ナースキャップの作り方です。
画像の色の説明

型紙を貼り合わせる
洋裁工房の型紙はこのように貼り合わせ図というのが描かれています。
貼り合わせ図の通りに先に貼ってから切り出す。
1/10サイズの枠に並べて布の量を確認する
型紙から1/10サイズのみを切り出して1/10サイズの枠に並べると、必要な量がすぐわかりますよ!
地直し・水通し
天然素材は縮むので綿、麻を使う場合は、一晩水につけて乾かしてから使う
https://yousai.net/how_to/kiso/jinaosi
洋裁の本とかを見ると使う前に地直しをしなさいって書いてあるけど具体的にどうなの?
接着芯を貼る
接着芯は貼ると縮むので、接着芯を型紙より1cm大きく切る。

↑20秒おきに音が鳴ります。音に合わせてアイロンを動かせばいいので自分でカウントとる必要もなく、TVを見たり音楽を聴いたりしながら綺麗に接着芯が貼れます。
接着芯が布からはみ出すと、アイロン台が汚れるので、接着芯より布を1cm大きく切る。
当て布(ハンカチ程度の薄さのはぎれかクッキングシート)を芯の上に重ね、中温のアイロンで15~20秒アイロンをかける。
熱い内は接着芯がとけているので、動かす時は冷えるまで待ってください。
型紙を写す

布を切る
洋裁工房の型紙は表から見たときに写真どおりに作れるようにしています。
布の表に型紙を重ねて写す。
チャコで印をつけたら型紙は外して良い。
縫い方
返し口を折る
下の中心の縫い代を、2枚とも裏に1cm折る。
折った所以外を1cm幅で縫う。
角を縫う時は針が刺さった状態で押え金をあげて向きを変える。
向きを変えたら押え金を下ろして縫ってください。
切り込みを入れる
角にギリギリまで切り込みを入れる。
縫い代を5mm残して切り落とす。
表にひっくり返す
表にひっくり返す。
アイロンで形を整える。
端から5mmの所を縫う。
軽く手で型紙に書かれていた谷折りの線で手で軽く折り目を付ける。
型紙の山折りの線で折る。
両端の角を後中心に向かって折る。
後中心にスナップボタンか安全ピンをつける。
この型紙で作れます
いるもの
□ 表生地
□ 接着芯
□ 生地に合った色の糸
□ スナップボタンか安全ピン
オススメの生地
ポリエステルツイル
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです
ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。
綿ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
マットサテン光沢の押えられたサテン。
反射の強いサテンだとデザインによってはパーティーグッズのようになりがちなので、それを避けたい時に。
綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。
ポリエステルアムンゼン
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
写真の洋服はアムンゼンで作ってあります
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。