帽子やヘッドドレス用の1/1サイズのカスタムヘッドマネキンの作り方です。
帽子やヘッドドレスの商品写真を撮るときに市販のマネキンだと単色で死人みたい見えたり、メイクが濃くて外人顔でイメージと合わないなあとお思いの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
ドールアイとつけまつげだけでこんな感じの顔になります。
※メーカーによって顔が異なります。
人間と同じくメイクでかなりイメージが変わります。
いるもの
□ カットマネキン
□ ドールアイ30mmくらいのもの
□ カッターかナイフ
□ 不要になったスプーン
□ 除光液かラッカー薄め液
□ ティッシュ・綿棒もあると便利(なくてもよい)
メイク用
□ ねりけし
□ つけまつげ
□ アルコール系のペン(アイメイク用)
□ アクリル絵の具
□ はさみ(ヘアセットに使います)
カットマネキンはヤフオクなどで落札するか、行きつけの美容室があればカットに行ったついでに尋ねてみてください。
改造の仕方
除光液かラッカー薄め液を布かティッシュにつけて化粧を落としてください。
ナイフで首を切り離します。
固いのでマネキンを回しながら切る。
境目が目立たないようにしたい場合は赤の線で切る。
安定感重視であれば青の線で切る。
どっちがいいかわからない場合は、先に青の線で切って気になるなら赤の線で切りなおせばOKです
カッターで中のスポンジをさいの目に切って、スプーンでかき出してください。
目の上のところまでかき出したら、目の穴をあける。
このアイホールとメイクでどれくらいかわるかは、私にこの改造の仕方を教えてくださったCozy Taquitaさんの作品をご覧頂くといいと思います。
ほんのちょっとだけセクシーな作品もあるので苦手な方はご注意ください。
あんまり大きく開けるとドールアイがはまらなくなるので注意。
中のスポンジのくりぬいたところがぼろぼろこぼれてきて嫌な人は、薄めた木工用ボンドを内側に塗って、新聞紙や習字紙等の薄い紙を3~5㎝程度にちぎって貼り付けるといいです。
目の周りにねり消しゴムをつけドールアイを固定する。
黄色か赤系の練りけしを使うと隙間から見えても目立ちません。
練りけしを使うと瞳の向きを簡単に変えることが出来ます。
マネキンによって髪型はまちまちなので、お好きな長さにカットしたり、ウイッグをつける場合は、いったん全ての髪の毛をカットしてからウイッグをかかぶせる。
私はトルソーにかぶせて使っています
首のすぐ下でカットすると、境が目立たずおすすめですがそのままだと首が短くなるので頭の中にはぎれなどを詰めてください。
雑談
カットマネキンをドールアイを入れるだけで表情が柔らかくなってかわいくなります。
コスプレイヤーさんってメイクで男性顔を作ったりしますよね。
ということはこのマネキンもメイク次第でイケメンになるのではないかと思いついたわけです
試しに画像ソフトでメイクをしてみました。
イメージは三国無双の夏侯惇だったのですが、山田孝之になりました。
この写真だとヒゲがあればヒゲでごまかしが聞くのですが、オカメさんのようなほっぺたが・・・。
右くらいほっぺたがシュットとしていたらつくり甲斐があるんですが。
戦国鍋TVにこんな感じの人がいた気がする。
もしかして上の写真は、基準の角度が悪かったんじゃないかと気づき、ベストショットの写真でシミュレーションをしてみました
目を細めにして眉の位置を下げました。
目はまつげにせずスミ入れに。
まだちょっと女の子っぽいですね
どうにか出来ないのかと、顔をトレースして確認してみました
輪郭と目鼻の位置は問題ないような気がしたので、目の穴をもう少し細くして、眉毛を太くしたら男性のキャラも作れるんじゃないかと思います