突然あなた著作権違反ですよってyoutubeからメールがきたらびっくりしますよね!
Content ID の申し立てとは
コンテンツ所有者は Content ID を設定することで、自身のコンテンツを含む他人のYouTube の動画をyoutube上で使用を停止させたり、広告をつけて自分の収入にしたりすることが出来る機能です。
と放置しておくと30日後
・動画が見られなくなる
もしくは
・申し立てされたあなたの動画に勝手に広告が付けられて、その広告収入が相手に渡る
というシステムになっています。
例えばゲーム実況とかやっていて、そのゲーム会社がコンテンツIDで広告をつけてくる場合は正当な利用ですよね。
コンテンツ所有者が提出したファイルはyoutubeのデータベースと照合され、スキャンされます。
実際に一番最初に投稿した私の動画
私が一番最初に曲をつけてアップロードしたのは2008年です。
Notzan ACTさんのCheerful Village / 陽気な村という曲を使用しています。
グーグルで期間検索すると2006年にはダウンロードページが存在しているという記録が残っているようです。
著作権違反警告がきたらどう対処すればいいの?
この時点で届くメールは、Content IDに登録されたデータと一致した動画に対して自動的に送られるメールです。
何も著作権を違反していないのであれば、届いたメールをクリックして異議申し立てをすれば解除されます。
あわてなくて大丈夫です
一番最初の申し立ては難しくはありません。
ゲーム機のシェア機能でyoutubeにアップロードした場合
ゲーム画面は公式サイトでここの部分はUPしちゃだめと書いてあるところがあるので注意してね。
ネタバレになるようなストーリー部分や、テーマソングなど別のアーティストが権利を持っているものはダメだよって書いていたりするので注意してね。
例 ファイナルファンタジーXV 著作物利用許諾条件 [square-enix.com]
それ以外であきらかに著作権を持っていない第三者が著作権侵害の警告をしてきたら異議申し立てをしてください。
問題ないシェア機能でアップしたゲーム動画は
「動画に著作権者の情報を表示しています。」
にチェックを入れて、ゲーム機付属のシェア機能を使用し、ゲーム会社の規約を守って投稿をしています。
http://ゲームの利用許諾のアドレス
こんな感じで投稿すればいいと思います。
著作権のない音楽を使用した場合
「曲を削除」を選択して無音にするか、曲を削除したのちyoutubeの著作権使用料無料の楽曲に編集画面から入れ替えるといいと思います。
メールをうっかり削除してしまった場合
チェックボックスにチェックを入れて簡単なご説明の所に説明をいれる。
ちなみにこの説明はyoutubeに対して送るのではなく、著作権侵害だと言ってきた相手に送られます。
「簡単な説明」の所に
著作権を侵害していない理由を日本語で書いて、翻訳サイトで翻訳して貼り付けるといいと思います。
その曲の著作権者 例えばフリーの音楽サイトであればそちらのアドレスと曲名、購入日。
今の所署名はローマ字、漢字どちらでも何か問題を言われたことはありません。
これで申し立ては完了です。
お疲れ様でした。
大量に著作権侵害の申し立てが来たよ
これ全部申し立てがきたものです。
もちろん全部自身で撮影して、音楽は問題ないものを使用しています。
警告はプログラムで同一の音楽を自動で検知して全自動でメールを発信するようです。
そのため、大半は異議を申し立てると、解除されます。
数が多く面倒くさいので、異議申し立ての文章はPCの辞書機能に登録して「いぎもうしたて」と入力するだけで、説明文を書き込めるようにしています。
なので5秒で申し立てがおわります。
異議申し立てが拒否された!
拒否された場合。
再度申し立てをするには個人情報を相手に開示しないといけなくなります。
youtube自体に関係ない事なのでyoutubeは何もしてくれません。
ここまでしてくると相手に何らかの自信がある可能性があります。
ここで嘘の情報をいれると裁判になったとき不利になると記載があります。
証拠を集めよう!
拒否された理由を確認する。
それでも問題ない場合は証拠を用意しましょう!
フリーの音源の場合、その音楽を作った人にコンタクトをとって、その音楽の製作日と、製作日が公的に証明される証拠がないか確認を取ってください。
私の場合Notzan ACTさんに確認を取り、該当部分がZERO-G社のサンプリング音源であることを確認。
ZERO-G社にサンプリング音源の発売日を問い合わせ2004年であることを確認しました。
権利を持っているのが海外なのでどうすればいいの?
「権利を持つサイトさんへ
御社の「曲名」が著作権を侵害していると訴えがあった。
私は異議の申し立てをしたいので、リリース日を教えて欲しい。」
こんな感じで日本語で書いて、翻訳サイトで日本語→英語に翻訳
もう一度日本語に翻訳して誤翻訳されていたら、間違って翻訳された単語を別の同じ意味の日本語に書き換える
例)表(おもて)→table になるので 表側と入力しなおして翻訳するとFace sideになる
簡単な記録の調べ方
グーグル検索で曲や、アルバムを入力する。
検索の「ツール」で「期間を指定」
音源のリリース日よりちょっと前を開始日に入力。
著作権侵害といってきた曲のリリース日を終了日のところに入力。
著作権侵害の曲より前に自分が使用した曲の関連のWEBサイトがHITすれば、著作権侵害してきたほうが盗作したり、同じサンプル音源を使った別の曲ですよという証明にもなります。
世界中のWEBサイトの記録を収集しているサイト。
該当音源のサイトを入力し、過去のデータを確認してみてください。
ない場合もあるよ。
パートナー登録している人は連絡を!
MCNパートナー(youtubeコンサル会社)と契約している方は、個人情報の欄に代理人の情報記載が可能だそうです。
そもそも申し立てしてきている人は大体代理人ですからね。
興味のある方はyoutubeのメッセージ経由でMCNのスカウト?メールが来ていたりするのでそれから申し込んだりMCNパートナーで探してもいいと思います。
ただしこちらは広告収入の何%か天引きされるので、それが嫌な人は個人で頑張るしかないと思います。
MCNのサポートや、サービスは会社によって異なります。
私のお付き合いのある所は、東京で洋裁教室を行うための手伝いをしてくださったり、こういう範囲までなら著作権違反になりませんよという事も教えてくださったりしました。
以前TV局から画像の無断転載があったときも、使用料として料金を回収してくださったりしたので、こういうときの保険と思って私は契約しています。
ただどこのMCNパートナーも超能力者はいないので、誰がどんなサポートを欲しているか分からないので、クリエーター側から積極的に質問や相談したほうがいいです。
すると、会社によってはその答えや夢を実現する手立てを持っていたりします。
相手の曲の調べ方
コンテンツ | 申立人 | ポリシー | |
---|---|---|---|
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・***** | ・著作権者によって収益化されています
・削除は審査中です |
|
コンテンツの所を見てください。
この場合

意味が分からないよね。
全く同じ曲を別のところが著作権侵害だと訴えてきました。
コンテンツ | 申立人 | ポリシー | |
---|---|---|---|
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ここは
曲名 Stuck In The Barn - 音楽配信会社 Killer Tracks-14494 – 作者 Wayne Roberts
レーベル Sound Pocket Music
レーベルのAbout usを見ると
Sound Pocket Music launched in 2012 to provide high-quality and cost effective production music to content producers.
サウンドポケットミュージックはコンテンツ制作に高品質かつコスト効率の高い音楽製品を提供するために、2012年に立ち上げました。
ただ、今の所にStuck In The Barnという曲関しては異議を申し立てると30日後には撤回されます。
後だしで、2012年というのはコンピレーションアルバムのリリース日で2008年にリリースしたんだよといい始めました。
こういうこともあるので、証拠は最初の相手のリリース日よりちょっと前の証拠を小出しにしたほうがいいと思います。
おかしいなぁ?私の使っている曲の侵害しているという警告の部分は、『TOTAL REX』という素材集の中に入っている、『Akoustik Bass Hitz』のBlue Grass tipの音源。
日本では2006年に発売してるよ?
グーグルにも記録が残っているんだけど。
君の曲これとほとんど同じだね。
ねえねえ?どうしてなのかな?
※試聴の2:02の所から
本人がメールにて文章で2008年と返答してきたからには言い逃れは出来ませんね。
撤回されました
最初の異議申し立ての時点で撤回された場合は何もメールが届きませんが、一度拒否された後、撤回されると上記のようなメールが届きます。
お疲れ様です!
これで対応は終わりです。
撤回されなかった!
相手が撤回をしてこなかった場合、このようにyoutubeの管理画面を開くと、表示がなされます。
削除されてもまだ大丈夫です、この時点からでも再度撤回の申し立てが可能です。
撤回されれば消された動画は復活するのであせらず、とりあえずコピーライトスクールにアクセスして、質問に答えれば、この画面は消えます。
同一の相手からの警告はまとめてひとつの扱いに
5件も警告がきたからアカウントの削除になるんじゃ!!とドキドキしましたが、同一の相手からの警告はひとまとめになるようです。
なので警告1回で著作権侵害ステータスのマイナスはひとつだけとなりました。
侵害をしていないという自信がある方は、削除した動画を選んで、まだここから「異議申し立て通知を送信」できるよ!
削除されてもまだ大丈夫
削除されたときに出した異議申し立てに対して数日後にyoutubeからメールが届きます。
私の出した異議の申し立てを著作権侵害の警告をしてきた相手に転送し、相手が裁判所に訴えましたという証拠をyoutubeに提出しなければ、動画は復活します。
ちなみにこちらは相手に著作権がないという証拠を持っているので、たぶん裁判にはいたらないと思われます
異議申し立ては解決しました
youtubeの動画が削除され、最後の申立人からの異議の撤回に対する回答期限が経過しました。
ステータスは「異議申し立ては解決しました。
動画に対する著作権侵害の申し立てが撤回されました。」
とありますが動画は削除されたままです。
どうやら他の時間差で同じ内容の著作権侵害の警告があり、それがいまだ撤回されていないため削除が取り消されていないようです。
大量に申し立てがきたので自動入力にする
自動で検知して警告が来るので、同じ曲を使っていると毎日のように警告が届きます。
毎回手入力するのもストレスになります。
そこでGoogle Chrome(インターネットを見るソフト)の自動入力機能を使ってクリックだけで入力が出来るように設定をしました。
Google Chromeの右上にある三点の設定アイコンを押してください。
次に設定(s)を選択
追加で入力したい項目に入れていってください。
すると、申し立てするときに入力欄をクリックするだけで、候補として入力する文字が現れます。
入力したい文字を選択すれば打ち込まずに入力欄を埋められるようになります。
もし動画が削除されたら