※日本のメーカーのミシンの押え金の交換の仕方です。
押え金とは
ミシンで布を縫う際、生地が浮き上がったり動いたりしないように上から押えて安定させる部品の事です。
交換することにより滑りの悪い生地を縫いやすくしたり、一定の幅で縫いやすくしたり、引きつりを押さえたりすることが出来たりと、とても便利な道具なんですよ
何故押えを替えるの?
例えば、織物は切った所がこのようにほつれてきますよね。
そこで「かがり縫い」という模様縫いを使うと、布の端を包みこんで洗濯をしてもほつれないようにできます。
ほつれ止めをする際は下の写真のようにきれいに仕上げたいのに、薄い生地や柔らかい生地は基本の押え金を使うと糸の張りに生地が負けてシワがよって幅が狭くなってしまいます。
そこで専用のかがり押さえにかえると、かがり押さえには赤で囲まれたところのように軸があるので、生地の右端が左に縮むのを防いでくれるんですよ。
どの押え金を使えばいいの?
ミシンによっては描かれていない場合もありますが、コンピューターミシンの場合模様縫いを選択すると液晶画面に押え金が表示されるものもあります。
コンピューターミシンじゃないタイプでも、ダイヤルの所に書いてある機種もあります。
表示がない場合は、説明書に書いてあります。
ミシンをお持ちの方は確認してみてくださいね。
説明書をなくした場合
ミシンメーカーのサイトから説明書がダウンロードできる機種もあります。
押え金の交換の方法
日本の家庭用のミシンの場合、押え金の後ろにボタンがあるので押すだけで簡単に外せます。
縫いたい部分に適した押え金を用意します。
押え金についた横棒(赤丸の部分)と押さえの軸のへこんだ部分の位置を合わせる。
押え金を下ろすだけで装着完了です。
うまく付かない時は位置がズレているだけなので、縦横の位置を調整して再度取り付けしてください。
食い込んだときにも簡単に外せます
後のボタンを押して押え金を外すと、針板が外しやすくなる。
糸を切り針板を外し裏から食い込んだところを押して取り外す。
余分な糸を切れば食い込みを直せます。
ファスナー付けも簡単にできる
一度も買えたことがないという方は是非使ってみてくださいね
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