洋裁工房の型紙には10分の1のサイズの型紙がついています。
(まだついていないものもありますが。)
あらかじめこの10分の1サイズをテープで組み立てておくと、どの型紙がとこのパーツか区別がつきやすくなります。
この時あくまで形を見る程度なので、フリルや肩にギャザーを入れる必要はありません。
これをするだけで、一気に何故こういう形なのか理解しやすくなると思います。
同様に実物大の型紙もテープで軽く組み立てる。
あとで外して型紙として使うので、テープはできるだけ少なめにしないとあとではがすのが大変です。
粘着力の弱いテープを使うか、手の脂とかを付けて粘着力をおとしてからつくけるなど工夫してください。
目安線を引く
組み立てた型紙を体に当てて、鏡を見ながら、イメージに近くなるように線を描く。
人間の体は立体なので平面でバランスが取れているように見えても、肩と脇は後ろに倒れているので実際は少し小さく見えます。
平面に直接描いた場合だと、一見イメージに近いバランスに見える。
しかし、実際は脇は側面に回り込むので実際に着た時の見え方は異なる。
なので、体に回り込むことを考慮して体に当てて描くとイメージに近いシルエットになります。
切り替えについて
例えばこんな感じに途中で生地を変えたい場合。
丈が足りない場合、すそに紙を足してから改造する。
鏡を見ながら書き込む。
体から離したら、型紙のテープをはがして、平らにして、線を清書する。
布を別の色や生地で切り替えるデザインの場合は、清書した線で、実際に型紙を切り離してください。
この時に縫い代を忘れずにつけてください。
上に重ねたりする場合。
元の型紙の上に紙を重ねて線を写してください。
まわりに縫い代を付けて切る。