【おさいほう】生地や洋裁道具の劣化について

合皮

原材料にポリウレタンとかかれたものは劣化して
物によっては一緒に収納している生地を汚してしまうものもあります。

一般的なポリウレタン素材は製造してから4〜5年で劣化するそうです。
流通の間と店頭に並んでいる間にも劣化は進みますから、柄が気に入ったから一期一会で次にこの生地には出会えないかもしれないと使う予定もないままに購入しておいておくと、いざ使うときに劣化して表面がパラパラと割れてはがれてきたり、触るだけでネトネトしたりします。
買い置きせず使う直前に買うのがオススメです。

レオタード生地やリブニット、合皮、横に伸びるストレッチ~と名前のついた生地など、ポリウレタンの混紡だったりします。


ちなみに昔の着物は長持ちで100年くらいはまだ着れるという声をよく聞きますが
明治のアンティークがとか昔のおばあちゃんの着物がもったいないからリメイクしたいといわれるのですが

明治時代もう100年以上前ですからね。

相談されて見せていただくとパンッと布を張っただけでピリピリ裂けそうなものもあります。
100年というのも丁寧に保管してあまり着てないという条件で

仮にもっと寿命が長い綿生地でも、何度も洗濯して干して、着ていれば当然劣化しますから昭和の着物でもかる~い力で裂けるものもあります。

素敵な柄の着物でお洋服を作りたいのはわかります。
でも待って。
生地を触っている間に破れていくような使用に耐えないものもありますので、まずはリメイクに耐えるる生地か確認してみてください。

そしてそのお洋服が作りたいデザインのお洋服として、普段している動きや洗濯に適したものかも考えてください

糸は劣化すると切れやすくなります。

もらった糸の場合、いつのものかわからないものも多いです。
両手で糸を持って、左右に引っ張ったとき軽い力で切れたら、完全に劣化しています。

テープ


紐を切るとき先がばらけないようにテープを巻いたりしますよね。
でもセロファンテープは環境にやさしい・自然に還る素材ですから、劣化も早いです。

ニチバンのセロハンテープとスリーエムの

透明美色とメンディングテープを紙に貼って窓ガラスに貼って2ヶ月放置したものです。
セロテープは目に見える変色が起こっていますね。
どうしてもテープを使いたい場合、透明度が必要な場合は透明美色
上から書き込みがしたいという場合はメンディングテープがオススメです

1年経過を見ました

表側

裏側
2018/6/4撮影
透明美色、メンディングテープ共に変化なし。セロハンテープは黄化、さらに縮んでいました。
型紙を繰り返して長く使いたい!
保存しておきたい!
という用途にはメンディングテープがオススメです。

■11年物のセロハンテープ

変色しているのは接着剤の部分で11年経つと接着剤が貼り付けた側に吸い込まれて、表面のセロファンはパリパリになって簡単にはがれました。

輪ゴム

輪ゴムは劣化すると切れます。

布とか、リボンとか輪ゴムでまとめて保管している人は
悪いことはいわないから早めにまとめるものを別のものにするといいですよ


切れるだけでなくとけてしみこんで内側の生地もよごれることがあります。
しみこんで表面の部分をはがしても落ちないので、ゴムでまとめてしまうのはおすすめできません。

まとめたいときは細い紐か帯状に切った紙を巻いて、上記で紹介したメンディングテープで固定するのがいいと思います