よみがな
ばいあすてーぷ
ざっくりした説明
生地の縦横の織り目に対し45度でにカットされた帯状のテープのこと。
両折りタイプ、縁取りタイプ、レースつきなどが販売されています
両折り
バイアステープを斜めで取る理由
本や型紙とかで「共布でバイアステープを取る」とか書いてあったりしますよね。
ニットやストレッチ生地ではない織物の場合、
縦は伸びない。
横はほぼ伸びない。(生地によっては極わずか伸縮するものもあります)
斜め方向は伸びる。
伸びる性質を利用して、カーブにそわせる事が出来ます。
織物は縦は伸びにくく
横は伸びないか若干伸びる生地があります
斜めはよく伸びます
袖のカフスや台えりやベルトが長い方が縦方向の指示が多いのは伸びて型崩れしにくくなるからだよ
これは普通のシーチング
シーチングでもこれくらい伸びるんだよ
この伸びる性質を利用してバイアステープはほつれにくくてカーブにも沿わせることが出来るんだよ。pic.twitter.com/Ikk4JpzSsN— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2017年7月29日
縫いながらほつれた所を切っては縫いとか面倒ですよね。
それにほつれる分縫い代がどんどん減っていくんです。
斜め45度に切る方法
大体直角になった生地の辺の縦横に同じ長さの所に印を付けます。
その印で線を結べば大体45度になります。
幅を測る時は、辺の所ではなく、引いた線に対し直角に測って印を付けてください。
縦横の辺に合わせて印を付けると幅が狭くなります。
自作方法
自作する場合は バイアステープメーカーという、簡単にバイアスが作れる道具があります。
バイアステープメーカーに書かれたサイズの倍の幅で布を切ればOKです。
つなぐときは90度傾けて表同士が内側になるように重ねる。
斜めにすることでバイアステープ状に折ったときに縫い代が重ならず厚みが押えられます。
横につなぐと、つなぎ目の縫い代が同じ位置なのでかなり厚くなります。
縦につなぐと縫い代の位置がずれるので厚みが分散されるんですよ。
ラッパ状になったバイアスメーカーにバイアスに切った生地を入れ、端から出てきたテープをアイロンで押えて折り目をつけると簡単にバイアステープが作れます。
さらに沢山綺麗に作る方法はカッティングマットを敷いてロータリーカッターという生地を簡単にまっすぐ切るアイテムがあるので、これで定規にそわせて転がすだけで、帯がいくらでも作れます!
関連動画
・バイアステープの縫い方凹編
・バイアステープの縫い方凸編
・バイアステープが裏に隠れるタイプの縫い方
・スリットにバイアスを付ける方法
・端の処理の仕方 その1
・端の処理の仕方 その2
※洋裁工房の動画は
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という条件が守れればご自分のサイトへ掲載いただいてもかまいません。
(勝手に他人のサイトに貼り付けたりはしないでくださいね。
そんな馬鹿なことをする方はいないと思いますが)
関連ページ
↑バイアスではないですがバイアスに似ているので検索ワードがわからず探しているかもしれないので
関連用語
英語表記
Bias tape