを重ねてからアイロンをかける。
クッキングペーパーは5回くらいまではそのまま使えますが、それ以上だと少しづつ滑りが悪くなって最終的には紙がはがせなくなるので、はがしにくいなと思ったら取り換えてください。
何度も使った後、裏表関係なく使っているとアイロン側に接着剤がついたりするので、角を折り曲げて、一定の面を上にして使うとよいです。
口の部分のような広い範囲で色を変えたい場合はその形を別の紙に写し取り型紙にする。
別の布の裏にも熱接着の両面シートを貼る。
型紙の形を写し切る。
付けたい位置に重ねアイロンで固定する。
ジグザグ模様を選択し、縫うとほつれ止めと縁取りができる。
縁取りなどは刺繍の大きさによりますが、このサイズくらいだと、ふり幅は4、縫い目の長さを0.3にする。
0.3が食い込みにくいギリギリの長さです。
これ以下にすると食い込む頻度が上がります。
ミシンによっては透明な押え金がある機種もあるので、もしあればそちらに変更すると見やすい。
角も角の外側に針を落とし向きを変える。
※布の外側ではなく、角の外側です。
角の内側で向きを変えようとすると隙間が空きます。
カーブを縫うときも針は外側で向きをかえる。
カーブの外側で針を落とし、少しづつ向きを変えて進む。
内側で向きを変えると隙間が開く。
向きを変える時は必ず針が布に刺さった状態で押さえ金を上げて向きを変える。
布に針が刺さってない状態で押さえを上げると、縫い目がズレる。
口の所はふり幅を1、縫い目の長さを0.3にする。
フットコントローラーがあると、足でスタートストップができるので、両手が自由に使えます。
縫い終わりの所は、模様を直線にして縫い目の長さを0に変更し、2~3針縫えば返し縫いは不要。
目の所は細いので、小さくしないとつぶれるので、ふり幅を1、縫い目の長さを0.3にする。