布の表に貼り付けたタイプのポケットの作り方です。
型紙を写す
布に型紙を重ねて線を写す。
縫い代を布に測りながらつけると布は動いてずれやすいので
ゆがんだりサイズがかわったりします。
型紙に最初から縫い代をつけておくと正確に写しやすくなる。
布を切る
このポケットの場合切る時は線の外側を切る。
通常は線の内側を切る。
折り曲げると布の厚み分小さくなる。
それをみこして大きく切るのです。
縫い代の補助線をつける
裏に縫い代の倍の幅で補助線を引く。
補助線に合わせて折れば初心者でも縫い代を綺麗に折ることが出来る。
縫い代を折る
先にポケット口から折るのが重要です。
横と下を折る。
横と下の縫い代に熱接着テープを貼る。
ポケットは待ち針だとずれやすいので熱接着の両面テープで固定すると
ゆがんだりせず綺麗につけられる。
熱接着の両面テープは熱でくっつく布用の両面テープです。
熱を加えるまで接着力がないので手や布が汚れない便利な道具です。
縫う
横の縫い代を広げポケット口を縫う。
最初にポケット口を縫わないと後で縫えなくなるのでここの順番は大事です。
位置合わせの印について
ポケットを付ける印はチャコペンで型紙の上から10秒ほど押さえると下の生地に写る。
もしくは目打ちで穴を開ける。
点の印にポケットの端をあわせる
はくり紙をはがし中温のアイロンで15秒体重をかける。
温度は中温であてる。
端の縫い方
上の端が一番力がかかるので横方向に縫って補強する。
大事なのは横方向に縫う事なので三角でも四角でもよい。
向きを変える時は針を布に刺した状態で回すと縫い目がずれない。
端から2~5mm位の所を縫う。
縫い代の処理
縫い代が表に見える場合は糸きりで中に押し込んで縫う。
反対側の端も同様に縫う。
糸を切って完成。
うさこ
プロが技術で縫っている所を、熱接着のテープという道具を使えば初めてでもきれいにつくれるよ!
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シンプルな布の上に貼り付けるポケットの縫い方
洋裁初心者でもポケットの位置がずれたり、縫い代を折るときゆがんでポケットの形がいびつになったりしにくいポケットの縫い方です