縫う前の下準備
接着芯は布を切る前に先に貼る。
布に印をつける方法はどうすればいいの?という方は↑ここにまとめていますので参考にしてくださいね。
画像の色の説明

製図
コンパスで円を書く要領で、作る。
出来上がりの頭のサイズ56.5cmです。
サイズを小さくしたい場合、作った型紙をコンビニのコピー機などで拡大縮小してください。
作りたいサイズ÷56.5cm×100で拡大縮小率が計算できます。
半円の方の両端に1㎝足してください。
これで縫い代込みの型紙が出来ました
あと60cm程度バイアステープを用意してください。
縫い方
半円の部品の端を表同士が内側になるように重ねる。
端を1cm幅で縫う。

半円の部品の弧の大きい方と、円の部品を縫う。
このとき、一番下の写真のように、待ち針は小さくすくうと良いです。
弧の長さが違う為、大きくすくうとズレが出てくるのです。
ミシンで縫う前になれるまでは、しっかりしつけをした方が良いです。
「えー二度手間!」と思うかもしれませんが、曲線は縫いにくいので、私はプロ級の腕だから大丈夫!!という方でなければ、しつけをした方が早く綺麗に出来ます。
切り込みを入れる
ミシンで縫い終わったら、縫い代をきってください。
、切込みを入れる。

切り込みを入れるのは円の外がわと内側では円周の長さが違うでしょう?
それを内側に折り込むと、長い分ダブついてしまいますよね?
なので三角に切り落としてあげると内側に折り返した時にすっきりするんですよ。
※縫い目を切らないように注意!!
裏地をつける
接着芯を貼る事が出来る生地であれば、ここの作業は必要ありませんが、接着芯の貼る事が出来ない生地、もしくは内側を見せたくない場合は、裏地をつける。
表と同じように作る。
裏側同士が内側になるように、裏地を表地の中に入れてください。
そうすると、裏から縫い代が全く見えません。
2枚入れた場合はずれないように下から0.5cmの所を縫う。
表の帽子にバイアステープを裏を上にして重ねる。
バイアスを裏へ半分に折って、縫い目から0.2~0.3㎝の所を縫えば完成!!
バイアステープの縫い方 凸編
バイアステープの端の始末1
この型紙で作れます
いるもの
□ 表生地
□ 接着芯
□ つばの所に入れる厚地の帽子芯
オススメの生地
フェルトなどやわらかい生地
必要な布の量の計算方法
丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。
特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするのでこの方法で確認すると確実です。
布を切るときの効率的な配置も分かるのでお勧めです。