人間服と人形や縫いぐるみの服では大きさが異なるので
違う縫い方や、処理の仕方をすることがあります。
型紙の写し方
小さい型紙は重石を置いたりすると隠れて写しにくかったりします。
そこでマスキングテープを丸めて両面テープ状にして裏に貼って固定すると良いです。
お薦めは3Mのマスキングテープです。
ホームセンターなどで全国どこでも購入出来て、7~80円で買えます。
アイロンをかけても縮んだり、接着剤が布に写ったりせず、他のテープに比べ布からはがれにくいです。
ほつれ止めの仕方
ほつれ止め液を使う
布はそのままだと端が解れてくるものがあるので、そういう生地の場合、ほつれてこないようにする必要があります。

ヒートカット(熱で溶かして切る)
綿や麻の生地はとけないのでほつれ止め液を使う。
洗濯をしないのであれば、木工用ボンドを水で薄めて塗ってもほつれどめになります。
小さい部品を縫いやすくする

並行に布を折る
慣れていないと均等に縫い代を折るのが難しいですよね。
こういう時は縫い代2つ分の幅で線を引きます。
折り紙を折る時みたいに引いた線に布の端っこを合わせて折ると綺麗に縫い代通りに折れますよ!
二枚合わせの場合は縫ってから切る
こういう小さいパーツ切ってから合わせるとズレ+小さくて縫いにくかったりします。
片方の裏側にだけ型紙の形を写す。
型紙より大きめに布を切り、表同士が内側になるように重ねる。
縫った後に二枚合わせて切ると、ずれずに綺麗に仕上がります。
縫いにくい所は縫わずに貼る
中温のアイロンで熱を加えることで接着剤が溶けて貼り付けることが出来るテープです。
冷えると固まるので経年で接着剤が染み出て汚れる心配がありません。
そで口やすそ等食い込みやすい所など、これを貼って固定すると良いです。
柄合わせ
側を一番いい所に持ってきたい!
柄を合わせたいという時普通に型紙を置くとよく見えないですよね。
そんな時は切って使える型紙なら、カッターでくり抜いてくり抜いた方を置くと、柄が見やすいですよ。
自分で作図した場合は別の紙に外側だけ写してくり抜けば同じです。