キャミソールのワンピースの製図です。
この3Dモデルの服の丈130cmすその幅(平らに置いて測った左右の幅)70cmで作りました
サイズを測る
この服を着る時につけるであろう下着をつけてからバストウエストヒップのサイズを測る。
下着によってバストサイズはかなり変わるので必ず下着をつけてからはかってください。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2017/03/size1-100x100.gif)
丈
首の後ろの後ろのえりが来てほしい高さからすそまでの長さを決める。
持っている服から近いものを選んでもよいです
すそのボリューム
★ お気に入りのワンピース等のすその横幅をはかって同じ長さにすると作りたいイメージに近いボリュームのすそに仕上がります。
自動計算
出た数値をメモしておくといいと思います。
後
自動計算で出た数値を当てはめてください。
数値はcm
基本特定の端と端を結ぶところ以外は直角で書いてあります。
23~25はまた上の長さです。
https://yousai.net/sonota/size
一度1/10サイズで書いてみるといいと思います。
すその広がり分をつくる。
脇の長さを測ってください。
前脇の線を引くために後で使うので、目立つところにメモしておいてください。
前
前の14~18の所は鏡を見ながら前中心の幅をお好きに決めてください。
左右対称になるので、横の長さは基本半分の幅です。
23~25は後身頃と同じ長さにしてください。
ワンピースなど丈の長いものを作る場合長い定規があると便利です。
竹定規は目盛りが消えにくく軽いのでお勧めです。
胸の形に立体にそうように脇の上から3cmの所に横に線を引く。
拡大したところ。
脇が後と同じ長さになるように、ウエストからY-3cmの所にしるしをつける。
Mの線の端とつなげる。
直角線の2等分したところを通るように線を引く。
赤い部分をたたんでテープでくっつける。
下に紙を敷いて斜めになった線をまっすぐに清書する。
左右対称にする
前中心の型紙を別の紙に写して左右対称に作る。
布を半分に折って写すと布の厚みなどで狂いが出るので型紙自体を写しておくとよいです。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2016/12/9f2996ae22e5665359dabb4d599d41a5-100x100.jpg)
スカートの広がり部分の切り替えの取り方
三角に交わったところの上に紙を重ねて三角を写す。
写したら切り出す。
切り離した時片方に広がり分が足りなくなるので、そこに三角をテープで貼る。
すそ線の修正
そのままだと裾がカクカクなので、一度スカート部分を仮固定する。
なだらかになるように線を修正する。
縫い代をつける
基本は1cm。
すそは縫い代が少ないと表側に縫い代がねじれて見えてしまうので、最低2cmつける。
レースやフリルをつける場合は1cmでよい。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2021/04/b8f2988bf3f842df27dd6cd884f765db-100x100.jpg)
布を切る枚数
前中心は1枚、ほかは左右対称に2枚ずつ切る。
見返し
胸元の縫い代を内側に隠す部品です。
前後の型紙の上側に紙を重ね上と横を写す。
図に書かれたところに3cm印をつける。
3cmの所から、だいたい3cm程度の幅くらいになるように線を引く。
前脇は2枚写す。
前は前同士左右対称になるように貼り、後ろは後同士で図のように貼る。
オレンジの部分に1cm縫い代をつける。
前側は1枚。
後は左右対称に2枚布を切る。
肩ひも
リボンやレースなどを使ってもよいし、余った生地でベルトを作ってつけてもよい。
紐の長さは型紙を体に当てて実際にメジャーで測って10cm位長めに作る
肩ひもは前中心と後ろ中心の型紙の脇側につける。
市販のブラストラップをつけてもよい。
紐をつけるときは後ろ側を先に縫い付けて、試着して長さを決める。
縫い代1cmつけて切る。
![](https://yousai.net/wp-content/uploads/2017/05/6a0b8715ca3cad2bb2741db79cce93fd-100x100.jpg)